
前日、あれだけ移動して歩いたのに、12月8日は
6:30にモーニングコール、7:00から朝食で、荷造り後に
出発は8:30という慌ただしさでした。
この日はプラハ散策後、180kmほど離れた
チェスキークルムロフまで移動して散策、更に200km離れた
ウィーンまで移動して宿泊、というスケジュールです。
まずは、
プラハの散策。。。
プラハ城から始まりました。
何れの画像もクリックで
拡大します。
プラハの
通勤風景です。
除雪されてはいますが、車のラッシュ、そして寒さは半端ないです。
市電は、タトラ製T3R,PLF。
8:36撮影。

バスはポーランドナンバー、ドライバーもポーランド人・・・
ポーランドの貸切バスは圧倒的に安価らしいです。
バスの運転。。。ずっと観察していましたが、一般道も高速道も制限速度いっぱいで走る、走る。。。
腕は確かだと思いましたが、急ぐときはチョットと思うようなことも、安全第一でやっちゃいます。
こちらはプラハ城に行く途中の写真です。渋滞していたので、窮余の策。。。無理やり左折して
電車道に進入したところで撮った写真です。ずっと先まで行って
割り込んでいました。
プラハ城にそびえたつ
聖ヴィート大聖堂が見えてきたところで降車して散策を開始します。
聖ヴィート大聖堂は
2本の塔(右端)と中央に見える
鐘楼が特徴的です。
以前の訪問では、反対側(旧市街側)から徒歩で往復しました。今回は、その復路のルートを歩きます。
城内に入ると、まずは
旧王宮が出迎えてくれます。中庭に配置されていた
礼拝堂(左)と
コール噴水(右)です。

間近で見る
聖ヴィート大聖堂。当初はロマネスク様式で造られたそうですが、
改修されてゴシック様式で統一されているように見えます。冒頭の写真で、その
繊細な造りが確認出来ます。
大きいですが高さは99mだそうですから、前日観たプルゼニの聖バルトロミェイ大聖堂には及びません。
西側に面して2本の塔があり、鐘楼のある中央入口は南側にあります。


この日は
国賓級のおもてなしがあるようで、残念なことに今回も
聖堂内は観ることが出来ませんでした。会場設営係が出入りしている大扉が開いた瞬間を狙って構えていると、
ダメっ!と
ジェスチャー付で言われました。
遠い日本から二度も来ているのに。。。と言っても覗かせてくれるようなお茶目な御仁ではなさそうでした(一般的にチェコ人は💩真面目と言われています)ので諦めて、聖ヴィート大聖堂を一周することにします。
東側からみた
聖ヴィート大聖堂のお尻・・・クリスマスツリーが雰囲気を盛り上げています。
大聖堂のお尻の方には、
聖ジョージ大聖堂・・・こちらはロマネスク様式で建設され、のちにバロック様式の礼拝堂が増築され、これが更に
ロマネスク様式に改築されたそうです。

聖ヴィート大聖堂の南東側にあった
何も書いていない彫刻。。。ですが、
頭上に5つの星があることから、14世紀ボヘミアの司祭だった
ネポムクの聖ヨハネ(聖ヤン・ネポムツキーとも呼ばれる)の最後を表わしたものだと思います。ネポムクとは南ボヘミアの地名です。
この
ネポムクの聖ヨハネは続編のカレル橋にも登場します。

聖ヴィート大聖堂の北側で目についたのは、この
グロテスクな猫??
調べたら、
ガーゴイルと言って、怪物の形をした
雨どいのことでした。「喉」を意味するラテン語を由来とする言葉だそうです。英語の
ガーグル(🔈のマークをクリックしてみて下さい、
ガーゴイルって聞こえます)ですね。
寒さのため、排水が凍りついていました。
今回、実はお城には裏口から入ったのですが、こちらが
正面から見た旧王宮です。正門から退出します。
こちらの写真で正門との位置関係が判ります。そして
正門には衛兵が立っています。みんな記念写真を撮っていました。


こちらは、第一次世界大戦でオーストリア・ハンガリー帝国が崩壊し、チェコスロバキアが独立して
初代チェコスロバキア共和国大統領になった
トマーク・ガリク・マサリクのブロンズ像です。
民主運動家、哲学者、そして大統領となってチェコの独立&民主化に貢献したことから、
生誕150周年を記念して2000年に除幕されたものだそうです。プラハ城の正門前に
地味に立っていました。
城壁のそばから見下ろした
旧市街方面の景色です。手前と奥に写っている
2本の黒い塔がカレル橋の
橋塔です。人がごちゃごちゃ見えているのが
カレル橋。

これからカレル橋を渡って旧市街へ向かいます。
登城坂を降りていくと、右側の家にチェコ出身の画家、
アルフォンス・ミュシャの記念銘板がありました。そう言えば、前回、今回と二度とも入れなかった聖ヴィート大聖堂には
ミュシャ作のステンドグラスがあるのですよね。返す返すも残念です。

登城坂を振り返ります。
降り切った所にあった広場に面して建っている
聖ミクラーシュ教会。プラハで最も有名な
バロック建築の教会で、アルプス以北で最も価値あるバロック建築のひとつです。ドームは20mの直径を有し、天井内部の高さは49m余り、建築内部の高さとしてはプラハ最大・・・内装は格調高いバロックのお手本と言えますと、案内にありましたが、ここも
素通り。。。何せ
早周りの旅ですから
((+_+))

そして、
同じ名前の教会が近くの旧市街にありますが、そちらは・・・続編で
この広場には
、聖三位一体柱というのがありました。こちらは1713年~1715年にかけて流行した
疫病の集結を感謝して建てられたのだそうです。

市電が走る街角まで降りてきました。
ここまで来れば、
カレル橋は目と鼻の先です。車両はシュコダ製15T3。
つづく
【関連のブログ】
◇
中欧三か国早周りの旅(その1:速報)
◇
中欧三か国早周りの旅(その2:ミュンヘン)
◇
中欧三か国早周りの旅(その3:プルゼニ)
Posted at 2023/12/29 15:58:10 | |
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