
昨日の撮影時間帯は雲が多くて欲求不満気味でしたので、
今朝も国際宇宙ステーション・きぼう(以下、
ISS)を撮ってきました
(^^ゞ
但し、
仰角が74度~13度ととてつもなく広範囲なので、所有する標準ズーム(フルサイズ換算で焦点距離27mm)では、
1枚の画像に収まりきらないのと、昨日よりも早い時間帯だったので、近くの公園で撮りました。
何れの画像もクリックで
拡大します。
近くの公園ということもあって背景はあまり面白くないので、撮影手順を少し交えながら記載します。
まずは、
JAXAのホームページからISSの飛行情報を入手します。 冒頭にあげたのは本日撮影した
ISSの飛行情報です。
情報を基に
見え始めの方角、仰角にカメラをセットしてISSが現れる時刻を待ちますが、アクセントとして遊具、
目印として北斗七星を画面に配置してみました。
今回の撮影条件は、機材はいつもの機材、焦点距離:フルサイズ換算で27mm、絞り:3.5、シャッター速度:4秒、感度:ISO-1000 です。
焦点合わせは手動モードです。また、
星が目視よりも多く写る程度に感度を設定しました。
見え始めは、
ISSまでの距離が438kmと近いので、スグに
画面からはみ出てしまいました。(
5時25分34秒から5時26分16秒まで撮った
8枚を比較明合成)
ISSの方向が北から東に変わって、遠ざかる(下向きに見える)

ので、三脚に固定したカメラを素早く
水平方向(東向き)と
垂直方向(縦画像になるように)に回転させ、更に
仰角を下げて撮影を続けます。
素早くと言っても、仰角が決まらず
3枚ロスしたので、写した画像としては
38秒の空白の時間が生じてしまいました。(
5時26分54秒から5時29分26秒まで撮った
28枚を比較明合成)
軌跡としては、
情報どおり月齢26の🌜
目がけて遠ざかっており、写真には木の陰に入るまで
キッチリ写っています。
同じ画像に
星座線を入れてみました。
黄線:北斗七星
青線:かんむり座
緑線:うしかい座
赤線:りゅう座の尻尾
青線:てんびん座
赤線:さそり座の頭部
ISSの
飛ぶ方向、
現れる時刻、
お天気・・・と
三拍子条件が整うことは難しいので、今はISSの撮影に夢中になっています。 1週間後に弊地方に現れる次回は、
最初の2条件はバッチリなので期待しているところです。
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Posted at
2021/01/10 23:24:04