ヘルシンキから飛行機で約2時間、眼下には、イタリア北東部から
オーストリアとスロベニアの国境に沿って続く👈ユリアン・アルプスが見えてきました。
飛行機は、そのまま南下してユリアン・アルプスをまわり込んで、スロベニアの
リュブリヤナ空港へ着陸、ヘルシンキからは約2時間半の旅でした。
何れの画像もクリックで
拡大します。
途中、オーストリア上空で、西側から飛んでくる
旅客機を目視で確認。。。コンデジで撮りました。
航空機が
縦横無尽に飛んでいる欧州ならではのショットです。
オーストリアからスロベニアに進入するころには冒頭の景色が見えてきますが、それからぐるっと周ってスロベニアのリュブリヤナ空港へ着陸時点では、

右側に見えていました。
関空からは、
ここまで約18時間を要していますが、そのまま
スロベニアの首都リュブリヤナへバスで直行し、17世紀から18世紀にかけて造られた
旧市街を散策します。
因みに、スロベニアは、1989年のベルリンの壁崩壊とともに始まった東欧革命の中、ソ連の衛星国のひとつであるユーゴスラビアがチトー時代の体制から脱却を開始する過程で、1991年に
たった10日間の戦争スロベニア紛争で独立を果たしています。次に訪れる
クロアチアが、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争と絡んで、ユーゴスラビアから独立するのに
4年もの歳月を要したことを思えば(特に旅の後半で痛感させられました)、実に要領よくやったな、と思います。
リュブリヤナの
旧市街のうち、
リュブリャニツァ川を挟む東西400m、南北300mの範囲を、北側から反時計回りに散策します。
まずは
竜の橋。。。竜はリュブリヤナ市のシンボル、そして緑は市のシンボルカラーです。


この橋は、
フランツ・ヨーゼフ1世の即位40周年(
1848-1888・・・欄干にも彫られています)を祝して1901年に造られました。
続いては、ひとつ上流にある
肉屋の橋。。。2010年落成ですが、お約束の
鍵(愛の誓い)とともに、


橋の上や周辺に展示されている地元の芸術家による
ブロンズ像で賑わっています。
更に上流には、こちらの
三本橋が。。。
写真では判りにくいですが、当初の橋に加えて、1930年代に
2本の歩行者用橋が追加されたことで
三本橋と呼ばれています。
三本橋の北側には、18世紀前半(ハプスブルク君主国統治期)のスロベニアを代表する詩人
フランツェ・プレシェーレンの記念碑が配置された
プレシェーレノフ広場があります(左)。


また、広場に面して
聖フランシスコ会教会(17世紀中盤の建立)もありました(右)。
もうひとつ上流に架かる歩道橋(こちらは最近の建設)から、下流側を見た
リュブリャニツァ川沿いの景色です。
三本橋、
プレシェーレンの記念碑、そして
聖サンフランシスコ会教会が見えています。
歩道橋を渡った旧市街に入ると
市庁舎があり(左)、その前の通りには土産物屋が沢山並んでいます(右)。

スロベニアは
養蜂天国としても知られており、最近は日本でもブームになっているようです。私もこの通りの一角にある蜂蜜専門店で蜂蜜を買いました。

LIPOV MEDと書いてある瓶は
シナノキ(西洋菩提樹)の蜂蜜です。これは気に入りました。
市庁舎の前の通りを北上すると、先ほどから見えていた
リュブリヤナ大聖堂があります。
大聖堂のブロンズの扉です。1996年に当時の
ローマ法王(ヨハネ・パウロ2世)の来訪を記念して造られたそうで、
見覚えのある顔が!!(左)・・・ということは扉だけは意外に新しい??


外観はフレスコ画などで装飾されていますが、実は内部の装飾は相当豪華なものなのだそうです。時間の関係で入れなかったのが残念です。
最後は
青空市場です。こちらに集合して昼食を食べに行きました。

リュブリャナの美しく落ち着いた街並みを堪能した後のお昼は
いきなりビール🍺です
! リュブリャナのビール。。。ですから
ビール瓶に竜の絵が刻まれていたので、画像を処理して明るくしてみましたが、辛うじて見えるかどうか???(左)

午後からは、首都からは北西の方向に位置する
ボーヒン湖、そして最初の宿泊地
ブレッド湖に向かいます。また、二日目は
ポストイナ鍾乳洞を歩いて、
オパティア(ここからクロアチアです)に泊まります。
こちらは、リュブリャナ → ボーヒン湖 → ブレッド湖 → ポストイナ鍾乳洞 → オパティアと移動する予定の経路です。👇
つづく
【関連のブログ】
◇
スロベニア・クロアチア(速報)
Posted at 2024/10/11 15:38:33 | |
海外(遊び) | 日記