ユーザー車検 (広島・運輸支局編) その2(ライン検査場内)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
その1からの続きです。
受付も済んだので、いよいよライン検査場での検査に移ります。
ですが、年度末が近いせいか、第3ラウンド(13:00~)の開始時刻の前から、各レーンとも長蛇の列・・・(+o+)
それでも並ばないと始まりませんので、車列の最後尾に並びました。
(ちなみに今回は父親が乗車で、私は見学です)
事前のリサーチで、1~5コースあるうちの、4or5コースに並べば良いということだったので、結果的に4コースの最後尾に並ばせましたが、これが実は正解でした。
(実は最初父が、空いているところということで3コースの車列に並ぼうとしていました。そうでなく4コースに並ぶように言って移動させたのですが、これも正解でした)
父をとりあえず4コースの車列に並ばせ、私が検査場を見に行くと、なんと5コースがテスター等機器類の点検&リフレッシュのため、閉鎖されてました。
しかも、手順書をよくよく覗いてみると、各コースの説明が・・・。
(3or4コースが小型用、でも3コースは大型も可となっている・・・)
その1でも書きましたが、受付時に「(ユーザー車検は)初めて」の旨を伝えてなかったことにここで気がつきました。
初めてならどのコースに並べば良いのか、わからないですものね・・・。
(ソニカのときは、初めてと伝えていたので、どこのレーンに並ばないといけないか、キチンと教えてくれましたからね・・・)
さらに後でわかったことですが、見学していて3コースを注意深く見ていると、検査員がいるのは最初だけで、あとはほとんど受検者が手慣れた感じでちゃっちゃと検査を進めていました・・・「このコースは初心者向けじゃない!」というのに気がつき、3コースに並ばせなくてほんと正解だったと改めて思いました・・・。
ですので、広島運輸支局においては、ユーザー車検が初めて、もしくは慣れていない場合は、4コースが正解かと思います。
4コースの車列に並んで15分ほど・・・ようやく検査場内に入り、検査スタートです。
2
①同一性確認・外観・灯火装置等検査、及び排ガス検査
ボンネットを開け、検査員に書類を一式渡してチェックを受けます。
・灯火装置チェック(不点灯がないか)
ヘッドライト(ポジション・Low・Hi・Fog)
ウインカーランプ
ハザード
ブレーキランプ
ハイマウントストップランプ
テールランプ
バックランプ
ライセンスランプ
ルームランプ
・機器類正常動作チェック
ホーン
ワイパー
ウォッシャー
・外観チェック
・ホイールナット緩みチェック(打音チェック)
・車検証と車体番号(刻印)との同一性チェック
・ボンネット内のチェック
検査員によるチェックが行われている間に、排出ガス測定器のプローブ(測定用の針状のもの)をマフラーに突っ込んで、排出ガスを測定・検査を行います。
無事に全て○でした。
(本来ならこの後、自動車検査票を記録器に挿入し、検査結果を記録させますが、ユーザー車検初めての人は、検査員さんがそれをやってくれます)
3
閑話休題・・・。
前述の通り、ライン検査場へのGoサインが出たときに、受付に「ユーザー車検は初めて」の旨を伝えていなかったのですが、ここでもちょっとしたことが・・・。
チェックのための指定位置に車を止めたとき、検査員さんが何も言わずしばらくの間、車の前に立ち尽くしたままになってしまってました。
そりゃそうですよね、ユーザー車検が初めてか識別できるものがない訳ですからね・・・検査員さんも業者など車検を何度も受けている経験者だと思ってたんでしょう。
経験者なら、何をするか(ヘッドライト(Hi状態)を点けて、ウインカーやハザード、ブレーキ等のチェック項目の作業をする)がわかってるわけですから、検査員さんが何も言わなくてもライト点けるけたりとかするんですもんね(見学してて、業者系と見える人たちは、みんなそうしてました)
