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2016年01月25日

まさかとは思いますが・・・軽井沢スキーバス転落事故

まさかとは思いますが・・・軽井沢スキーバス転落事故 本日のニュースでは、転落したバスのブレーキシステムには異常が見つからずフェード現象も発生していないとのことでした。また、これまでに6速MTのギアが事故時はニュートラルになっていたことも判明しています。
クリックで拡大
転落したバスと同型の三菱ふそう・エアロクィーン

何故ギアがニュートラルになっていたか?については、色々言われていますが、私は以下のように考察します。



ある年齢以上のマニュアルミッション(MT)車に乗り慣れているドライバーは、車を惰性で走らせることを何気なく行うことがあります。勿論、過度に行うと危険が伴うことは充分承知したうえで、ギアをニュートラルにして走るのです。実は私もMT車に乗っている時は普通にやってましたし、現在乗っているCVTのインプレッサでやることもあります。
その行為の背景には、エコ運転指向があります。エンジン燃焼室への燃料供給のコントロールに電子制御が導入される前は、ある程度有効な方法だったと思いますが、現在の車にはあまり効果がないことも知られています。
しかも、通常、営業車は会社がガス代を出しますので、そんなことはしないはずですが、もし今回のドライバーが契約運転手ということで、燃料代込で給料が支払われる契約だったり、エコ運転に過度にインセンティブが与えられていたと仮定すると、事故車のギアがニュートラルに入っていたことも納得出来ます。
そのような運転をする人にとって、峠を超えた附近でギアをニュートラルにする・・・というのは絶妙のタイミングなのですから。
そして、下り始めた最初のカーブで3速に入れようとしたけど、エンジン過回転防止プログラムが機能して(或いは、シンクロメッシュ機構がヘタっていたため)3速に入らなくてニュートラルのままに~だからブレーキ踏んでも効きが悪くて・・・焦りまくっているのが、公開されたあの250m手前での蛇行運転・・・ありうる話だと思いませんか? (250m手前での動画からは、バスは前のめりになり後輪はサスが伸びきって浮き上がった姿勢で、とてもエンジンブレーキが効いている状態ではなく、ミッションは既にニュートラルになって突進している様子が窺えます。)

国土交通省のお役人も、県警の捜査関係者もプロですから、当然上述のような可能性は捜査の対象としていることだと思いますが、皆さんお若いし、そもそも国土交通省のお役人や県警の捜査関係者が、マニュアル車の運転が身についているとは考えられないので、上述のような運転の習慣については、ひょっとしたらご存知ないのではないかと思って、そして、このドライバーが契約運転手ということで燃料代込で給料が支払われる契約だったり、エコ運転に過度にインセンティブが与えられていたことが、ギアをニュートラルにした理由のひとつとして考えられることにも気づいていただきたいなぁ、と思ってブログアップしている次第です。

【注1】最後の赤字部を追記しました。2016.1.25 06:50
【注2】更に考察を加え緑字部を追記しました。2016.1.26 01:35


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Posted at 2016/01/25 01:43:30

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この記事へのコメント

2016年1月25日 3:46
大型になれていないドライバーだったみたいで、過回転すぎると弾かれてギヤが入らずニュートラルになるというのは、朝の番組内での検証の時に知りました。そのときは、押し続けていると最終的には入るようなことを言ってましたが、日頃からそういうことが起きる起きた時の対処というのを知らない運転手だったのかな?と思ってしまいます。
停止時ニューラルとサイドブレーキをつかいますが、走行中ニュートラルで走ることはまず私はCVTでもほとんどしないですね。
あ、先が赤信号で超ゆっくりペースになって、クリープで走り出すと困るときにはニュートラルにすることはあるかな。
ニュートラルにすると、アイドリングの燃料噴射になるから、ギヤ繋いでクルージング状態の時よりよけいに燃料食うというのもあるし、トラクションがかかってないから不意の姿勢コントロールができないこともあるので、ニュートラルでの走行グセは付けていません。
コメントへの返答
2016年1月25日 21:29
コメントありがとうございますm(_ _)m

ブログ本文の冒頭で「何故ギアがニュートラルになっていたか?」と書いておきながら、その根本原因を書いていないことに、今朝気づいて、最後の赤字部を追記するとともに、関連部分を朱書き(赤字に)しました。
実際に主張したかった内容・・・ドライバーがニュートラルにした理由・・・はこの朱書きの部分ですが、そこのところがボケてしまっていて申し訳ありませんです。

なお、本文には記載しませんでしたが、CVTでもニュートラルにすることがあるのは、下り坂(但し、直線部分)で、期待する速度になるまでの選択肢として、ギアをトップなどに入れてアクセルを踏む場合よりも燃料消費が少ないと思われるからです。
勿論、非常時には直ちにシフトダウン出来るように準備してのことです。
2016年1月25日 12:44
数十年前のバスはダブルクラッチでギアを入れていましたね。
ギヤシフト棒が揺れているのを腕力で押し入れている感じでした。
回転が合わないと、よくギア鳴りもしていましたね。

近年の路線バスに乗ってみていると、ギアは手首で凄く軽そうに入れています。
何か乗用スポーツ車のクラッチより軽そうな操作雰囲気です。

下り坂ではニュートラルは恐いので、エンブレ多用で常にどこかにギアに入れているのが普通だと思うのです。(特に重量物のバスなんぞでは)

