
3月7日のほぼ正午、遂に今回の旅行
最大の目的地であるモン・サン・ミッシェルに着きました。
モン・サン・ミッシェルと言っても、修道院がある
島の部分と我々が宿泊する
街の部分とは2km強の距離があります。
何れの画像もクリックで
拡大します。
モン・サン・ミッシェル開山から現在までの経緯は次のとおりです。
(Wikipediaより抜粋)
大天使ミカエルのお告げにより、8世紀に礼拝堂が作られたのが、モン・サン・ミッシェルの始まりということです。
10世紀には、ノルマンディー公が修道院を島に建て、11~12世紀にロマネスク様式の教会礼拝堂が出来、その後の増改築を経て
13世紀にはほぼ現在のような修道院が出来上がっています。
14~15世紀の百年戦争時代には、
島全体が英仏海峡に浮かぶ要塞の役目をしたのち、18世紀末のフランス革命以降、
1863年までは国の監獄として使用され、その後は修道院として復元されています。
なお、19世紀には陸との間に堤防を構築して、
鉄道や道路を通して陸続き状態となり、有数の観光地となりました。
ところが、その堤防のせいで、
島の周囲が砂洲化したため、2006年から
「島」に戻す工事に着手し、2014年には堤防の代わりに(海流により堆積砂を取り除くことが出来るよう)
橋脚付きの橋(全長約760m)が開通しています。
ということで、島に渡るには橋を通って行くことになりますが、
街から約2kmの距離があり、ここは一般車は通行できません。
無料のシャトルバスで行き来することになっています。
街から島へ続く道です。一般車が通行できないよう
ゲートが設けられています。徒歩は自由です。
街に到着したのがほぼ正午でしたので、島に渡る前に
こちらのレストランでランチを頂きます。
この動画は、
モン・サン・ミッシェル名物のオムレツを取り分けているところです。
オムレツもクリームも共に
フワフワなのがお判りかと思います。僕は、評判よりも美味しいと思いました。
遠くてカタカタ鳴っている音は、大きなオムレツをお皿の上で叩いて切っている音です
ランチの全容です。ご当地ビール🍺は白ビールです(左)。


フワフワのオムレツとフワフワのクリームは、一緒に食べます
!
メインはハムのステーキ(左)。
オムレツは前菜か? デザートはプリン風?。。。キャラメル美味し(右)。

昼食後はシャトルバスで島に渡ります。
20分おきくらいで運行されていますので、慌てることはありません。
島に渡って(正確には未だ橋の上ですけど)
1枚目のショット。満潮の時間ですが。。。

この日は小潮なので潮位は9m強。。。大潮なら14mあるそうです。砂洲の色が変わっている辺りまで海水がくるものと思います。
修道院のテッペン目指して歩きます
!
所謂、門前町かな。。。
但し、これでも
グランド・リュ(大通り)と名付けられています。
振り返ってみれば、結構な人混みですね。
オムレツ料理用の
フライパンでしょうか???(左)。

坂を上っていく途中にあった教会です。
サン・ピエール教会。。。入口には
ジャンヌダルク像。


通りに面していましたが、判りにくいから? 人も少なくて静かで落ち着いた良い教会でした。
塔の上にある
金色の像が見えてきました。修道院を作るお告げの主、
大天使ミカエルの像です。

以下、どう歩いたか???良く判りませんが、一気に上まで上がった後に、降りて来たのだと思います。取り敢えずファイル番号順に整理してみます。
こちらは
修道院の聖堂になります。 ここにも
大天使ミカエルの像がありました(右)。

迎賓の間。。。
修道院といえども、時期によっては王族や貴族を手厚く迎えていたのでしょうね。
実は、この前に
食事室を通ったのですが、良い写真が撮れていませんでした (T_T)
こちらは、重い荷物などを持ち上げる
巻き上げ機・・・クレーンみたいなものですね。


その動力たるや。。。
囚人が丸い籠の中に入って
籠を回していたそうです。まるで
ハツカネズミ!
外が見下ろせる場所から見た
街と連絡橋です。修道院との位置関係が良く判ると思います。

右奥から流れているのが
クエノン川。河口にある堰は
モン・サン・ミッシェル・ダム。ダムの左側に見える建物群のうち、一番川寄り海側が我々が泊まる予定の
ホテルです。大きくカーブしている
道路の手前側の1/3が橋です。
修道院の見学も終盤です。
こちらは、
聖エティエンヌ礼拝堂で、死去したキリストを抱く聖母マリアの像もありました(右)。


フランスでは、至るところで男女が
抱き合ったり、キスをする風景を見かけます。
遠浅の海岸、そして大西洋を見ようとしていた時に遭遇したので撮りましたが、さすがにその場面は憚られますので、こんな写真になりました。
目のやり場に困ったカモメもそっぽを向いています 笑
その大西洋です。最後にふり返って
大天使ミカエルの像を見て、下山?しました。

門前町=グランド・リュで、サブレ、チョコレート、コースター、キーホルダー等の
お土産品を物色のあと、シャトルバスで街に戻りました。
つづく
【関連のブログ】
◇
フランス旅行(その1:速報)
◇
フランス旅行(その2:シャルトルまで)
◇
フランス旅行(その3:シャンボールまで)
◇
フランス旅行(その4:トゥールに宿泊・撮り鉄してモン・サン・ミッシェルへ)
ブログ一覧 |
海外(遊び) | 日記
Posted at
2025/04/12 22:37:36
タグ
今、あなたにおすすめ