さすがに何もしない父(ユーザー車検が初めてですから当たり前ですがね)を不審に思ってか、怪訝そうな雰囲気で検査員さんが寄ってきて、話をしてました。
父に口酸っぱく
「最初に「ユーザー車検初めてです」と検査員に伝えなさい!」
と言っておいたので、その時に伝えたんでしょう、以後は、ずっと最後まで検査員さんが付き添ってくれて、丁寧に説明・補助をしてくれてました。
受付でちゃんと言っていれば・・・と、ちょっと反省・・・。
4
②サイドスリップ検査
サイドスリップテスタの上を、ハンドルを直進状態でゆっくり通過します。
すんなり○でした。
(本来ならこの後、自動車検査票を記録器に挿入し、検査結果を記録させますが、ユーザー車検初めての人は、検査員さんがそれをやってくれます)
5
③スピードメータ、ヘッドライト、ブレーキの検査
・スピードメータテスタにて、スピードメーターが40km/hになるまでアクセルを踏んで、40km/hになったらパッシングして合図して判定
・Pシフトに入れて駐車ブレーキをかけ、エアコンオフ、フォグランプオフの状態でヘッドライト(ロービーム)を点灯させて機器にて判定。
その後、ロービーム側を紙などで覆って、ハイビームを点灯させた状態で機器にて判定
・Nシフトに入れて、正面の表示器に「フットブレーキを踏む」と表示されたらフットブレーキをゆっくり踏んで判定
・同じく正面の表示器に「駐車ブレーキをかける」と表示されたら、駐車ブレーキをしっかりとかけ判定
テスター屋で光軸調整したおかげで、ここも全て○でした。
(本来ならこの後、自動車検査票を記録器に挿入し、検査結果を記録させますが、ユーザー車検初めての人は、検査員さんがそれをやってくれます)
6
④振動検査、及び下回り検査
振動検査のテスタがあるところで止まり、ハンドルを左右に切ります。
その間に、停止位置の下の空間に入っている検査員が下回りの検査(目視・打音)をします。
ここも問題なく○でした。
(本来なら、この後自動車検査票を記録器に挿入し、検査結果を記録させますが、ユーザー車検初めての人は、検査員さんがそれをやってくれます)
検査はここで終了です。
7
⑤総合判定
全ての検査が終わって、コース出口に車を止め、出口のところにある「総合判定室」の窓口へ書類を持って行き、合格印を押してもらいます。
(どの位置に車を止めるかまで、付き添ってくれた検査員さんが誘導してくれて、その時に預けていた書類一式を渡され、総合判定室に持っていくよう指示されます。)
8
⑥7番窓口(書類提出&新しい車検証発行)
「総合判定室」で合格印をもらったら、駐車場に戻り、再び運輸支局建屋内の7番窓口へ行きます。
書類を上から順番に以下のように重ねて、提出用のトレイに、番号の書かれたワッペンクリップ(トレイの横に有り:番号は好きなので構わない)で留めて提出します。
順番(上から順に)
①車検証
②重量税納付書
③自動車税納税証明書
④自賠責保険証書(新・旧とも)
⑤自動車検査票
⑥継続検査申請書(OCR)
10分ほどで名前が呼ばれて、自賠責保険証書(新・旧)、自動車税納税証明書、そして新しい車検証と検査標章(シール)が渡されます。
あとは、フロントガラスの検査標章(シール)を新しい検査標章(シール)に貼り替えて、ユーザー車検終了です。
ソニカで先に行っていた分、今回のユーザー車検ではトラブルもほとんどなく、本当にスムーズに終えることができました。
また2年ほどMR-Sとも付き合い続けることができるようになりました(^o^)ヨカッタヨカッタ
総走行距離(車検証ベース):47600km
今回の費用
検査
・検査手数料 1700円
・自動車重量税 22800円
・自賠責保険(24ヶ月) 27840円
テスター屋
・光軸調整 3240円
◎計:55580円
・・・ライン検査場の見学も、かなり楽しかった・・・(笑)
ずっと他の人たちの様子も見ていたので、どこでどんな検査が、どんな順番で行われているか、結構覚えてしまった・・・(爆
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