今日は、リアカウルの処理について、
まあ、いわゆる、コークボトルシェイプというか、コークボトルラインというかな?
これは、コークボトルシェイプではありません。
リヤのカウルが唐突に途切れている。
カウルで覆われていますが、これも普通な形状
リヤタイヤとカウルの間に意図的なスキ間を作り、タイヤでせき止められた空気を導くことを考慮しています。
カウルがウイングの下まで延長されて、空気の流れがスムーズになるように
さらにエグれて
ウイング下で、左右のカウルが一つになるくらいに
リヤウイングにも空気がたくさん当たって、効率もアップするんだとオモウす。
調子にのって今日二回目の投稿です。
今日のテーマは、ラジエター等の排熱口の処理について、
ウイング/ベンチュリーカーの先鞭であったロータスと同じで上方向に排気しています。
ただ、この場合、リヤウイングに影響を与えちゃうんでしょうね。
(暖かい空気は、単位体積あたりに質量が減少しちゃう)
その後は、排熱口が横側になります。
その後の時代になると、排熱口はチムニー(煙突)形状となります。
時代と共に、どのクルマも揃って、流行に乗っかる。
模倣しまくりされまくりなんです。
続きです。
「底は平らであること」という規則(フラットボトム規定)になったので、
その頃、ターボ時代の真っ只中。
その膨大なパワーを伝えるためには、
一説には、予選用のフルブーストでは1500馬力にも達したという。
たった1500ccのエンジンが・・・ですよ!
ケタ間違いではありませんよ。1500馬力を1500ccのエンジンで発生していた時代があったのです。
でパワーだけは、有り余るほどあるのですが、
フラットボトム規定でダウンフォースは激減。
その対策として、各チームが考えたのは、
後輪付近に重量物を集め、さらに巨大なウイングで押さえつける。
ホンダのエンジン積んだ、最初のF1スピリット
ステファン・ヨハンソン
まあ、とても雑な作りで、こりゃ、遅いって一目でわかる(ww
フラットボトム規定により、作りもぞんざいな感がありあり。
でも、ホンダってことで、結構期待され、
スピリットというテールエンダーだか、ルーキーチームに見切りをつけ
チャンピオンチームである、ウイリアムズにエンジン供給します。
ウイリアムズのFW09だったかな?
ホンダ、二期初優勝のクルマですね。
ケケ・ロズベルグのドライブです。(ニコ・ロズベルグのおとーさん)
これは、レッド5、ナイジェル・マンセルのFW10ですね。
1986、1987年頃ですね。
1986年は、チャンピオン目前で、マクラーレンに乗る、プロストにやられ
1987年に、ピケさんでチャンピオンになります。
で、面白い逸話が有ります。
ナイジェルマンセルは、フジテレビがF1中継始めたころに、ファイト溢れ、愛すべき暴れん坊な
ドライバーとして知られていますが、
ケケ・ロズベルグがその時のチームメイト(以前からウイリアムズに在籍)で、
ホンダの技術者さん達は、新しく加入したナイジェルのアクセルワークのスムーズさ、
丁寧さに、驚いたそうです。
あの暴れん坊が、スムーズで丁寧?
古くからのF1ファンなら、常識なんです。
「ケケの運転って言ったら、ナイジェルも霞むほどの、無茶っぷり!」
F1を引退する時にも、こんなことを言ってました。
「だれが速いか、よーい、ドン!で決めるならともかく、なんだか作戦が重要になってきたF1には興味は無い!」
この頃になると、フラットボトムの後の跳ね上げ(ディフューザー)で、下面の流速が早められ
ダウンフォースを得ることが出来るって気づきます。
中嶋が乗ってた、ロータス
これも、ディフューザー装備です。
セナさんのマクラーレン
ディフューザー部ににエキゾーストを排出させて、効果を高めようとしてますね。
これは、スロットルによって、ダウンフォースの量が影響を受けますので、
流行ったり、廃れたりを繰り返してますね。
つい最近ですと、減速時にもスロットルを閉じないで、排気を大量に排出させてダウンフォースを得る
(ECUのアルゴリズムからもう大変)ブロウン・ディフューザーってのもありました。
(既に禁止となっているみたいです)
ここで、一旦、F1から撤退
それから何年か経過し、再びF1に戻ってきます(第三期)
第三期のF1参戦では、さらにリヤのディフューザーが進化しました。
佐藤琢磨の乗ったジョーダン
BARだから、これも琢磨かな?
