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ハヤタのブログ一覧

2020年10月11日 イイね!

「義士」とその妻。

昨日、10月10日、「本当の」体育の日。
まず間違いなく晴れる。

ところがさすがに今回、台風14号の接近を受けて、
その定説は覆されました。

てなことで、自宅に引きこもって、おります。

浅田次郎大先生の「壬生義士伝」。
まさに、読まずに死ねるか、の名作です。

家族を養うために脱藩し、新選組の隊士となり、
「義」を全うした吉村貫一郎のお話です。
(史実を元にしたフィクションです)

終盤、圧巻の手紙文は、涙なしには読めません。
漢文訓読体で実に読みづらいのですが胸に迫るものがあります。

映画、ドラマにもなりましたが、原作があまりにも
素晴らしいので、残念ながら今ひとつ及ばずといったところでした。

コミック版の評判が良いので、取り寄せてみました。
台風の週末を過ごすにはちょうどよい。




これです!
まさにこの世界!
よくぞここまで緻密に生々しく再現されたものです。

背景から何もかも、アシスタントの助けなしに、
全てご自分お一人で描いておられるそうです。

全9巻、と思って読み進みながら…。

いやまだまだ、これだとページ数足らんやろ…。
手紙はどうなるんだ?



…え…やはり…

ところが、10巻はまだ出版されていない…。
いつ、なんだ?

検索しておりますと次のような記事が…。




ながやす巧先生は体調を壊され、一時休筆なさっていたとのこと。




ながやす巧先生、そして奥様、本作を地で行かれる「義士」と
その妻であらせられます。


…そして強引、無理矢理、ですが…汗。



「人馬一体」の初志を貫く、スポーツカーの「義士」、マツダロードスター。

以上、おもさげながんす…。
Posted at 2020/10/11 15:41:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記
2020年09月26日 イイね!

こら絶対映画になるやろなあ。

ドヨヨンの週末、自宅に引きこもってます。


宮本輝大先生の新刊「灯台からの響き」。
新聞広告で気になっていた本です。

ローカル紙で連載されていた小説の書籍化なんだそうです。




若干お高い目ですが、文庫本が出るまでは待つのは辛抱できませんので、
すぐに買い求めました。

宮本大先生の作品としては、少し物足りない感じもしたのですが、
最後まで飽きることなく読ませていただきました。




妻に先立たれた「中華そば」屋の店主が、
ある出来事をきっかけに灯台を巡る旅に出る。

本の帯にある「亡き妻の知られざる過去」とは?

年齢が62歳ということで身につまされるところが多々あります。

リタイヤ後にクルマで日本各地を旅行するというのは、
みんカラの皆さんにとっては見果てぬ夢ではないでしょうか。

ところで、あと何年生きられるのか?
これは誰にもわかりません。

でも、いつか必ず死ぬ、ということだけはわかっている。
何という不条理…。

とりあえず僕も還暦はクリアしました。
ここまで生かされたことに感謝します。

これから先の時間は「おまけ」として、
年刻みで考えたいと思ってます。

それはともかく、産んで下さいと頼んだわけでもないのに、
何でこんな面倒くさいことをするために産まれて来たんだろう、
という思いは、この歳になっても頭から離れません。



カバーを外すとこんな演出が…。
この仕掛けはネットの書評で知りました。

地方の美しい風景と灯台、人との出会い、そして謎解きの旅。

こら絶対映画になるやろなあ。
キャスティングが楽しみです。(^_^)



若い頃からの憧れだった2シーターオープンのスポーツカー、
分不相応な贅沢ですが、手に入れてよかったと思います。
後もう少し遊ばせてもらえたらありがたい。

以上、です。
Posted at 2020/09/26 10:47:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2020年04月28日 イイね!

