
8月13日の土曜日、横須賀ではサマーフェスタが開かれていて米艦や自衛艦に乗りたかったけど 暑いしちょっと疲れていて遠出の気分ではなかったので地元で楽しむことにしました。
お昼になったので 途中、静岡市で
地元のテレビ局の番組で紹介されたラーメン屋さんに立寄って
久しぶりのラーメンなので迷いましたが
お店定番の塩ラーメンを注文
お客さんは七~八分の入りかな?
お医者様の指示通り、スープは残して。
さっぱりとした味で美味しかったです。
お腹が一杯になったので清水の日の出埠頭を目指します。
今日と明日は清水のみなと祭で 自衛艦の一般公開や自衛隊機のフライバイ、海上花火なんかもあるのです。
毎年、横須賀と迷っていたのですが 今年は上記の通リ地元で楽しむことに。
到着しました。
自衛艦の見学は手前側に停泊している掃海艦「ひらど」MSO-305から奥の護衛艦「はるさめ」DD-102の順になっていました。
15分ほど並んで「ひらど」に乗艦します。
2018年3月就役ですからまだ艦齢1年半未満の新しいふねです。
掃海艦(艇)は磁気機雷に対処する為に船体は鋼製では無く非金属を使用していますが、これまでの掃海艇が木造だったのに対して「あわじ」型からFRPになっているそうです。「ひらど」は「あわじ」型の2番艦です。
船体に浮き出ている構造が護衛艦等とは異なっていますね。
横須賀の一般公開だと最近は上甲板をぐるっと一周して終わりの場合が多いのですが、
ブリッジの中も公開していました。
さすがに新しいふねなので機器類も新しくて綺麗です。
「出航ラッパ」等で使用されるラッパも収められていました。
右側の艦長席に奥様が座って喜んでいます。

椅子のカバーが青白なので艦長が二等海佐だと解りますね。
これは何気なく撮った双眼鏡ですが、ストラップが赤なので一等海佐の使用している物だと思われます。

艦橋左側の指揮官席に座る掃海隊司令は二等海佐の配置ですが、司令といった役職上 一等海佐と同じ赤いカバーの掛かった椅子と赤いストラップの双眼鏡を使うのだそうです。
ちなみに海将補以上の将官の色は「黄色」なんですよ。
さて 自衛・機雷処分用の20mm機関砲です。
裏側
従来の掃海艇に装備されている手動型のJM61-Mではなく、海上保安庁も使用している遠隔操作型のJM61R-FSが装備されています。
艦尾に廻って、
このクレーン、ワイヤーが工事現場のそれと違ってやたら綺麗でピカピカしていたので乗組員の方に聞いたところ
「ステンレス製なんです。」
あー、ここでも磁気の関係なんですね。そういえば艦内の壁も木製だと仰っていました。
さすが海軍さん、ロープも綺麗に巻いてあって
続いて護衛艦「はるさめ」にむかいます。
ヘリコプターデッキにSH-60Kが展示してあります。
乗艦しての順路が後ろになっていたのでヘリコプターデッキにいるSH-60Kの写真を沢山撮ってしまいました。
アカデミーの1/48、HH-60のキットを持っているので、参考になると思ったのです。
コックピットも
細部も沢山撮影したので一部を。
ヘリコプターの格納庫はなかなか広いです。
二機収納を前提として設計されていて、RAST発着艦支援装置の機体移送軌条は1条ですがソマリア沖海賊の対策部隊派遣の際には、実際にニ機での運用(一機搭載、一機格納)が実施されているとのことです。
前甲板に移動して76ミリ単装速射砲を見学します。
砲口を見ると
途中で栓をしてある様に見えます。
砲弾ですが、76mmなんで豆鉄砲です。とても小さい。
76ミリ単装速射砲と艦橋との間に、対潜魚雷(ミサイル?)アスロック発射用の垂直発射式のMk.41 mod.9 VLS(16セル)が搭載されています。
米空母のフライトデッキみたいな塗装がされていました。
艦橋前部の、高性能20mm機関砲(CIWS Mk.15 )Block1B
それから 艦中部両舷に68式3連装短魚雷発射管HOS-302を装備しています。
艦中央部には90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)の四連装発射機ニ機が装備されています。
艦橋に上がって
ちびっ子艦長、制帽もかぶって恰好良いです。
前甲板を見下ろして
遠くにGOL7君が見えます。わかりますか?
下船して目の前にボードがありました。
埠頭内では陸上自衛隊の展示もありました。
16(ヒトロク)式機動戦闘車
背景に護衛艦ってのはあまり見ない写真かも知れません。
機教と書いてあるので機甲教導連隊、駒門駐屯地の車両ですね。
東名高速を使って清水まで走ってきたそうです。
高速道路では追い抜こうとした車がスピードを落として しげしげと眺めていったと隊員の方が笑って話してくれました。
航空自衛隊はペトリオットを展示
浜松基地から来たそうです。
最後に海上保安庁の巡視船「おきつ」を見学
地元、清水海上保安部に配属されている船です。
先ほどの「ひらど」と同じ遠隔操作型のJM61R-FS
直ぐ後ろには放水銃が
若いお母さんが小学校低学年くらいの息子さんにむかって
「○○ちゃん、放水銃だって!あなたの大好きな水鉄砲だよ!」
いや、お母さん、それ違わないけどやっぱり違うでしょ。
ブリッジは
自衛艦と違い、椅子が沢山設置されていました。
速度を結構出すので揺れるのが理由だそうです。
船を下りて「しずぽん」に挨拶してから 帰宅しました。
沢山 船を見ることが出来て、お話も色々聞けて楽しい一日でした。
さあ、明日は飛行展示と
花火の撮影だな。

Posted at 2019/08/14 16:47:35 | |
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