
初雪も降って(公式発表ではない)
そろそろシーズンも終わりになって
改めて振り返ってみる。
一言で言えば自分の感性にぴったり合った
ご機嫌なバイクなのだ。
とても抽象的で誰かに理解しもらおうと思っても
言葉で説明するべきことではないような気もするが
あえて挑戦してみよう・・・(笑)
説明しやすいところから、、、
(自分のヒットゾーン1990年前後の車両ではなく)
今時のインジェクションなのだが、
先ず
エンジンの始動性がすこぶる良い
暖機も1分弱でOK
(むしろ早目に走り出しながら暖気す方が良いのでは?)
ミラーの視認性が国産車並みに良い
ある回転域での振動はありミラーもぶれるが
通常ツーリング使用などでは国産車と変わらない
(あたりまえ、と思うかもしれないがむしろ日本車が特別と思っても良いかもしれない)
シフトチェンジが普通に出来るしギア抜けもないニュートラルも停止状態からもすぐに出る。
燃費は普通ただしハイオク仕様
ガンガン回してリッター14km程度
通常はリッタ20kmをやや超える
ハンドル切れ角は少な目
片側1車線でのUターンは慣れが必要な程度と思われる。
(フルカウルモデル並み/最近のKTM等は珍しく35度も切れるようだが・・・)
ライディングポジションが自然
ややシート高が高めながら
ハンドルポジションは国産ネイキッドと言うかOFF車に近いアップライト
当然ステップも低すぎず高すぎず違和感がない
前後のステップ位置は背が高い人なら少し前か逆にバックステップで足を逃がしたいかも?
(身長が185㎝もあればやや窮屈な感じでは?)
排気音はやや大きいもののそのまま車検が通る(当たり前)
その音はライダーを走る気にさせる・・・(笑)
次に機構および機能的な便利・不便について
フロントサス調整なし
特に走り方にも関係なく良い出来と思われる。
リアサス減衰圧のみ調整可
スポーツモードで負荷をかけた時にベストかな?(それ以外は跳ねて暴れて困る)
調整はたぶん最強にしておかないと終息まで1秒ほどかかる。
まるでONかOFFの切り替えみたいな感覚(働いてもらわないと走れないでしょう)
マルチメーター(オンボードコンピューター)は多機能で便利
時間・速度・シフトポジション・走行モードは常に表示
オドメーター・ツイントリップは切り替え表示
平均速度・最高速・走行時間等は切り替え式
タコメーターはアナログ表示(針が回転)で見やすくて良い
市販車世界初搭載?の
走行モードは使う人にとっては素晴らしい
S・・・スポーツモード=このバイク本来の走りと性能を存分に発揮
T・・・ツーリングモード=国道の流れに乗って走ったり・極めて疲れた時にはアクセルが過敏過ぎず良い
R・・・レインモード=砂利道等でトラクションをかけたくないときには良いかも?
*色々試して自分はSモードのみ使用
*1日400kmも走る事があればTを使うかも?
*舗装路以外ではいつもリアから暴れてひっくり返りそうになるのでそれが怖い人はRをどうぞ
さて、ここからが感覚的な部分
3000回転まではトルクがなく使えないが、
そこから10000回転はまでは一気に吹け上がり
実にトルクが太い印象
(ドドドドッではなく、ギュイーンと言った感じ)
今時の車両らしく超ショートストロークと騒音対策・環境対策のせいか
エンジン音が内部にこもりポコポコと聞こえる
この点好きにはなれないが
最近の水冷ドカもほぼ同じ印象だ。
静かではあっても国産水冷もなんとなく似ている。
最近試乗できた2003モデル?ハーレー1200スポーツスターの鼓動感や
ややロングストロークの空冷ドカの鼓動感はないと言っても良い。
しかしながら
排気音は気持ちを高揚させ
エンジンレスポンスは走る喜びに直結するような
アクセルに素直にダイレクトに反応する。
日本車にしか乗った事がない人には
乗り易いとは言えないが
あくが強すぎてとても乗れない・・・と言うレベルではない
決して優等生ではない これだけは覚悟してほしい
いつでもどこでも素直にスムーズにどんな使い方にも順応するような乗り物ではない。
そこがはっきりしていて自分は好きなのだけれど。。。
5速で一般道法定速度リミットの60km走行も苦にはならない
(平地か下りなら6速60kmも普通に・・・)
速度で言えば普通の国産バイクと同じ感覚で扱える。
直4(750㏄オーバー)のような怒涛の加速がある訳ではないが
それが逆に人間の順応能力を超えることなく
恐怖感は感じない。
ハンドリングはごく自然で従順・・・とは言えない。
エンジン特性
車両の剛性
ライディングポジション
アクセルワーク
ブレーキング
他もろもろを
ある程度きちんと扱えば
とても良く曲がるし実に楽しい
(ここが日本車と大きく異なる点かな?)
ドカほどシビアではないので
曲がらずガードレールやどこかに行ってしまいそうにはならない
つまりきちんとコントロールできないと
曲がりにくいバイクではある。
(肝は冷やすかもしれない・・・笑)
鼓動感が薄いのに
何故自分の感性にぴったりくるのか?
ちょっと長い時間をかけて思い出しながら考えてみた。
それはたぶん
ダイレクトレスポンス(もしかしたらクイックレスポンス)
ダイレクトハンドリング(もしかしたらクイックハンドリング)
を比較的気軽に味わえるからではないだろうか?
たぶん自分に響くのはそこだろうと思う。
*ダイレクト・クイックと言うのも相対的なもので、
例を上げるなら初期型セロー225などは実にダイレクトな初期加速を味わえる
ブロンコも同じく味わえる。
あ、VANVAN200の出足もね!
(シェルパのマイルドな出足とは別物)
こんな風に感じました。
もしかしたらかなり偏った感覚なのかも?
少し唐突な終わり方ではあるが
何かを感じていただけたら幸い。
Posted at 2014/11/04 06:46:25 | |
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