ツカミはよかったんですが…。

みなさん、お疲れ様です。

結局この本、最後まで読み通せなかったので、
下書きのまま放置していました。

前回ブログで頂戴したコメントのお返しの意味で
タイムリーかなと思い投稿いたします。


実際ツカミはよかったんですが、途中から辟易しました…。
まずは冒頭部を引用しますね。

引用開始。

京都の母が送ってくれたお饅頭がなくなったので、
東京・新宿のオフィスで、

「私のおまん、どこにいったか知りませんか?」と、たずねました。
「私のおまんがないんです。」

「おまえ、昼間っから何言ってんだ!」

職場では大騒ぎ。

京都では「おまん」は、主に女性が使う、キレイで上品な言葉なのに。
もうこんな、恥ずかしい思いをするのは嫌です。

「全国アホ・バカ分布図」みたいに、その言葉の全国方言分布図を作って
もらえませんか。

引用終わり。



松本修著 「全国マン・チン分布考」より。

松本修大先生は、あの天下の名テレビ番組「探偵ナイトスクープ」を
生み出し、関西ローカルから全国ネットまで育て上げた名プロデューサーです。

その先生が、かつて番組の中で、アホ、バカに該当する言葉は、
全国的にはどのような言い方があるのか、という視聴者の問いに
答えて、分布図を作成し、本も発表し、世間的に大きな評価を
受けました。

同じように、冒頭引用した文章で視聴者からの依頼があったのですが、
これは放送コードに抵触するため、番組としては成立出来ない。

ただ、埋もれさせるにはあまりにも残念だということで
本にまとめられたということです。




いかんせん350ページは長かった。
そこで「おめ○」だの「おそ◯」だの、伏せ字なしで
まともに書いたものが延々と繰り返されます。

さすがの僕も半分くらいまで読んだところで、
辟易して、投げ出してしまいました。

読みかけた本を途中で止めるのはとても気持ちが悪いのですが、
もういいかな、と思ったのです。




こんなバカバカしいネタをよくぞここまで掘り下げて、
学問的に考察したものだと驚嘆します。
それくらいの素晴らしい力作なんですが、
僕には根気が足りませんでした。

ご興味をお持ちになった方、ご一読されてはいかがでしょうか。

以上!です。(^_^)
Posted at 2020/04/28 14:44:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2020年03月04日 イイね!

ここまで書けるものなのか…。

月曜日の晩に微熱が出て、なかなか下がりませんでした。
時期が時期ですので、昨日と今日、お仕事をサボって自宅で
過ごしてます。



ひと昔前なら、カゼごときで休むなんて白い目で見られたもんです。
今は反対に何故ムリして出て来るのと言われそうです。
(どっちみち窓際なので、ボクがいなくても誰も困りませんが…汗)

今は平熱に戻ってますが、何だかめんどくさくて明日も
おウチでジッとしときたいなあ、と思ってます。
そのうち、「キミ、もう来なくてもいいよ」、なんて言われそうです。

根が小心なので、ビクビクしながら、DVD三昧、読書三昧です。
小学生の頃、風邪で休んで教育テレビの「おはなしこんにちは」や
「おとぎのへや」などを後ろめたい気持ちでみていたことを思い出します。

1月から2月にかけて8回、木曜深夜に放映されたミステリードラマです。


鶴見慎吾さん、いい味出してました。
高校聖夫婦の兄ちゃんが立派な役者さんになったもんです。
まさに継続は力なりだと思いました。

工藤監督の息子さんも真っ直ぐな熱演で好感が持てました。



ピアノが重要な役割を果たしていました。


地方都市で起こった凶悪な連続殺人事件。
警察の懸命な捜査にも関わらず犯人の目星が立ちません。
地域住民は恐怖のどん族に突き落とされます。

6回まで見たところで原作が読みたくなり、近所の本屋さんで購入。
不気味なドラマですが本はそれを遥かに超える気持ちの悪さでした。



「連続殺人鬼カエル男」中山七里

刑法39条、という法律に対する考え方が大きなテーマになってます。

グロいお話なので、万人におすすめするものではありませんが、
ご興味ある方はご一読なさってはいかがでしょうか。

こういった出来事、このような表現が世の中にはあるのか、
ここまで書けるものなのか…。
実際にあった事件、事実を参考にされているものと想像します。

そのままではとてもテレビ放送は出来ないお話です。
高いクオリティでドラマ化した作家さんの力量に驚かされました。
(おそらくかなりの低予算だと思われます)



