前日のアジサイ寺の続きになります。
午後はひたすら走り長崎へ。今日は相方さんのちょっと早い誕生日プレゼントを買いに
正覚寺下の駐車場から歩きながら観光。
まずは
去年も来た崇福寺 中国風のお寺
黄檗宗のお寺でここのお坊さんの3代目が隠元豆の隠元和尚さんになります。
鄭成功(
平戸生まれ中国人と日本人の今でいうハーフ中国台湾の国神と言われてます)の船で長崎へ

同じような写真じゃつまらないので、ちょっと変わったアングルで。
国宝の蝙蝠こうもりです。
カステラで
有名な福砂屋も蝙蝠だよなと思って調べると。
意外なことに
崇福寺が福砂屋に蝙蝠にするように進言したそうです。

魚板 叩かれ過ぎておなかがへこんでます。
魚なのには意味があるそうで、常に目を見開いている(怠惰、惰眠を戒めるため)

魚板 口からのアングル天保2年は1831年

ろうそくの垂れ方が殺人事件のようです

眼鏡橋 川面が揺らいで反射が悪く眼鏡になってませんが。天気がいいので良しとします。
江崎べっ甲店 お店自体が文化財です。登録有形文化財 明治31年
ここら辺は山にさえぎられて原爆の被害はあまりなかったと思います。
原材料がワシントン条約で取引禁止なので1993年以降輸入されていません。
国内で養殖しているそうですがお店の人曰く「亀がね〜」と、どうやら、運動量が不足しているせいか
まだまだ満足できる亀ではないそうです。天然物とトレードすれば良さそうですけど
高価な黄色

日曜日は製作工房はお休みです

ちょっとなんかしゃべってる感じの鯉。

髪留めのたぐい

年代物のべっ甲(聞かなかったんですが多分非売品)

デザインというより意匠というほうが合う、伝統工芸品です

さんごもあるよ

がおーって亀がちょっともったいない

値段が張る

長崎らしい意匠

猫ちゃん。あまそうな味覚糖のようで

お店の方に見せていただいた原材料。
ダダ星人のような柄はべっ甲本来の柄だと初めて知りました。
見事なシマウマ柄です。
ベッコウと聞いて最初にインターネットプロバイダーを思い出すのはいいおっさんの証拠です
相方さんも満足できる買い物ができたようで、また長崎ぶらぶら。

曲がったことが大好きだそう。こういうところはほぼ確実に気が合います。

猫の頭が・・・。ご存じない方のために。長崎の猫。
野良猫はほぼ7割方しっぽが曲がってます
お曲がり猫といい、これはほかの地域には見ることができない特色で原因が必ずしも分かってはいません。
新地歩いたら9割外国人というか中国人。中国からわざわざ中国人街に来るのはなぜ。
よ~わからん。
出島へ。着々と展示エリアが広がってます。

タモリさん人気おそるべし。

連合東インド会社が正式な名称 世界で初めての株式会社 出島に支店がありました。

いろいろな動物を飼っていたそうです。展示で説明があるのですが将軍への贈り物として象を蔵に入れておいたのですが、将軍が象の受け取りを拒否し象はまた船に積まれて送り返されましたとさ。
象について調べると・・・。
文献上最初は1408年足利義持への献上品で福井県小浜市に上陸が最初
1575年大友宗麟に献上するため象が臼杵に上陸、
1597年豊臣秀吉へ献上、1602年徳川家康への献上品
徳川吉宗が享保13年(1728)に象を呼び寄せ、長崎3月13日出発、大阪4月16日、京都4月26日、江戸には5月26日着、長崎街道(佐賀県庁前の旧国道34号線)を通ったと思うと胸が熱くなりそうです、ならないけど。国道2号で国道1号を通ったと思われます。現在の車でも大変な距離です。
それにしても象は案外やってきています。
前回3月に長崎の要所 日見峠を吉宗に会うことになる象も通っています。
江戸まで餌やら坂道やら大変な苦労だったと思います。
象に踏みつぶされた記録もあるらしくいやはや、殿様の道楽とはいえ
長崎街道を象について書いてあるサイト ここも
一応象は高さ制限に引っかからない限り道路上では車両扱いです。

当時の将軍とのやり取り聞いてみたいもんです。滑稽でしょうね。

銅を輸出するための箱です60kgあるそうで 無理に持ち上げないでくださいと注意書きが
腕に自信がある方は持ち上げてみてもいいんじゃないでしょうか。

再現部屋

100%再現が当たっているかどうかはわかりません。

ねずみがいっぱい出たそうです。それにしても障子が多い

もうNHK様様です。

ご当地わんさか。キティさん

アラフィフには活用シーンが思いつきません

無駄に手が込んでます

大村湾で沈む太陽。
長崎はまだまだ紹介できるところがあります。あ、佐賀県民ですけど
Posted at 2017/06/19 21:51:29 | |
トラックバック(0) |
長崎 | 日記