ミッションスワップ&配線加工
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
先程の整備手帳は良心的ではないと思い、もう少し掘り下げて書いてみます。
GX100をわざわざMTだけスワップする方もなかなか少ないと思いますけど、参考にしてみて下さい。
用意するもの
必要最低限のソケットレンチ
ミッションジャッキ
配線加工器具
トルクレンチ
ブレーキグリス
作業用BGM
お手伝い1人
輸血用の血液
これだけ用意して下さい。
1.バッテリーターミナル
2.ラジエーターファン
3.アンダーカバー
4.マフラーフロントパイプ
5.セルモーター
6.ATFを抜く
7.ATFオイルクーラーパイピング
8.ATレベルゲージ
9.キックダウン用アクセルワイヤー
10.シフトロッド
の順番で部品を外し
11.ミッション前方のメクラを外してドライブプレートとトルコンを切り離し
12.プロペラシャフト
13.ミッションマウント
14.ミッション連結ボルトを外してATを降ろす
2
ATが降りたらフロアパネルにメスを入れます。
だいたいシフトレバーの穴から前方に15cm,左右1cmずつ切断します。
3
MT取り付けは基本的に逆の順序でやりますけど、取り付け前にクラッチプレート内部の切り欠き、ミッションのスプライン、レリーズベアリングとシフトフォーク可動部にブレーキグリスを塗布します。
そこまで終わったら
1.クランクシャフトにパイロットベアリングを打ち込む
2.フライホイール(締付トルク10kgⒶm)
3.SST(クラッチディスクセンタリングツール)でクラッチセンターを出す
4.クラッチカバーを取り付けてSSTを外す(締付トルク2.6kgⒶm)
5.エンジンとミッションを合わせる
6.セルモーター
7.ミッションマウント
8.プロペラシャフト
9.クラッチレリーズシリンダー
10.クラッチパイプとレリーズシリンダーを繋げる
クラッチホース(キノクニ)はAE86、レリーズシリンダー(アイシン)とフライホイール(サイドウェイ)はGA70用を流用。
4
あとはラスティーのフロアパネルを貼って、蛇腹のシフトブーツを付けて配線加工をすれば完成です!
5
配線加工のピンアサインを手書きで簡単に書いておきます。
配線図を見て描いた訳ではないので不安な方は配線図を参考にしてください。
尚、配線図は全て配線が生えている方向から、ツメが上にある状態の図です。
配線はあくまでも自己責任でお願いします。
まずはオートマミッションのカプラーで一番大きな10Pカプラーの4と5を直結し、1と9はマニュアルミッションのリバース信号(2Pカプラー)に繋いでやります。
6
次にスピードメーターを動かす為に、メーター裏にある16Pカプラーの黒いハッチングで記した部分の黄色い配線を切って、カプラー側に残った配線をメーター信号カプラー付近まで引き伸ばします。
7
次にスピード信号用の電源をECTモードスイッチから引き伸ばします。
使用する配線は
3-12V(赤)
7-GND(青)
この2つをスピード信号カプラーに繋いでやります。
8
引き延ばしてきたハーネスをスピード信号カプラー(3P)に繋いでやります。
1-12V(赤)
2-GND(青)
3-SPD(黄)
これでエンジンが掛かり、リバースに入れたらブザーが鳴って、スピードメーターが動けば作業は完了です!
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