キーレスエントリーシステム交換

訳あって、10日ほど車に乗れない期間があり、久しぶりにエンジンを掛けようとしたところ、完全にバッテリーが上がっており、ルームランプすら点かない状態でした。

CCAテスターでバッテリーを調べてみると、電圧は6V台、CCAは計測不能…完全にスッカラカンです。

ここまでのバッテリー上がりは人生初。

何かの電装品が点きっぱなしになっているような状態ですが、明らかに点きっぱなしのものはないので、何かが壊れて電力を消費し続けているということでしょう。

まず怪しんだのは、後付けの電装品で常時電源を使うもの。
(そうでないと、車両に元々付いている電装品の故障ということなので、かなり大変)

後付けで常時電源を使うのは、社外キーレスエントリー、ETC、社外オーディオデッキぐらい…それら全ての配線を一旦外しました。

その状態でクランプメーターで電流を図ると、60mA程度の消費量…正常範囲です。

ひとまず安心。

次に、外した後付け電装品を1つずつ繋いでいき、その電流を図ります。
電流消費量が上がったものが原因という訳です。

すると、社外キーレスエントリーシステムを繋いだ時に、一気に電流値が3Aほどに。

3A x 12V = 36Wなので、フォグランプが点きっぱなしになっているぐらいの消費量でしょうか。

原因はキーレスエントリーシステムの故障で間違いないようです。

新しいものに付け替えるので、配線も含めて取り払いました。

単純なキーレスエントリーシステムなら、2,000円ぐらいからあるので、ネットで購入。

この型のマスタングのドアロックシステムは「極性反転方式」なので解りづらいですが、古いキーレスシステムが使っていた配線に繋ぎ直すだけなので簡単。

新しいキーレスエントリーシステムはトランクオープン機能もあります。

幸い、この年代のアメリカ車は電動オープンなので、新たにモーターなどを追加する必要はありませんが、車両側はプラスコントロールで、キーレスシステムはマイナスコントロールなので、変換してやる必要があります。

ネットで変換器を購入…以前はエーモン社から販売されていたんですが、製造中止のようで、同等品を探しました。

元々使っていたサイレンをアンサーバックに使うことも出来るのですが、音がうるさかったので、小型のブザーを買って室内に設置しました。

本来ならトヨタなどの純正アンサーバックのように「ピッ」「ピッ、ピッ」と鳴るはずなのですが、ユニットからの出力時間が長いので「ピー」「ピー、ピー」と鳴ってしまいます。

安っぽい……まぁ良いか。

ウィンカーのアンサーバックは面倒なので配線を付けませんでした。