整備手帳にも同じ内容をアップしてますが、こっちのほうが詳細に残せるので。
( ̄▽ ̄)
一年以上前の作業です。
pivotのスロットルコントローラー『3-drive compact』を埋め込みました。
最近のクルマってのはアクセルワイヤーがなく、アクセルペダルの根元に付いているスロットル開度センサーからECUに信号が送られて燃料噴射量を制御しているようです。
スロコンを付ける事により、例えば実際には人間がアクセルを50%しか踏み込んでいないのに「開度は80%だよ」というような疑似信号をコンピューターに送り燃料を噴射させることが出来ようになります。
踏み込み量に対する吹け上がりのレスポンスが向上するってことです。
もちろんスロコンを付けてもパワーアップはしませんが、スロットル開度0~100%までの速さを11段階で好みの設定にできます。
自分はエコモードは使わないので実質的にはノーマルモードとスポーツモード合わせて6段階ということになります。
操作部分はステアリングコラムの上とかに貼り付けるのが一般的ですが、自分はロアパネルの空きスペースに埋め込みました。
ETC、リアフォグ、VSC等のカプラーを一旦外して車両からロアパネル自体を外して部屋に運び込みます。
あらかじめ狙いをつけていた場所(恐らくCVT車だとECONボタンが付いてるところ)の裏側を良く観察します。
配線の通り道やパネルの補強部分には影響がなく、ギリギリながらも奥行き約6㎝のコントローラーが収まる空間もあることが確認できました。
さっそくスイッチ群の上に穴を開けます。
正面から見たコントローラーの大きさに型紙を作り、型紙を参考にカッターやリューターを駆使してくり抜いていきます。
細かい部分は彫刻刀を使いました。
作業中は写真撮ってる余裕はありませんでした。
一発勝負なので、現物合わせしながら少しずつ仕上げていきます。
4つ角の部分は直角にせず、コントローラーの形状に合わせて丸みをつけます。
耐水ペーパー400~1500まで使って切り口をキレイにしました。
さっそくコントローラーを差し込んでみます。
ぴったり付きました。
若干キツめにしたので差し込むだけでもグラつきませんが、一応裏側からホットボンドで固めておきました。
裏側も余計な部分に干渉することはありません。
配線はOBD2からカプラーオンで取り出せるようになってましたが、OBD2は他の機器に使うため温存したかったので、コネクターは切断。
ヒューズボックスのオプションカプラーからIGNプラスを取り、マイナスはボディアースしました。
アクセルのカプラーに専用ハーネスを割り込ませ、最初に外してあったETC等の配線を忘れずにつなぎ、パネルを戻します。
無事に装着できました。
やはり埋め込んだほうがスッキリしていいです。
右手がすぐ届く位置なので操作性も良いです。
走行中は画面にアクセル開度の%がリアルタイムで表示されますが、そんなもの見ながら走る事はないので視認性より操作性を優先しました。
初期設定を行ない、停車状態でノーマルモードからスポーツモードの各段階で軽くアクセルを踏んでみました。
ノーマルと比べると、スポーツモードでは全く別のクルマみたいに鋭く吹け上がります。
乗車中に操作する可能性があるのはMODEボタンと▲▼ボタンぐらいなので、手探り操作でも十分オッケーです。
(・Д・)ノ
Posted at 2016/05/12 17:41:24 | |
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