行方不明になっていた山の写真が出て来ましたので
2023.02.23に投稿したブログを加筆修正して再投稿いたします。
ご興味ありましたらお読みください。
北アルプス(飛騨山脈)西穂高岳から奥穂高岳へ縦走したお話です。
もうすぐ夏山シーズン到来、ご参考になればと思います。

ネットから借用。
上の写真は上高地から穂高岳の眺めです。
左端の西穂高岳から奥穂高岳の稜線を歩きました。
(穂高岳という一つの大きな山の目立ったピークに西穂高岳、奥穂高岳、
前穂高岳、北穂高岳、と名付けたと考えると分かりやすい)
これのコースは見た目よりもかなりハードな行程です。
今の僕には絶対に歩けません。
(かなり無謀なことをしたと反省しております)
上高地と反対側の新穂高温泉からロープウェイを利用して、
西穂山荘を出発点とする行程を取りました。
あれからいつの間にか30年も経ちましたが、
自分の中ではついこのあいだのことのように感じます。

この時のメモです。
以下、書き写します。
( )書きは今回加筆したものです。
1994年7月21日 木曜日
03:30
起床 弁当で朝食

04:25
スタート(西穂山荘)※写真は前日のもの
(30年前、です)
05:25
独標 しんどいなあ

(北アルプスの岩場を歩くのにヘルメットなしというのは、
今ではとてもとても考えられません。)
30年前、です。

(これね、独標付近からの眺めで、一番手前がピラミッドピーク、一つおいて
奥の丸い感じの山が西穂高岳、だと思います。)
05:25
スタート
06:10
ピラミッド

06:50西穂頂上(僕の真後ろに槍ヶ岳があります)
(持っているプレートは現場にあったものです。)
30年前、です。

(西穂山頂から槍ヶ岳
中央付近、赤ちゃんのおチンチンのようなトンガリが槍ヶ岳です。)

(遠くに小さく富士山が見えます。)

どの地点で撮ったかは不明。
稜線から右手は焼岳。遠くに見えるのは乗鞍岳。
07:40
(西穂頂上)スタート
08:30
休けい。やはり険しい。
09:10
天狗のコル?
09:30
天狗岳?ここまでの登り こわかった
09:55
西穂 奥穂 岳沢 分岐

(撮影時間、地点は不明)
10:30
小休止 こわいこわい

(逆層スラブ ここは見た目ほどは怖くなかった。撮影時間は不明)
12:15
たいがい こわい所 通ったけど まだつかない
12:40
馬の背
※ロバの耳、ジャンダルムは巻いてやり過ごしたようだ(2023.02.23加筆)

(奥穂から「馬の背」を振り返る。)

13:00奥穂山頂
(西穂山荘スタートして8時間、もうヘロヘロでした。)

(奥穂から穂高岳山荘への下り)

13:50
奥穂高岳山荘。(← 穂高岳山荘)
むちゃくちゃこわくてしんどかった
30年前、です。

(奥穂高から涸沢カール)

(ネットから借用)
15:10
それにしても、西穂から奥穂はこわかった。
気合が入ってないと危ない。
どんなにこわくても、一旦、歩き出したら
引き返せない。
山登りも、あんまりいちびったらあかんなあ。
岩登りなんてとんでもない。
本当は槍まで行くつもりだったが、天気も悪そうだし、
しんどくて、こわいから明日は白出沢を下る。
以上、メモからの書き写し終わり。

奥穂高から槍ヶ岳

30年前です。
新田次郎「孤高の人」を読んで単独行にこだわっていました。
実に無謀なことをしました。
生きて還って来れてよかった…。
反省と共に感じています。
まあしかし、長いこと山に行ってないなあ…。
以上、です。
Posted at 2024/07/07 16:32:19 | |
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