最後は、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロのオールホンダ
かなり長くなるので、分割して・・・
さらに、気が向かないと更新しないので・・・
真岡鉄道の単線を越え
ホンダの聖地、ツインリンクもてぎへ
めざすは、ホンダコレクションホール
リッチーギンザーの1500CC時代のF1、
メキシコで優勝したんだよね。たしか
時は流れ、
”ビッグ”ジョン・サーティースの乗る、3000cc時代
イタリアで優勝したのは、コレの前のタイプだと思う。
これは、ちょいと空気の力に気づき始めた頃だよね。
でも、これが大したこと無いと思っちゃいけない。
核心を突いているのだ!
とって付けた感、有り有りのウイングですが、
取り付けが、
サスペンションのタイヤ側(バネ下)に
ウイングによって発生された下向きの力(ダウンフォース)は、タイヤをダイレクトに押さえつける。
サスペンションを介さないのだから・・・
余談であるが、ロータス88のツインフレームのコンセプトに共通するわけである!
ま、しかし、残念ながら、サスペンションの動きでウイングに捻れなどの物理的な負担を生じ
走行中に破損とか、あったので、すぐに禁止、空力付加物はバネ上に堅牢に固定すること
(だったか?)という項目が追加された・・・ちゃんちゃん!
この後に、ウェッジシェイプボディと共に、サイドマウントラジエタの流行が起こるのですが、
その時代はホンダはレース活動をそんなに活発に行っていなかったので
(日本はオイルショック真っ只中)
ロータス72・フォードコスワース
ボディ全体を三角形にし、ボディの上面を流れる空気によっても
ダウンフォースを発生させるようになって行く。
ロータス78・フォードコスワース
シャシーを細く、その両側の形状をウイングに見立て
ただ、この頃は、微妙に中途半端で・・速かったけど、チャンピオンにはなれなかった。
ロータス79・フォードコスワース
今のF1になる、ブレイクスルーを果たした、クルマ
ボディのサイドはウイング状ではなく、ベンチュリーを切っている。
前からボディ下面に流れ込んだ空気をボディと地面の間でちょっと狭め流速を速くする。
ベルヌイの定理の通り、気体は流速が速まると、圧力が低下する。
78と79の大きな違いは、リヤサスペンションの形状
78はオーソドックスなアウトボードで、空気の排出を阻害していたが、
79は邪魔にならないように整えた。
それにより、空気の流れが滞らずに、計算通りのダウンフォースを発生させた。
ボディ下面を流れる空気に注目した初期の二台である。
が、これらにはホンダは関係を持っていない。
なので、コレクションホールには無い!
で、全世界のレーシングカーがこれらのマシンの影響を受け、
グランドエフェクトカー、ウイングカーとなった!
これが1978年で、それ以降、規則は変れど、ボディ下面の流れを上面よりも速くするという
ソコのとこは、ずっと変らないのである。
F1ではなく、F2のマーチ・ホンダ
僕の大好きなトラーナック先生のラルト
ラルト・ホンダ
サイドの形状は、こんな風に、空気がとても通りやすいのだ!
コーリン・チャップマンってホント天才だよ。
しかし、大きな危険を伴ったクルマであったのだ!
ボディ下面と地面のスキ間が変化すると、急激にダウンフォースが失われる現象が判ってきて、
スピンして後向きに進んだ場合には、簡単に浮き上がる。
1982年にジル・ビルニューブ、1983年には、国内で高橋徹がそれに類する事故で亡くなった。
F1では1983年に、ボディ下面はフラットであることという規則が加えられた。
温泉に入りに行ったのだ!
この雄大な富士山、それ以外街には・・・・特に何も無いです!!!
プルーフ コーティング剤拭き上げクロス 40×40㎝ ソフトタイプ(縫製ナシ) カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2017/11/16 17:27:00 |
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