
ロイヤルパレスでの王冠見学も含めて約1時間、
ひととおりエディンバラ城を散策した後は、バスでエディンバラの旧市街地をクネクネと網羅して、ロイヤルマイルの終点に建っている
ホリールード宮殿Palace of Holyroodへ向かいました。
何れの画像もクリックで
拡大します。
こちらは、退城後に集合地点となった
トルブース教会Tolbooth Kirk(現在は、
The Hubと呼ばれシティセンターとして使用されています)・・・19世紀にゴシック建築復興運動の最中に造られたもの・・・です。

ここからバスに乗って
旧市街地を
車窓観光します。
出発地点に近い方にあった
スコットランド国立博物館
ロイヤルマイルの終点近くにあったエディンバラ大学教育学部
ロイヤルマイル小学校。
もうホリールード
宮殿の一部である
クイーンズギャラリー。
こちらが、まさにエディンバラ城からほぼ1マイル続く
ロイヤルマイルの東の突き当りに建つホリールード宮殿です。バスを降りて門まで近づきます。
エディンバラ城が荒々しく男性的な景観なのに対して、こちらは
優雅で女性的な佇まいです。
現在も現役のスコットランドの英国王室宮殿であり、
エリザベス女王の夏季の保養地などとして使われていました。英国王室が使わない日は一般に公開されています。
エリザベス女王が120kmほど北にある
バルモラル城Balmoral Castleで亡くなったのは昨年の9月8日です。その後、棺は11日に6時間かけて車でエディンバラに到着し、この
ホリールード宮殿に安置されたそうです。
ホリールード宮殿は見学時間がなくて外観しか観ていませんが、こちらは壁にかけられていた
ユニコーンの碑です。
この碑の下のプレートには、
「この紋章パネルは、元々、この場所にあった門番小屋にあったものであり、それには王室の紋章と、ジェームズ5世王を示すIR5という文字が刻まれている」と書かれていました。
宮殿の入口には15分か20分ほど滞在し、続いては
エディンバラの街を、そして
お城を見渡すことの出来るカールトンヒル Calton Hillに向かいます。
丘の麓でバスを降り、10分ほど歩いて丘に上りますが、
途中の景色も絶景でした。
北海に向かって開いたフォース湾Firth of Forthに浮かぶクルーズ船も出航の模様です。エディンバラ城で一緒になった観光客の一部にはこちらのクルーズ船のお客さんもいました。
少し遠いですが、
フォース鉄道橋も辛うじて見えました。渡邊嘉一さんという
日本人が建設工事の監督役を担っていたという橋です。何と
1880年代のことだそうです。
土曜日の夕方ということで、カールトンヒルが
エディンバラの街の人々の憩いの場になっている様子を感じました。日本からの観光客である我々も現地の人に融けこんでいたかどうかは疑問ですが、
夕陽の逆光に向かってエディンバラ城・全景を堪能しました。

左から
The Hub、
お城、駅に
隣接するホテル(
The Balmoral Hotel・・・時計台のある塔)、そして
スコット記念碑です。お城から見た景色の裏返しです。
カールトンヒルには、トラファルガーの戦い(1805年から1816年)で戦死したネルソン副提督の戦死を記念した
ネルソン記念碑(右)とナポレオン戦争(1803年から1815年)で戦死した兵士を悼む
スコットランド国家記念碑(ギリシャ神殿を思わせるデザインですが
未完成です)が建っています。

ネルソン記念碑のてっぺんには、エディンバラ城にあった13時に空砲を放つ
One O'Clock Gun と連動した仕掛け(小さい球が上下するような)があるそうですが、夕方でしたので見られませんでした。
夕暮れも近くなり、イギリス最初の宿泊地である
ホリデイ イン エディンバラへ、プリンセスストリートを通って向かいました。
西へ約6kmほどですが、その道中は、
エディンバラ観光の復習を兼ねながら進みます。
セント・ジャイルズ大聖堂(王冠のデザインの塔)
The Hub(尖塔が見える)
そして、冒頭写真の
エディンバラ城 などにお別れを告げます。
プリンセスストリートからは、ほぼトラムと並行して走っていたバスも、ここ
ヘイマーケットテラスHaymarket Terraceでトラムとも別れました。

英国到着後初の食事は、ホテルのレストランで食べました。
レストラン内にはカウンターがあり、アルコールは都度支払いの
パブ方式です。
これから暫くは、
エールビール(ここでは
MIDWAYという銘柄)を飲んでいました。
1パイント(568ml)で6ポンド(クレジットの請求額で1,147円)でした。
時差の影響もあったのでしょうか・・・翌朝は少し早く目覚めたので、ホテルの周りを歩いていると、満月から
下弦の月になりかけの月🌖を見ることが出来ました。
つづく
【関連のブログ】
◇
英国旅行(その0:速報)
◇
英国旅行(その1:往路、グラスゴーまで)
◇
英国旅行(その2:グラスゴーからエディンバラ城まで)
Posted at 2023/09/25 19:22:11 | |
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