オリエント　Mako 40　RN-AC0Q01B

　オリエントのホームページを見ていたら、こんなのを見つけた。

オリエント　Mako 40　RN-AC0Q01B

「黒色文字盤に、銀色ベゼルっ！！」

　視認性が高いダイバーズウォッチのカタチなのに、ベゼルが未塗装(銀色)！！

　遠くから見たらダイバーズウォッチには見えないので、スーツ姿でも違和感が無いっていう、かなりのレア物である(*^▽^*)

－　以下、オンラインストアより引用。　－

2023年秋冬モデル

ダイバーデザインのモデルは、70年を超えるオリエントの歴史において、1960年代以来50年以上に渡る系譜を築いてきた代表作です。サファイアクリスタルの風防や20気圧の日常生活強化防水、安定した高精度と信頼性を実現するオリエントの自動巻きムーブメントといった基本はそのままに、幅広いシーンで楽しめるカジュアルでファッショナブルなデザインに仕上げられています。
本モデルはスポーティなダイバースタイルを基本にしながら、コンパクトな39.9mm ケースとシンプルなデザインを採⽤し、男⼥共に⽇常使いやファッションコーディネートに最適なカジュアルウオッチです。
りゅうずガードを省いたケース右側の形状や、カラーリングを施さずステンレススチールの質感を⽣かした回転ベゼルなど“コンパクト”、“シンプル”、“ライト（軽快感）”をテーマにしたスタイリングです。

*ISO規格に準拠したダイバーズウオッチではありません。

－　引用おわり　－

定価：48,400円(税込)
実勢価格：33,880円～
　
スペックを見て、びびった。

1.精度。
　搭載しているキャリパーは、オリエント製のF6722。

　精度が……日差+25秒～-15秒。
　パワーリザーブが……40時間以上。

　あれ？！　
　このパワーリザーブにしては、精度……かなり良くね？！

　同等のパワーリザーブ(最大巻上時約41時間持続)の、セイコー・4R35の精度が……日差＋45秒～－35秒。

　もう少し高級(最大巻上時約70時間持続)の、セイコー・6R35の精度が……日差＋25秒～－15秒。

　セイコーのローレンジと同等のパワーリザーブなのに、セイコーのミドルレンジと同等の精度って……。

　スゲーなあ、オリエント。

2.風防材質。

　→　サファイアクリスタル。

　この価格で、サファイアガラスかぁ……。

3.バンド材質。

　→　ステンレススチール（SUS316L)。

　304じゃないんだ。しかも、より対腐食性の高い、316Lが奢られてる……。

　※僕の場合、NATOストラップにしちゃうから、関係ないけどねぇ……。

4.防水性能。

　→　日常生活用強化防水(20気圧)。

　ファイプスポーツの……倍だ。引き換えに、裏面はスケルトンじゃなくなる。

※メーカーのホームページには、以下の記載があった。

“日常生活用強化防水2（10・20気圧）の時計は、スキンダイビング（素潜り）には使用できますが、空気ボンベを使用するスキューバ潜水およびヘリウムガスを使用する飽和潜水などには、使用できません。”

　10気圧防水の時計でスキンダイビングって、ちと怖いけどなあ＾＾；

　20気圧あるなら……躊躇なく、スキンダイビング出来そう。

5.結論。

　→　この値段なら……アリ。

　セイコー・プロスペックス・SBDC125の定価が、143,000 円。

　旧メイン機のオーバーホール費用(パッキン交換無し)が……2018年時点で、18,000円。

　パッキン交換+オーバーホール(キャリパー交換)となると……新品のオリエントが買えそうだな。
　パッキン交換しても、防水性能が復活するワケじゃないし＾＾；