
7月1日の日曜日、8か月ぶりに通行解除となるも、その後の豪雨により
翌週末は再度の通行止めとなりました。
多くの人が気を揉んだことであろうと想像しますが、数日後には解除されました。
被災地の皆さんのご苦労、ご不便を考えますと、なんてことのないお話で、
まことに恐縮です。
いずれにしましても、自然の力には勝てない、思い知らされる日々です。
毎年必ず来るとわかっているのに、堤防決壊、土砂崩れ、床上浸水。
防ぐことが出来る、と考えるところが人間の傲慢ではないだろうかと
思ったりもします。
一番良いのは、災害が予想されるような危険なところには住まない、
ということになるのかも知れません。
しかしながらそんなことは、関係のない人が言える話であって、
実際にそこで根を生やして暮らしている人にはなかなか難しい話です。
と言うより、不可能です。
京都の渡月橋沿いの旅館さんだって、川の水があふれるからって
事業から撤退なんてあり得ません。
そうした中、7月14日土曜日、3連休の初日は気持ち良く晴れてくれました!
前日は帰宅が少し遅くなりましたので目覚ましに起こされました。
遅くなった理由は「不謹慎」と受け取られるかも知れないので書かずに
おきましょう。
ウグイスの鳴き声が美しく響くところへ、よけいな音は不要なのですが、
街中で暮らす人間の悲しさ、下界の音が恋しくなります。
携帯は完全に圏外ですが、ラジオの電波はよく入って来ます。
この場所で「ありがとう浜村淳です」を聴く、至福のひとときです。(^_^)

この空と雲。
道路の復旧に尽力なさった管理会社さんに感謝します。
とにかくこの場所にシュッと来れることが幸せです。
3月にここまで歩いてヘロヘロになったので、
有り難みがなおさらによくわかるようになりました。
いきなりですが、僕が知る限り、日本一の山岳道路は
「霧ケ峰ビーナスライン」です。(他はあまり知らんけど・・・汗)
北アルプス、中央アルプス、南アルプスを一望のもとに
ゆったり快走する道路は本当に素晴らしい。
(自然破壊でもあるわけ、ですが・・・)
道路が位置する「中部山岳国立公園」、その名の素晴らしい響き。
山々に秘められたたくさんのエピソードに思いを馳せると
その価値は一層高まります。
※中部山岳国立公園、ではなく、八ヶ岳中信高原国定公園、でした。
2018.08.15追記
20歳の頃に読んだ「時には星の下で眠る」、この小説の舞台にも
なったこの道は、永遠の憧れの場所でもあります。
そのスケールの大きさに比べますと、この快走路は遊園地の
ゴーカート場並みのショボさです。
しかしながらその魅力たるや、まさに「山椒は小粒でもぴりりと辛い」
の喩え通り、ビーナスラインに決してひけを取るものではありません。
(そんな大層なもんかと言われそうですが)

とまあ、そんな素晴らしい道ですが、僕は基本、こんな風に大人しくしてます。
人それぞれでしょうが、僕の場合は来るだけで充分楽しませてもらってます。
くわばらくわばら、です。
さて、ラジオで浜村淳大先生の名調子を聴きながら、ボーッとしておりますと、
見覚えのあるクルマが登場なさいました。
(お話に夢中になって写真は撮りそびれました)
見た目可愛らしいイタリアの小型車ですが、実は実はのシブいクルマです。
オーナーさんは去年の8月以来、お久しぶりにお会いするみん友さんです。
僕よりもずっと年下のハンサムボーイ(今風に言うとイケメン)ですが、
趣味でも実業でもずいぶんご経験を積んでおられます。
禁煙の話題になって、セブンスター、マイルドセブンはやめにくい、
とおっしゃってました。
セブンスター系には何か独特のものがあるようだとおっしゃっていました。
ご自身は外国の銘柄を吸っておられたそうで、今はすでにやめておられます。
僕はタバコは一度も吸ったことがありませんので、ほ~そんなものなのか、
と驚きました。
加えて興味深かったのは、タバコを吸わない人よりも、やめた人の方が
タバコの臭いに敏感になるということでした。
そこは、さもありなん、というお話でした。

標高600m地点です。
クルマならアッという間ですが、歩いて来ると結構シンドおまっせ…。
この日だったか翌日だったか忘れてしまったのですが、
空冷弐気筒エンジンのご名人ともお久しぶりにお話を
させてていただきました。

