
三日目も朝は9時頃から活動を開始しました。
この日は
一気に標茶まで走りますが、前日の疲れもあり(じゃなくて、本当は撮り鉄に付き合って、
逆さまになった家内のご機嫌を直すために)、稚内駅周辺で
彼女を放し飼いにしてみました。これが後で
標茶のホテルにオンタイムで到着するために大変な努力と
妥協を強いられることになる。。。とは、この時は知る由もありません(
嫌な予感はしていたのですけど)。
何れの画像もクリックで
拡大します。
幸いにも10年ほど前に駅が4代目の駅に代わり、
駅再開発ビル「キタカラ」として生まれ変わっていますので、彼女の
ショッピング欲求を満たすことが出来、取り敢えずは成功したと思います。
こちらが新しい駅舎です。手前にある
黄色いモニュメントは、
元々旧駅構内にあった旧い日本最北端の線路(=車止め)
を復元したものです。現在の
宗谷本線は奥(南側)から来て
新駅舎にくっついて止まっています。
現在の
日本最北端の線路(=車止め)はそこにあって、
この黄色いモニュメントから約100m南側になっています。雪で見えませんが、一応、線路も復元されているはずです。
再現された
旧日本最北端の線路のアップです。
駅舎に入ると、正面には
現在の最北端の線路看板が設置されています。
この向こうに車止めがあるのです。
駅舎=道の駅=キタカラという
欲張った複合施設の内部です。お土産屋さん、喫茶店等が入っています。
二階には展望フロアも用意されており、今の
最北端線路とホームが眺められます。
駅舎のガラス戸の向こうには、先ほどの
黄色い旧車止めが脚部だけ(片側だけで見えにくいですが)写っています。

朝から暫しの休息でしたが、標茶に向かって走り出す前に隣接する
北防波堤ドームも、欲張って見に行きます。
以前にもフェリーから見たり、(多分)
間近でも見たはずですが、記憶が曖昧。。。
そして、
今回の発見は樺太が未だ
我が国の領土だった頃の遺産です。
稚泊航路(ちはくこうろ)とは、
稚内と
樺太の大泊を結ぶ航路なのだそうです。また、
蒸気機関車のC55 49は、1945年までは
樺太行接続列車を稚内駅から北防波堤の樺太行桟橋へ牽引していた蒸気機関車で、1996年までは機関車本体も
こちらに展示してあったということですが、これまた残念ながら記憶が・・・ありません。

更に、今回は
巡視船・りしり(
ヘリコプター甲板付巡視船PL11)も見ることが出来ました・・・もっと寄りたかったのですが、何だか近寄りがたい雰囲気でした。何しろ、観光客は私たちのみでしたから
(^^ゞ
既に10時を回っていたので、慌てて安そうなガソリンスタンドを探して走行中、
稚内駅から一つ目の踏切が鳴りだしました。午前中は
3本しか走らない列車に遭遇したのです
! たまたま後ろに車がいなかったので、車を降りて撮りました。
稚内駅を10:28に発車する名寄行になる
キハ54です。乗客は乗っておらす、(多分)8時過ぎに稚内に到着した列車が南稚内で待機していたものと思われます。
ということで、
10時半頃でしたでしょうか・・・のんびりと
稚内を出発しましたが、この日は、あと
宗谷岬、
猿払公園、
北見神威岬、
釧網本線の北浜駅(そして、出来たらこの春
廃止予定の南斜里駅)等を
観光しつつ、450kmほど先の標茶まで
地道を走る予定(
チェックインは18時)です。
果たして予定どおり行けたのでしょうか・・・
つづく
【関連のブログ】
◇
北海道で遊んでました
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北海道欲張りドライブ(その1:旭川まで)
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北海道欲張りドライブ(その2:旭岳温泉
まで)
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北海道欲張りドライブ(その3:廃止予定駅巡り・前編)
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北海道欲張りドライブ(その4:廃止予定駅巡り・後編)
Posted at 2021/04/05 18:20:23 | |
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