本題に入る前に、昨日の出来事について少しお話します。
2/19付で投稿のブログ「国産車って素晴らしい!・・・でも」
についてカービュー サポートセンターさんからメッセージを頂戴しました。
①使用している画像について「無断転載であるとのご指摘があった」。
②許可を得ていないのであれば「削除していただきたい」。
③対応がなければ、「こちらで画像もしくは記事を削除する」。
といった内容でした。
※画像とは、カー雑誌のページを僕がi-padで写したものです。
率直に申し上げまして大変驚きました。
ショック、でした。
サポートセンターさんは規約通りの処置をなさったと思ってますので
そこに対して異議を唱えるつもりは一切ございません。
まずは、著作権のことをキチンと考えていなかったことを
ここでお詫び申し上げます。
ご迷惑をおかけした皆さん、まことに申し訳ありませんでした。
該当する画像は、メッセージを頂戴してから1時間以内に
全て削除しました。
※2/21(水)13:06サポートセンターさんから
対応へのお礼のメッセージを頂戴しました。
スミマセン、ここからは言いわけになります。
幼稚な書きぶりになりますがご容赦下さい。
これまで4年近く、たくさんの写真をネット上や雑誌から使わせてもらいました。
また、このブログをお読み下さっている皆さんならご承知のように、
テレビからの画像もたくさん使わせてもらってます。
その間、どこからも、どなたからも、何のクレームも頂戴しませんでした。
また、他の会員さんの記事でも、同じような画像の引用や動画の
引用などもお見かけします。
勝手な推測で恐縮ですが、都度承諾を取っておられるご様子も
見受けられません。
ある種暗黙の了解があるのだろう、と甘い解釈をしていた次第です。
また、僕は画像を引用した雑誌にしても、映画にしても直接の批判めいた
ことは極力書かないようにしてます。
書いたとしても、出来るだけソフトに遠回しに表現しているつもりです。
そこには、多少なりとも宣伝になれば、という気持ちがあります。
いい映画を作って欲しい、いい雑誌を作って欲しい、いいクルマを
作って欲しい、根っこにある気持ちはそこです。
版元さんに直接のご迷惑をかけることがないのであれば、
どうかお見逃しいただきたい、というのが偽らざる本音です。
厚かましくて申しわけありませんが、キチンとした結論は出せないまま
今回も手探りで今までどおりの投稿をさせていただきます。
(記事そのものは1/31に下書きしたものです)
前置きが長くなりました。
スミマセン。m(__)m
気を取り直して。
先日観た映画、「祈りの幕が下りる時」、原作を読みました!
※当ブログに掲載した写真は全て、講談社文庫「祈りの幕が下りる時」の
本体、帯を撮影、引用させていただきました。
2018.02.21(水)10:57追記
字が大きくて、老眼には助かります。
改行も多いので、見た目ほどのボリュームはありません。
一気に読めます。
映画を観た後では、主人公加賀恭一郎は安部寛さんの顔しか浮かばないし、
浅居博美も松嶋菜々子さん以外に考えられません。^_^;
結論がわかっているのにぐいぐい引き込まれます。
読み進むのがもったいなくなるほどの面白さでした。
何の落ち度もない人が殺されているところがツラい。
ここはもう少し設定を考えて欲しかった。
うまく書けないのですが、止むを得ず罪を犯してしまった、
という事情がゆるいのです。
ですから、犯人に同情する気持ちにブレーキがかかってしまいます。
憎むべき犯人を探すのがテーマなら、そんなことも思わずに済むのですが、
泣ける、泣かす、というところを前面に出しているので、どうしても気になります。
阿部寛さん、超どアップに耐える男前です。さすが初代メンズノンノ!
それはともかく、原作を読んで改めて、映画が見事であると思いました。
原作の良さを損なうことなく、むしろそれ以上の内容に高めていたと思います。
東野先生ご自身が一番喜んでおられるのではないでしょうか。
脚本を書かれた、李正美さんは女性なんですね。
まだお若いようで、詳しいデータが出て来ません。
あれだけ入りくんだ内容を判りやすくまとめた手腕は
素晴らしいと思います。
決して単なるダイジェストになってません。
こういう映画にしたい、という作り手の思いが結実した作品でした。
とにかく冒頭の掴みが素晴らしかった。
また、捜査会議で進捗をわかりやすくしてくれたところは、
実に親切であったと思います。
「祈りの幕が下りる時」、
映画も本も、値打ちあり!です。
観てから読んでも、読んでから観ても面白い!
ところが、映画レビューを読みますと、「期待はずれ」というご意見もあります。
人それぞれ受取り方がありますので、それを否定する気はさらさらありません。
僕も他の人が絶賛されている作品でツマラナイと思うものはたくさん
ありますから。
それまでに読んだ本、観た映画、実体験などで、印象は変るんだろうと思います。
しかしながら、映画「祈りの幕が下りる時」は、一定水準を大きく超えた
快作である、それだけはハッキリ言えます。
以上です。
今回の画像にもクレームが入るのでしょうか・・・。