ああ、楽しかった〜
以上!です。(^^♪
ところで以下は全く別の話です。
書いているうちにダラダラと長くなってしまいました。
僕と考えが違いそうな方は不愉快に思われるかも知れません。
どうかお読みにならずに画面を閉じてください。
大きな災害でご苦労なさっている人たちがいらっしゃる一方で
普段通りの楽しい記事をSNSにのっけるのは「不謹慎」だと
言われていることについて書いてます。
みんカラのブログで大変人気のある方が、ご自身のブログを
削除なさったそうです。
残念ながら、その記事を私は拝読しておりません。
被災地が水不足で苦労されているのに、洗車の様子を投稿する
なんてとんでもない、「不謹慎」だ、となったようです。
話はここからです。
その件に関して別途記事を投稿なさったところ、2000件を優に超える
「イイね!」と200件近くのコメントが殺到していました。
率直なところ、そのユーザさんのことを、それまでは単なる大金持ちの
オッサンだと思ってました。
(僕より年下ですが)
ところが、記事の内容が極めて真っ当であるのはもとより、たくさんのコメントに
対して実に丁寧に返信されているご様子に、この方は相当の人格者なのでは
ないかと思った次第です。
20件のコメントならまだしも、200件ともなると、返信には相当の労力が必要です。
まずムリだと思いますが、1件あたり1分で返信したとしても200分になりますから
3時間以上かかる計算です。
これが倍になれば6時間・・・。
なかには、「私も同感です」、こんな一言だけのコメントもありました。
書いた方には大変な失礼を承知で申し上げますが、これ、必要でしょうか。
これは極端な例ですが、丁寧なコメントであっても既に別の方が書いて
いらっしゃることとほぼ同じ内容のものがかなりの数見受けられました。
コメントして同感であることを伝えたい気持ちはもの凄くよくわかります。
しかしながら、さすがにこれだけの数になって来ますと、ご本人の手間への
配慮があってもいいんじゃないだろうかと思いました。
当のご本人はサバサバっとされているご様子なので、ひと様のブログについて
余計なお世話だったかも知れません。
ということで、改めて「不謹慎」です。

いわゆる途上国ではその日の食べ物すら満足に与えられない
子供たちがたくさんいます。
であるなら、多くの日本人の贅沢な日々の暮らしそのものがすでに
「不謹慎」となるように思います。
そしてその様子をSNSに投稿すれば、無条件で年がら年中「不謹慎」です。
オートバイに3人乗りが当たり前の国もあります。
それを思えば、みんカラで、2台も3台もクルマを持っていることをを
書いていることも「不謹慎」の範疇に入りそうです。

日本人の全てが、毎日タクアンとお味噌汁におかゆを食べて、
お経を唱え、草鞋を履いて暮らしたとしても、貧困に苦しむ
人たちが幸せになるとは思えません。
困っている人、苦しんでいる人の目の前でドンチャン騒ぎを
するのならともかく、そうでもないことに目くじらを立てるのは
実にナンセンスだと思います。
そもそも、「みんカラ」って当事者にとっては賑やかな世界ですが、
少なくとも僕の周辺では誰1人知りません。
(知らん知らん、だ~れも知らんよ。興味ないって。)
今回の豪雨災害で、ご苦労なさっている方でみんカラを知っている
人が何人いらっしゃることか・・・。
ごくごく限られた世界で、自分の趣味を語ることのどこが「不謹慎」
なんだろうと思います。
しかしながら、ニュースで報じられたおエラいさんたちの飲み会、
あれはどうなんだろうなあ、と思います。
身近な話に置き換えます。
今夜から「何十年かに一度」の凄い大雨になるとの重大予報が発表されました。
場合によっては遠方で下宿生活をしている息子のアパートが水に浸かるかもわからない。
田舎で暮らすおじいちゃん、おばあちゃんの家の裏山が崩れるかも知れない。
そんな時に、お父ちゃんが会社のお友達と夜遅くまで飲んで帰る、なんてあり得ますか?
普通の神経なら、心配でたまらんから中止して帰るでしょう。
そうしないのは、心配ではないからです。
翌日になってから、「大丈夫か?」「ずっと心配してたんだよ」なんて言っても遅いのでは。
以上です。