東日本縦断の旅、最終日。私が北海道を離れている間、随分と季節が進んだ感じがする。30℃を超える暑さと北国の寒さ。この短い期間に目まぐるしい気候変動を体験した。
歯を磨いて荷物を整理整頓。このルーティンも今日が最後かと思うと寂しいもの。後ろに荷物を入れている時、リアハッチの角に額を強打・・・ こりゃ、だいぶ疲れているね・・・ 余市町を出発し、隣町小樽市へ。
北海道 小樽市 小樽運河
北海道屈指の観光名所。観光客が多く、(特に中国人)その辺を歩いてすぐ車に戻った。楽し気な雰囲気が今の自分には目に毒になってきている・・・
小樽の老舗の蒲鉾屋さん。何年か前までは古い建物だったのに、いつの間にかハイカラなガラス張りに建て替えられていた。儲かってまんな?
作っている様子は無料で見学できる。蒲鉾買って札幌に向かう。
札幌市内で食事。食べ放題なので夕飯ももういらない。最後の晩餐だし、多少お腹痛くなっても大丈夫でしょ。食後には日が傾き始めていて、夕日をボンヤリ見ているうちに40分程ど居眠りしていた。
少しでも長く旅気分を味わいたくて、市内を流す。でも、次第に行く所もなくなり、疲れも出てきた。ここから自宅へは3時間くらい。日が変わる前にはゴールするように8時くらいに札幌を出る。
「今回も色んなトコに行ったよな~」と、自己満足に浸りながら、国道275号と12号を北上。頭から溢れるような思い出をリフレインしていたせいか、帰り道がいつもより短く感じた。
北海道 旭川市 自宅
長い旅も遂に終わり。総走行距離は3,544.8km。歴代三番目の走行距離となった。大きく息を吐いて、キーシリンダーをOFFにする。車にも「お疲れ様」の意を込めてハンドルをさすってやった。
家に入ると、何故か未視感を覚える居間と自室。ずっと車内とホテルに滞在していたので感覚がおかしくなっているのかも知れない。荷解きは後日改めてやるとして、とにもかくにも体を休める。布団の中、道中で撮った写真で旅を振り返りっていると、やがて眠りについた。そして、ハンディカムの充電器はやっぱり部屋に忘れていた。
今回も・・・
トラブルなく・・・
無事に・・・
旅を・・・
終えることが・・・
できた。
・・・このような旅は今後、予定が取れるかはわかりませんし、北海道は長くて深い雪に閉ざされる冬に突入します。しかしながら、また「いつか」はこんな長旅をしたいものですね。私の人生にまたひとつ良い経験が積み重なりました。「いつか」はいつ来るかわかりませんが、機会があればまたこうして記して行きたいと思っています。今回も楽しい思い、させてもらいました。
それでは、いつかその日まで!
今回の走行 北海道 余市町→北海道 旭川市
総走行距離 3,544.8km
旭川~東京 東日本縦断の旅2018 ~完~
ブログ一覧 | 旅行/地域
Posted at
2018/11/25 18:00:19