☚ラトビアの首都リーガを出発して約20分、
Juglaジュグラという路面電車・東側終点にて撮った写真です。電車(シュコダ15T)の行先は西側終点のImanta
イマンタになっています。
何れの画像もクリックで
拡大します。
3泊したから3度目の朝食。。。Radisson Blu Latvija Conference & Spa Hotel
最後の朝食です。

リーガから
エストニアの首都・タリンまでは、
中欧で幹線道路の役割を担っている
E67を北上します。


E67は、
チェコのプラハから、ポーランド、リトアニア、ラトビア、エストニア、そして海路(フェリーです)を経て
フィンランドのヘルシンキまで1630kmも続いています。幹線の割には往来が少ないなぁと思っていたら、対向車がバッチで(群れになって)やってきますので、ひょっとしたらと思ったのですが。。。
。。。案の定、
片側交互通行です。
サラクグリーバという街で橋の付替え工事をしていました。


おかげで対向車(トラックがメインです)をじっくりと観察することが出来ました
(^^)/ 待ち時間は10分も無かったと思います。
エストニアとの国境近くで見た標識です(左)。この日、
最初の目的地パルヌが近づいています。


工事現場から10分ほどのドライブで、ラトビア~エストニアの
国境です(右)。最終目的地であるエストニアの首都・タリンまでは、未だ200kmもあります。
エストニアで最初の観光スポット・
パルヌに到着しました。
パルヌは、バルト海に面した
エストニア屈指のリゾート地として知られています。
バスを降りて防風林の中を歩いていると、ツアーのメンバーが教えてくれた看板(左)がありました。

自転車道なのは判りますが。。。帰宅後、
こちらのサイト(右のような画面です)をみると、看板に記載されていた
Route10(Baltic Sea Cycle Route)は9ヶ国に亘り
9,100kmを、そして
Route13(Iron Curtain Trail)は20ヶ国に亘り
10,600kmを走破する自転車道にであることが判りました
! 欧州は地続きですからスケールが違いますね。特に
Route13は鉄のカーテン路! 旧共産圏との国境に沿って走っています。 勉強になりました。
防風林を抜けると、目の前に開けていた。。。
バルトの海! パルヌの海岸は恐ろしいほどの強風でした。
バルト三国を旅していても、内陸部にあるリトアニアの首都・ヴィルニュスからほぼ真っ直ぐに北上していますので、エストニアに入ってようやくバルト海を目にした、という状況です。
昼食は、海辺のリゾートホテル
Hedon SPA & HOTEL内のレストランでいただきます。
ホテルには客室のバルコニーが眩しく映える
裏口から入りました(左)。


前菜は山羊のチーズが乗っているサラダ。。。好みです、そして美味でした



(右)
メインはサーモンのソテー。付け合わせはアスパラとほうれん草と何か? どっちも


デザートはチュロス(左)。ソースはホットチョコ、カラメルでしたか。黒糖じゃないよね?


そして、こちらがホテルの
正面玄関。。。から出ました。SPA & HOTEL と謳っていますが、ここのスパは
泥風呂がウリだそうです。
昼食後は、腹ごなしに?パルヌの旧市街を散策します。

こちらは
タリン門。
Wikipediaでは、バルト諸国で現存する
唯一の17世紀に建てられた門であると結論づけられています。注)本文を読むと16世紀~18世紀の間に建てられたことは言えそうですが。。。
ここで思い出したのは、ヴィルニュスで観た
夜明けの門。。。こちらは、確か
16世紀に造られたと言うことでしたので、混乱しますね。
まぁ、とにかくエストニアの
首都・タリンへ通じている門ということで、パルヌにあってもタリン門、と言われているようです。
続いては。。。
アウグスト・ヤコブソン記念碑。
パルヌ出身の劇作家、政治家です。
ソ連の統治下において、エストニア・ソビエト社会主義共和国の最高会議幹部会の議長を務めていたそうですが。。。
以降、散策した順番に(保存されている画像の順番に)続けます。
エカテリーナ教会(ロシア正教会)。
ロシア皇后エカテリーナⅡの命令と資金援助により、1768年に建てられており、
皇后の名前に因んでエカテリーナ教会と名付けられました。
エリザベート教会。
こちらもロシアの影響を受けています。
1744年着工、1747年完成のルーテル教会です。
ロシア皇后エリザヴェータが寄進したことで、エカテリーナ教会と同様、
皇后に因んだ名称になっています。
ロシアの皇后は、この地の人々を慈しんでいたという訳ではなく、当時はロシア皇帝軍がこの地方に駐屯しており、
駐屯軍兵士のための教会という位置づけではないかと推測します。
街歩きを続けます。気儘に撮った画像の中に、お茶目な婦人警官が入っていました。



