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さて
フロントホイールのハブベアリングを交換しシールも交換終了

問題のスポーク＆ニップル交換です。
なんとフロントはスポーク全部同じです。
（１×36本）

なんとなくかえってやりにくいですね。

案の定、
どの順番に組んで行ってもすべてがホイールに収まりません。

つまりハブにすべてのスポークを通した状態でホイールをセットするしかない。
（やった事がある人にしかわからない説明ですが、バラバラの傘の骨状態です）

一度組み間違えて９本が突き出てしまいました・・・（汗）

ニップルを全部ゆるめて、再挑戦。

間隔を間違えていました。
今度は大丈夫

うまく組んだつもりでしたが、
今度は振れが納まりません。

市販車の振れは２ｍｍ以内と聞いていますが
１ｍｍ近くまで抑えても、回転させると左右上下にぶれます。

どうも気に入らないのですが、
どこかで妥協しなくてはいけません。

なぜなら、完璧に出来ても
タイヤを装着すれば
また振れが出るから（大きくなったり、小さくなったり～）

走って体感できない程度ならOKとしなくては・・・
（感じる鋭さは個人差があるし、ブロックタイヤはわかりにくいし）

と言う事でタイヤまで装着しました。
スポーク張替も少なくとも６台分以上こなしましたので
ある程度感覚はつかめています。

最近、振れ取り以上に気を付けている点があります。
それはスポークの張り具合＝テンションです。

ニップルレンチ？で良かったかな
それでコンコン叩きながら振れ取りと言うか張り調整をしています。
左右内外で音の差つまり張りの強さは同じになりませんが
（スポークの長さや角度も違うと尚の事）

極端に音が違えば走行中にゆるんだり、切れたりの可能性が高くなります。
（だからこそ振れの許容範囲があるのでしょう）

まあそんな感じで

フォークブーツは純正品が高額すぎたので
社外品にしました。
（まあこちらも消耗品の部類ですし性能差が出にくいでしょうから）

前後しますがリアはこんな感じです。


そして
ドライブスプロケットとチェーンも装着
（ドライブスプロケットは１T多くして、純正ではなくSUNSTARの１６Ｔです）

＊スプロケット比変更で、５速快適巡航速度が約5０km強から約60ｋｍ近くまで変わるはずです。
　　（ギヤは６速までありますよ）

やっと完成が見えてきましたね。

一旦ここで作業中断です。

リアタイヤ装着については省略

次はフロント周りですが
まず
フォークオイル交換です。
元がヤマハ純正だとすると
黒紫色に激しく変色しています
（他社のオイルだとしてもかなりの劣化が考えられるのは同じです）

インナーチューブには点錆びもなく
シールも劣化はなさそうですので
手は付けません。

万が一今後オイルの滲みが出たら
予備で持っているオイルシール＆ダストシールがあるので交換します。
（何故？と自問自答する・・・笑）

それからハブベアリング交換です。

フロントはガタツキなし
勿論シールも交換です。

次はスポーク張替ですが
ちょっと時間がありません。

とりあえずここで終了。

相変わらず、内容と画像がちぐはぐですが
オイルまみれの手に免じてお許しを・・・（笑）

さて次は
リアホイール周りです。
走行距離２２０００ｋｍほどですので
サビサビのスポーク張替は勿論ですが
ホイールハブベアリング＆シールはとにかく交換です。

リアのベアリングは３個
うち１個はガタが出ています。
それにしても汚い。
交換して正解ですね。
（これで後２万キロぐらいは行けるかな？）

続けてスポーク＆ニップルを全交換です。

スポークはなんと左右内外で全部違います。
４×９本なんですね～

リアのスポークを仮組したら
振れ取りですが、
何とほぼ修正不要／バッチリ仕上がりました。

気持ち良いです！
（まあリアは１８インチでリム幅もあるので振れは出にくいでしょうけれど・・・）

今回はここで時間切れ


タイヤを履かせる時間がなく
メンテスタンドで浮かせたまま放置です。

＊ドリブンスプロケットも純正新品を(仮）装着済です。

諸事情ありまして４JGを再生する事になりました。

まずはキャブ内確認後、
状況により、洗浄あるいは部品交換ですが
インレットパイプ
（キャブレタージョイントあるいはインシュレーターとも言うかな）は
交換必須です。


エンジンは始動確認済と言う事で引き取ってきた車両ですが
キャブ内メインジェットがフロート室に落ちていました・・・（汗）

またフロート室内は汚れがひどく
ジェット類と全体の洗浄をしました。

次に原付のクラッチより軽いフロントブレーキOH
（完全に抜けています）
まずはフルードを入れ替え使えるかどうか確認です。
問題なくブレーキは使えますが
今度は引きずっています。

なのでキャリパーOHです。


と言う事で２度手間ですが、
再度ブレーキフルード交換（エア抜き）でフロントブレーキ周りは終了。

リアはブレーキタッチ・ペダルの戻り共に特に問題はなく
ピストン部軽くクリーニングして
フルード入れ替えで対応。

まずはここまでです。

＊相変わらず作業中は画像撮りませんので
合間の画像のみです。

拝借したＧＢ２５０
おそらくですが４型ではないかと思います。

この車両開発にあたって
キックを無くし（残念）
バランサーを無くし（拍手！）
DOHCヘッドにして

造ったらしいです。

少しまとまった距離を走って良いというオーナーのお許しをいただき
１時間半ほどで約６０km走りました。

先ずセルにてエンジン始動
寒いのでチョークを引き１発でした。

約５分の暖気後
ギアを入れスタートしようとしたら
エンジンが吹けません。

空吹かしを何度もしながら徐行しつつ
やっとエンジンの回転が上がるようになりました。

今度こそ走行開始です。

市街地は５速約３０００回転～３５００回転で時速４０km～５０km弱です。
幹線道路に入り
６速３０００回転強で時速５０km・４０００回転弱で６０km前後です。

シングルにしては低回転のトルクが弱い気もしますが
アイドリングも含め３５００回転位までは
シングルの鼓動感がかなりあります。
（250ｃｃにしてはです）

たださすがDOHC、上までよく回ります。

ノーマルマフラーの排気音も意外に元気で
音色も悪くないと思います。
（キャブトンマフラーも良いかもしれませんが、ノーマルでも良いかな？と思います）

負圧キャブでやや大人しい感じもしなくはないですが、
250ｃｃシングルで約30PS

高回転が生かせるお陰で
トータルとしては、かなり元気な印象です。

乗り味こそ違いますが
OFFのスーパーシェルパ
ONのGB250クラブマンと言っても過言ではない位
素晴らしいシングルと思います。

大きな振動から細かな振動もあり
常に振動が消えず
逆に自分としては好印象です。

内燃機関に乗っている感満載で、大好きです。

物足りないと感じる人もいるかもしれませんが
そういう方はSR400等
もっと排気量のあるシングルで出足を楽しみ
モーターみたいにスムーズでない車両を選べば良いと思います。

VT系Vツイン250ｃｃのスムーズさとは
対極にある車両のような気がしました。

完成度のHONDAにして
良くこんなバイクを造ったものだと
いい意味で感心しました。

充分個性的だと感じました。

んんん、良いかも、、、
＊最後に極めて個人的な印象であるため
参考にもならない文字の羅列である可能性大

＊また試乗に際して
特に整備したり各部チェックもせず
いきなり乗り出した状況下ものです。