故障修理 (6)
昨年7月からの断続的なオーバーヒートの原因に辿り着いた。
【原因】
サーモスタットの故障(閉鎖)によるオーバーヒートでした。
1) サーモスタット故障
閉じた状態で逝去していた。 これが第一原因です。
取り外して80℃の湯にいれても開口しない。 100℃まで上げても同様だった。
2) ケースの変形
サーモスタット・ケースが樹脂製のため、変形した隙間から冷却水が流れていた。
熱変形により発生した隙間が一定しなかったため、断続的な症状としてオーバーヒートが発生した。
樹脂に痕跡が残っていた。 第二原因。
3) 水温センサーの故障
抵抗値を測ってくれたら、実水温に対して-10~20℃と表示する。
新品に交換した。
4) ファンスイッチ ・・・ 写真なし
同様に実温度よりも低く表示する。 抵抗値を測る中でご逝去。
手動スイッチに変更した。
5) 水温計 ・・・ 写真なし
≒10℃低く指針する。 交換は高価だから断念した。 低く表示のママで使用している。
これら狂ったセンサーやスイッチ、そして水温計のため、不自然なオーバーヒートに対応が遅れた。
ラジエターキャップから高温水が飛散する症状が起きても、1~4)原因のオーバーヒートだと推測できずにキャップ故障と誤解した。
これでは運転席からオーバーヒートが分からない。
【重要】
そもそもサーモスタットの設置位置がオカシイ。
エンジンからラジエターに向かう水路にあるべきものが、奇妙な位置に付いている。
ラジエターからエンジンに戻る水路に、樹脂製ケースで取り付けられている。
車高を低くするための奇策なのでしょう。
何とか本来位置に変更できないか?
略図面を作ったり、寸法を測り直したりしたが、設置位置の変更はできなかった。
メカ×2名+当方で、何度も話し合ったが無駄だった。設置変更は無理だった。
【結論】
スイッチやセンサーがでたらめです。 品質の低さに驚くばかりです。
品質管理は、日本ハムやプリマハムのほうがしっかりしています。 (笑)
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2017/03/08 22:05:21