さて、こちらは最後に観た
レッドタワーです。
建設時期に関しては諸説あるようですが、パルヌの要塞化工事の一環として、城壁の南東の角に建てられたようですので、ここが旧市街の南端部になります。
ニューアート美術館です。
この裏に長距離バスセンターがあり、そこでツアーのバスと合流し。。。
。。。一路、エストニアの
首都・タリンへ向かいます。
タリン到着
パルヌ街道(E67)を約2時間北上。。。タリン旧市街が見えて来ました
! バックは聖ニコラス教会。
一旦、ホテルにチェックインして休憩ののち、向かったのは、
ミシュラン掲載ということで楽しみにしていたレストラン・
Fotografiska 。。。ですが、なかなか
いただけないレストランでした
(>_<)
まずは、レストランの客としては、ツアー客が2xN名(正確に覚えていませんが
偶数名でした)に、添乗員さん2名を加えた 合計2x(N+1)名という総数です。ところが、用意されたのは、生憎、片側N-1名(のサイズが長いスペースにキッチリ)のテーブルでした。なので両側で2x(N-1)名は普通に座れます。
そこに、無理やり2x(N+1)名を押し込みましたから、
4名の定員オーバーです。その4名を、両端の(議長席になる)テーブルに押し込みました。つまり、
定員2名のテーブル面に4名ずつが座る羽目になりました。
流石に、このレイアウトでは添乗員さんも無理
!と判断されたのでしょう。添乗員さんの2名分は別室にテーブルを用意してもらって、両端は定員2名に3名で座ることになりましたが、両端各3名のお客さんは狭い思いをしていました。また、この旅最後の(メンバーが全員揃っての)夕飯だったのに、添乗員さんとは別々に食べることになって残念でした。
この段階で、
何と気の利かないスタッフだろう!と思っていたところ、やってきたビールが(写真を撮っていれば良かったと後悔していますが)、定量の2/3も注がれていなく、それも
泡が切れ切れに汚らしく注がれています。一応、苦情を言ったので
”修正”これを”辻褄を合わせ”とも言う (-_-メ)して持ってきたのが、このビールです(左)。
泡だけ上から足しているのがミエミエで気分は最悪です
(>_<)


実は、名古屋駅新幹線ホームのキヨスクで同様の事例に出くわしたことがあります。生ビールの樽が最後の1杯未満になった時点で注いだところ、このようなことが発生したのです。軽く指摘しただけでしたが、キヨスクでは、サッと配管を
新しい樽に繋ぎ変え、勿論グラスも換えて、
新たな1杯を提供してくれました。
ミシュラン掲載店が泣きますね
(≧◇≦) 名古屋駅ホームの
立ち飲み以下です。座席の準備と言い、泡だけつぎ足したことと言い、
日本人を舐めていますね。
旅行社のホームページを見ると、未だにこの店使っています。信じられん (@_@)
あまりの出来事に、前菜・サーモンマリネ(上右)の味は覚えていません。酸っぱかったような気がしますが、家内は美味しかったと言っています
ので、美味しかったのでしょう (-_-メ)。
続くメインは、ビーフステーキ(左)。はっきり言って
硬かった! That's all です。


デザートは、バスクチーズ(右)。。。と書いてあったと思いますが、出来損ないのババロアみたいでした。味はそこそこ・・・
「ミシュラン掲載」にしては、
何なのこの店は???とあまりにも気になったので、帰宅後に軽く調べてみると、
星無しのグリーンスターであることが判りました。
マイナス面だけじゃ、私が
単なるカスハラかクレーマーしているみたいで癪ですし、気の毒でもあるので、良い面も
無理やり。。。そう、
ロケーションは抜群でした! ロケーションだけはね! ミシュランもこれを評価しているのでしょう 笑 食後にテラスで少しだけ記念撮影。。。皆さんは記念撮影されていたようでしたが、私は撮り鉄していました
(^^ゞ
景色を若干説明すると、頭が黒い塔は、左から聖母マリア大聖堂、聖ニコラス教会、アレクサンドル・ネフスキー教会です。右端の褐色の塔は、トームペア城城壁の一部・のっぽのヘルマンです。

左奥にあるタリン駅に到着しつつある列車は、エルロン(エストニアの国鉄)の
1300形電車です。この電車は、スイスのシュタッドラー・レール社製で同社のFLIRTが原型になっています。
つづく
【関連のブログ】
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バルト三国(その1:速報)
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バルト三国(その2:往路ヴィルニュスまで)
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バルト三国(その3:ヴィルニュス初日のランチまで)
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バルト三国(その4:ヴィルニュス初日の午後は街歩き)
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バルト三国(その5:トラカイへ)
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バルト三国(その6:KGB博物館@ヴィルニュス)
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バルト三国(その7:カウナス。。。杉原千畝)
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バルト三国(その8:十字架の丘を経てラトビアの首都・リーガへ)
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バルト三国(その9:ルンダーレ宮殿)
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バルト三国(その10:リーガ旧市街)
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バルト三国(その11:リーガ・ユーゲントシュティール建築群)
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バルト三国(その12:トゥライダ城とグートゥマニャ洞窟)
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バルト三国(その13:スィグルダの次はリーガに戻って。。。)