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なんとなく東北電力の契約状況を確認しにHPを訪れると・・・
なんじゃこりゃぁ！
慌てて東北電力に問い合わせると
「あ、それ7月29日に公表してっから。」(脚色してます)
・・・知らねーよ！啓蒙したのかよ！！と突っ込んでおきました。

深夜電力を利用するプランは「選択約款」と言って
12月から燃料費調整単価が1kWhあたり3.47円→12.57円に爆上げします。

深夜電力のメリットが薄れるばかりか
昼間の電気を「さらに」節約しないとヤバい事になります。

損得勘定は追って計算したいと思います。

洗車に欠かせない高圧洗浄機。
今夏使用中にノズルのトリガーを放しても
モーターが回り続ける現象に見舞われ
とうとうモーターが焼き付いたらしく
ウンともスンとも言わなくなってしまい
購入後6年経過し保証が切れているので
これまで放置してきました。
・・・このままじゃ洗車はおろか
年末の大掃除にも使えない・・・と言う事で
一念発起しDIY修理することにしました。

先ずはホースとか車輪とか外して、だるまさん状態に。


次にスイッチノブと黄色い意匠カバーを取ります。
爪で嵌っているだけなのでヘラで外していきます。
銘板の下に何か隠れていると思いましたが外さなくてもOKでした。


再び裏側、ノズル・洗剤ホルダーが邪魔なので外します。
2ヶ所の爪を解除して上に引き上げるだけです。


いよいよビスを外していきます。
パッと見、内6角(ヘキサゴン)ですが
2.5㎜はスカスカで3㎜は入りません。
正解は「T15トルクス」でした。


御開帳！
モーター・ポンプユニットが鎮座しています。
4ヶ所ゴムマウントでフローティングされています。
上側2か所でトルクスビス留めされているので外します。
トルクスビスは全て同じ長さで統一され作業性良好。

右側の白いプラスチック部分が制御ボックスです。
ユニットは4本の通しボルト(内六角)で締まっていて
これを外さないと制御ボックスは外れません。

モーターは○部分から水が通っています。
何と「水冷」でした！どおりで高い筈。。。
水冷にする事で静音化を図っているとの事。


4本の通しボルトは物凄い高トルクで締まっています。
L字型のヘキサゴンレンチしかないので緩めるのが大変。
10分ぐらい格闘してやっと外れました。

モーターが斜板を回し、3個のプランジャを押す仕組みです。
密閉構造でグリスが封入されしっかりした構造。
斜板を回したところスムーズに回ったので
動かなかったのは焼き付いた訳ではなく
何らかの安全装置が働いていた模様。

やっと制御ボックスの御開帳です。
中身はなんと！シーソースイッチのみｗ
重厚なユニットから想像がつきませんｗｗｗ
(予めググって知っていましたが)

スイッチは「常時ONモメンタリスイッチ」で
スイッチノブでOFFするとカムで強制的に接点が開く構造。
ノズルのトリガーを放すと水圧が上がって
プランジャがスイッチを物理的に押す構造。
なんとモーター制御は「からくり」でしたｗ

外したスイッチは何処かで売っていそう。
型番控えとけばよかった。。。


スイッチをバラすと案の定接点が固着していました。
こじって接点を外します。


可動接点の煤を拭き撮ると相手の接点が溶着していました。。


マイナスドライバーやペーパーを使って接点を綺麗にしました。


そして定番の「タミヤ接点グリス」をたっぷりお見舞いします。


復帰作業。
4本の通しボルトは初期状態の様な高トルクで締められないので
ロックタイトを塗布して電動インパクトで締め付けました。
制御ボックスの爪の一か所、勢い余って折ってしまったのは内緒だ。


・・・無事復帰し動作確認した結果
何事も無かった様に動き出しました。

ノズルのトリガーを放すと連動してモーターも止まります。
半年前とは明らかにOFFするレスポンスも早く良好です。
ついでに半年ぶりの洗車に勤しみましたとさ。
めでたしめでたし。

・・・作業机として重宝している安物折り畳みテーブルが
通しボルトの高トルクと格闘した結果変形してしまった・・・

(おわり)