私、思うに…速度による横転の原因は別に何かあって、ギアのNに関しては、横転のショック時にギアシフト棒に何か(重い鞄とか人とか)がヒットしてNになったのではないかと思うのですが。。。
コメントへの返答
2016年1月25日 21:42
そうそう・・・そして、私はMT車(ギャラン)に乗っていた数年前まで、シフトダウン時は当たり前のようにダブルクラッチを使っていました。
『シフトレバーがグラグラ』の車・・・新しい車ですと初代タウンエース、旧い車ですとジープなどがその類です・・・を運転する時は、シフトレバーに触ってもポジション(何速に入っているか)判らないので、常にポジションを意識していましたよ。

最近のバスは、手元のシフトレバーは単なるスイッチでして、実際のアクションは遠隔操作されたエアバルブのオンオフで行っているようですね。

↑の返答にも書きましたが、下り坂でのニュートラルは加速する手段としての選択肢として、ギア直結+アクセルONよりもエコだからです(^-^;
そのへんの勘所を抑えている場合は大丈夫だと考えています。

問題(250m手前)の画像を見る限り、バスの姿勢は、エンブレが効いてタイヤがきちんと接地しているとは考えられない・・・即ち、既にニュートラルになっている・・・と思いませんか??
2016年1月25日 14:30
私も大昔ニュートラルで下った事あります
ガス欠寸前だった事やふざけた時も
そして、当然ながら怖い思いもしました

故意にニュートラルにしたのか?
ギヤが入らなかったのか?
衝撃で抜けたのか? 上記の方に近い考え
いずれにしろ悲しい出来事です
個人的には無理を強いた(情報が事実であるならば)雇用側に責任の多くがあると思っています
コメントへの返答
2016年1月25日 21:53
私は今でもニュートラルで下ることがあります(一昨日の雪山の帰りもです)。これは、下り坂での加速手段の一つとして(ギアを入れてアクセルオフにすると、エンブレが効いて加速しないので)、活用しているのです。但し、万一の場合は、いつでもギアを繋げられるよう留意しています。

そうなのですexclamation
そして、このブログで言いたかったのは、「無理を強いた」或いは「そう仕向けた」具体的な背景を考察してみました。
2016年1月25日 23:35
今晩は。

私もダブルクラッチシフティング派です。
ランエボの場合、クロスミッション機構を有していましたので、パワーバンドを外してのシフティングミスの場合でもこのシフティングは有効でした。
確かに最近の車は性能も良くなり、シンクロメッシュ機構が組み込まれていますので、ワンクラッチシフティングでの操作で事足りていると思いますが・・・。

さて今回の事故の真相は如何に???
コメントへの返答
2016年1月26日 1:17
こんばんはるんるん

私の場合、物心ついた頃からうちにあったトラックや街を走っている路線バスなどのミッションにはシンクロメッシュ機構が付いていませんでしたので、当たり前のようにWクラッチを使っている様子を見ていました。
また、シンクロ機構登場後においても、親父をはじめ周囲の大人たちは(永遠の耐久性が期待できないシンクロ機構をいたわる意味で)、Wクラッチを使っていました。

そんな環境で育った私ですので、当然のように・・・

今回は意に反して・・・ドライビングテクニックで盛り上がってしまいましたね(^-^;
2016年1月26日 8:34
おはようございます

今回の事故、碓氷バイパスの登り部分ではなく軽井沢への下りの部分での事故
道に不慣れなドライバーのオーバースピードと最初は思いました
ヘアピン続きのキツい登りからゆるいカーブの峠の下り
油断してのスピードオーバー、運転ミスを考えました

その後の検証でブレーキの異常はなし
ギアはニュートラルになっていた
国道の監視カメラでのオーバースピードの様子
ギア比が合わないとギアが入らずニュートラルになってしまう車の構造

TMKさんの推察するとおりだと思います

燃料代の節約の真偽のほどはわかりませんが、規制緩和によるしわ寄せが今回の事故の原因の一因になったことは間違いありません
大型バス運転4回目のドライバーに冬の雪道で命を預けるとは・・・

それにしても峠の下りでニュートラルに入れる運転、私には怖くてできません冷や汗2

亡くなられたかたのご冥福をお祈りいたします

まだスキーシーズンは続きますが、これ以上事故が起きませんように
コメントへの返答
2016年1月26日 21:28
こんばんはるんるん

この道路の特徴とオーバースピードから来るコントロール不能な状況を考慮すると・・・
やはり、同じように想像することになりますよね。

更なる情報として、峠道を実に危なっかしい姿勢で駆け抜ける動画、ブレーキは正常、ギアはニュートラル・・・ということが判った時点で・・・私は考えました。
走っている時からギアはニュートラルになっていた・・・ならば何故?ニュートラルにしたか???
下りの峠道で、安全を最優先にするならば、プロドライバーなら絶対にしないであろうニュートラルで下っていたのです。

だからこそ、ドライバーにそれをさせる何かのきっかけがあったはずで、当局にはそれを把握して欲しいと思うのです。


それにしても、大型バス運転4度目のドライバーをスキーバスにアサインする神経が判りません。
こういった運行管理も含めて、きっちりと責任を追求していただきたいと思います。
この会社、存続させるわけには行かないです。それが最善の再発防止策です。

そして、現在は、抜き打ちでスキーバスの運行状況をチェックしているようです。単なるポーズではなく、業界に安全意識が定着するまでは、徹底的な監視が必要です。

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現住所変更(横浜 → 神戸)に伴い追記しました。(2011.5.17) ****************************************** ...

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