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イイね!
2016年05月22日

夢の後。













近年は殆ど旧車ばかりにしか興味が行かないので、こういうカーマガジンは買わなくなってしまったのですが、久~しぶりに読んでみました。






でも、本編ではなく・・・、













付録が目当てだったというw



やっぱり旧車でした(^^ゞ




"世界遺産"とまで言い切ってるから、それはそれは名車と名エンジンのオンパレード・・・、


















と、その中にホンダZがあるではないか!



しかも水冷エンジンのSA型。


んー、なかなか良いセンスしてるねーw












この画像は水冷最初期型のタイミングベルトとファンベルトのケースが一体型になってるタイプだ。

ウォーターポンプのプーリーが分離できないヤツ。



実際の動力性能は空冷のN360型だったんだけど、今の大衆車が採用しているジアコーザ方式をいち早く採用したってとこが革命的なんだろうね。

そこが世界遺産に相応しいってか。




こういう取り上げ方は嬉しいよ。










他にもサブロクやゴーゴーマルのKカーが収録されてたので、この編集者はナカナカの好き者と見た。



オイラもフェローマックスの40馬力は驚いたもんなー。









サブロクの40psなんてどれだけのカリカリ・チューンだったんだよっ!


速さではフロンテクーペの方が上手みたいだったけど、乗り味は勝るとも劣らぬほどレーシーだったと聞くからコイツは運転してて面白かったと思うぞ。








でも、このエンジンの画像はダイハツZM5型エンジンじゃなく・・・、













オイラのZに積まれてるホンダEA型エンジンなんですけどー!!!!!











う~ん、詰めが甘いなー。



別にディア○スティーニに倣って突っ込みネタを準備しなくてもイイじゃん。








しかし、今はこれらのような名機と呼ばれるエンジンがあるんだろうか?


何だか電子デバイスの方ばかり注目されちゃってて、動力の方は脇役になっちまったような・・・。



まあ、現代はエンジンに夢のある時代の後になってしまったんだろうなー。




















も一つ入手したのはモーターサイクル・レーシングマガジンであるレーサーズのバックナンバー。



バイクブームが頂点に達してた1980年代後期のTT-F3ヒストリー。












そのただ中に現れたのがRVF400(NW0)。


V4エンジンでヤマハスズキカワサキを圧倒し、山本陽一選手の手で85年、86年と連続チャンピオンを獲得。



そして満を持して86年の最終戦に革命的なリヤサス、プロアームを投入。










それを市販車に反映させたのがオイラが乗ってるVFR400R(NC24)だったんです。



既にNC21でレーサーレプリカの形は出来上がりV4カムギアトレーンが採用されてたので、NC24は市販車初のプロアーム装備やキャブの口径を広げるなどの改良を施した進化型。













カウルを取った姿を見ると一目でVFR400Rが同じ形状のフレームを持っている事が分かります。


この時代は保安部品を外しスリックタイヤを履かせれば即レースに出れたようなバイクが普通に市販されて公道を走ってたんです。

それが多くの人を熱狂させ、年間32万台の販売を記録するバイク市場が出来上がりました。








また、連勝街道を爆進していたホンダはRVFの戦闘力が十分あったにも関わらず直列四気筒の技術も磨きたいとRCBを実戦投入。


結果的には強烈なエンジンブレーキの対策ができなかったため優勝争いに加われず早々に表舞台から消えますが、それだけホンダに余裕が出るくらいRVFが強かったって事なんですね。











しかし、栄光の日々は長くは続きません。


1987年、スランプに陥った山本陽一選手に代わり田口益充選手のRVFが激戦の末ヤマハYZF、ヨシムラ・スズキGSX-Rの包囲網を振り切りタイトルを取りますが、ホンダ最強の時代はそこまででした。


1988年、田口選手は3度の優勝をしながらもチョットした歯車の狂いでチャンプの座を逃しタイトルはヤマハの塩森利修選手の手へ。


そして1989年にワークスが事実上レギュレーションで締め出されたためNW0Aから始まったRVFの歴史はNW0Dで終わりました。


それと共にレーサーレプリカへの興味、そして単車に熱狂する若者が失われバイクブームも過ぎ去って行くのです。






皮肉な事にVFR400Rシリーズで一番人気のあるNC30は唯一チャンピオンの座を逃したNW0Dを元にして開発されたマシンであり、バイクブーム衰退期元年に発売されたのでした。







大きな大きな夢の祭典が開催されてた真っ只中に誕生したオイラのNC24。

何だか惚れ直してしまいましたよ。















そんなVFR400Rで出かけた東日本縦断ツーリング2016後編が完成しました。


「今年のGWも楽しかった」なんて夢の後みたいな感傷に浸りながら作成しましたので、よろしければお付き合いください。




ブログ一覧 | VFR400R話 | 日記
Posted at 2016/05/22 21:18:12

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