「さよならドビュッシー」

ついでにこちらも一気読み。
「のだめカンタービレ」のミステリー版でした。

ミステリーマニアの人には最初から結末が判るそうなんですが
ボンクラのボクにはもちろん判りませんでした。
あ〜、やられた〜でした。


そしてコイツを読み終えました。


「連続殺人鬼 カエル男 ふたたび」

まだ3作しか読んでませんが、ところどころに表れる
中山センセの真摯な考え方には共感します。
それが余計だと評する人も多いようですが。

「しゃきっとしろい!
被害者が誰であろうが犯人が誰であろうが、
現場に足を踏み入れた瞬間に手前ェは刑事なんだ。
感情は見せるな。五感と足だけを動かせ。
被害者を悼む気持ちがあるなら犯人に手錠をかけろ!」
※「連続殺人鬼 カエル男」から引用。
カッコいい〜
(なんかどこかで聞いたことがあるような感じもしますが)

「カエル男」をきっかけに猟奇事件を調べてみました。
もうとんでもない残虐な事件が、それこそ枚挙にいとまがないほど
あることに驚きました。もう無茶苦茶です。
まさに事実は小説よりも奇なり、です。




…ああ、明日も休みたいなあ…。
Posted at 2020/03/04 18:26:10 | コメント(8) | トラックバック(0) | | 日記
2019年06月11日 イイね!

…1冊…余った!…(^_^;)

実に残念だった映画、「空母いぶき」。

映画レビューのサイトでは惨憺たるありさまなのに
なぜか、みんカラでの評判はいい…。
(原作のファン、とおっしゃる方でも)
不思議で仕方がありませんでした。

みん友のH−SADAさん、原作の大ファンでいらっしゃいます。
原作との乖離、圧倒的な不評を知りながらも、あえて確認の意味で
劇場へ行かれました。

ブログで一刀両断!
実に爽快なレビューを書いて下さった!

原作は別物、素晴らしい、とのお話。
ならば、ということで、お昼休みに近所の本屋さんへ。

ひとまず5、6冊買うつもりでしたが、あいにく2巻がない。


飛ばして3、4と買っても仕方がないので1巻だけ。




お値段はこれ。


帰宅時、2巻以降を買うため、別の本屋さんへ行くと…。



こんなのがありました!
(ああ、そう言えばネットで見たような…。)

1、2、3巻セットで600円…。
1冊分の値段です。



※一冊ごとの価格表示はありませんでした。

この金額だと2巻と3巻をバラで買う意味がない。
1巻がダブりますが、仕方なくこのセットを買いました。




…ということで、1冊、余った!

さあそして、肝心の内容は…。

まだ1巻を読んだだけですが、一気に読み進むのがもったいないほど面白い!
実に細く丁寧に描かれています。
たしかに、映画とは全く別物でした。

全巻読了後には、いわゆる「お花畑の住人」である僕の考えも
少しは変わるのかな…。

色々な考え方を知るという意味では、参考になりそうです。
いずれにしましても、ゆっくり読ませてもらうことにします。




以上!です。(^_^)
Posted at 2019/06/11 11:45:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記

プロフィール

「キダ先生!お疲れ様でした。あ!新野先生!こんなところにお名前が…。お元気ですか!」
何シテル?   05/16 21:40
起きて半畳、寝て一畳、天下取っても二合半。 かつての「新人類」、今や還暦過ぎたジイさん。 何シテル?へのコメント返信は欠礼しておりますm(_ _)m...
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