その1では、二日目の蓼科到着まででした。かなり駆け足で書いたので、その2、
三日目は少し詳しく記載します (^^ゞ
三日目もパッとしないお天気でしたので、そんな中でも楽しめる場所ということで、
平山郁夫シルクロード美術館@北杜市を訪れることにしました。
この美術館は、日本文化の源流を求めて、40年間、150回以上にも亘って
シルクロードの各地を旅した平山郁夫氏が収集した美術品及び氏が描いた絵画作品が展示してあります。いつかは訪れたいと思いつつも、これまで幸運にもお天気に恵まれていたため機会が無かった場所なので、今回は気合を入れて・・・訪問した次第です。
何れの画像もクリックで
拡大します。
冒頭の写真は、展示品の
仏陀坐像・・・
3~4世紀にガンダーラ(現・パキスタンの北西部)で造られたものです。
蓼科から北杜市に行くには、やはり
鉢巻道路→八ヶ岳高原ラインを走るのが一番スムースです。そして、
最後はK609で甲斐小泉に降りていきます。
そのK609で最も美しい眺めがこちらです・・・
緑の中の一本道で気に入ってます。

ここからは程なくシルクロード美術館に到着
ミュージアムに入場して、真っ先に目に入った
菩薩立像・・・先の
仏陀坐像より1世紀ほど前に、同じく
ガンダーラで造られた立像です。
きりりとした顔立ちに優しさが同居しており好みです。
こちらは絵画作品の圧巻、
大シルクロード・シリーズ専用展示室です。

この展示室には、
アフガニスタンの砂漠を行く、
桜蘭遺跡を行く、そして
シルクロードを行くキャラバンの夫々
日(昼間の絵)と
月(夜の絵)が、
左右対称に展示してありました。三度も入室して鑑賞しました。
シルクロードを行くキャラバン(西・月)
シルクロードを行くキャラバン(東・日)
蝉しぐれの中、美術館の外を周っていると、突然
踏切の警報器が鳴り響く音が聞こえてきました。 慌てて音のする方に走ると・・・
美術館に隣接する
甲斐小泉駅にキハ110が到着したところでしたので、こんな写真を撮っていると・・・
駅舎と列車を合わせて写す間もなく、去って行きました
(>_<)
次は、
小海線終点の小淵沢です。
前日は大王わさび農場で蕎麦を食べたので、この日のランチは
イタリアンです。
久々の
クリスピーなピザ!美味しかったです
さて、昼食後は、
南アルプスの懐に顔をだしているフォッサマグナを見に行くことにします。 地図に記載の
精進ヶ滝駐車場が目的地です。
ところが
R20の牧原交差点から15分ほど進むと、道幅はあるものの、
がけ崩れ補修工事等で、
かなり心細い感じで
家内のご機嫌も思いっきり斜め😡になり、
更に10分・・・
着いた駐車場には、
クマ出没注意の看板が
いくつも!
そして、
肝心のフォッサマグナは、吊り橋を渡って坂道を歩くこと
10分ほど先から川向うに見える・・・らしい。
詳細は
こちら
ということで、駐車場で
暫しクラクションを鳴らし、
クマ除けのカウベルを振り回しながら
意を決して石空川(いしうとろがわ)にかかる
吊り橋に進入します。
僕にとっては
高所+クマの
ダブルパンチ・・・
橋中央で上流側(左手)を見ると、10分ほどと思しき距離の
石空川左側の斜面に・・・
有りました! これが
フォッサマグナ、と
思いたいです!
怖くてこれ以上向こうには行けません(>_<)

そそくさと
最初に車に戻ったのは僕です😅
そして、帰りのR20までの30分弱で、
ようやく家内の機嫌も直って、蓼科の宿に戻りました。
四日目は半日ほど遊んで、神戸に帰ります。
つづく
【関連のブログ】
◇
夏の信州ドライブ(その1)
Posted at 2020/08/08 09:16:53 | |
ドライブ | 日記