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2012年02月12日 イイね!

全日本ラリーと土地の名物

全日本ラリーと土地の名物先日のエントリでは、来るべき2012年のモータースポーツシーズン開幕に向けて、取材出張の際に利用するホテルの手配などを進めたことを記しました。

ここ数年は2つの全国を転戦するカテゴリーを追っかけていることもあり、年に1~2回は別々の場所で開催される競技会の取材について、途中で東京に戻ることをせずに直接移動する掛け持ち出張もあり、“長期ロード”などと称したりしましたが長期間に渡る出張日程を組むこともありました。
しかし、今年のカレンダーを見る限りは、今のところは“長期ロード”は無さそうな気配。ただ、基本的には北海道から九州まで、全ての国内移動を東京からの自走で行うつもりでいることに変わりは無く、年間の走行距離もそれなりに伸びそうな気配です。

さて、出張に付随する楽しみといえば、各地の名物を口に出来ることが挙げられます。
特にラリーが開催される地には名物も多く、取材後の夕食などは大きな楽しみのひとつ。また、往復のついでに時間の許す中でちょっと足を伸ばしたり寄り道をして、お気に入りの飲食店を訪れることも計画してみたいところです。

例えば4月6日(金)から8日(日)にかけて佐賀県唐津市で開催される、全日本ラリー選手権の開幕戦「ツール・ド・九州 2012 in 唐津」。
唐津市と言えば“呼子のイカ”が全国的に知られるなど、豊富な海の幸を美味しくいただける地。この町には全国的に有名な寿司屋さんもあり、特に寿司職人の間で評判の高い店という話も聞こえてきます。もっとも、この寿司屋さんは決して通りすがりに気安く立ち寄れるという感じではないのですが……。

そして、個人的には唐津市での全日本ラリーとなると、そのついでに時間を作ることで立ち寄りたい場所もいくつか存在しています。
例えばお隣の長崎県なら、生月島にある「大氣圏」の“あごだしラーメン”(写真)。何度か本ブログでもご紹介していますが、トビウオでダシをとったスープが絶品のラーメンは、偶然立ち寄って口にしてからその美味しさにすっかりハマってしまい、これまでにも何度か足を運んでいます。

また、4月28日(土)から30日(月・休)にかけては全日本ラリー選手権の第2戦「久万高原ラリー」が、愛媛県久万高原町を舞台に開催されます。
この取材前後で立ち寄ってみたいと思っているのが、宇和島市にある「ほづみ亭」。こちらは郷土料理を提供してくれる和食割烹ですが、こちらでは“鯛めし”をいただきたいところです。愛媛県の鯛めしには2通りあって、生の切り身がタレに浸されていて、これをご飯にかけていただくタイプと、鯛の身をご飯と一緒に炊き込むタイプがあるそうです。
こちらの宇和島風は前者なのですが、新鮮な鯛の美味しさがなんともたまりません。しかも思ったほど高価なメニューでもないので、気軽に立ち寄っていただけるのも嬉しいポイントです。

もうひとつ、瀬戸内海をはさんで本州側では、岡山県浅口市で名物となっている“鴨方うどん”もお勧め。
これは備中手延麺とも呼ばれるものですが、私が良く足を運ぶ「手打ちうどん たぐち」は人気のお店で、巨大なかき揚げが載せられている天ぷらうどんが人気メニューです。しかし、私自身はこのメニューを口にしたことはなく、訪れるといつも肉うどんを選んでいます。このお店の肉うどん、麺や汁の美味しさはもちろんですが、使っている肉もなかなか上質なようで、とても満足度の高い一品です。

ラリーはこうして地域の食文化に触れるのも楽しみのひとつ。
ぜひ気軽に「名物を食べに行くなら、ついでにラリーも見てみようか」という感じで、全国各地で開催されている全日本ラリー選手権の会場にも足を運んでいただければと思います。

平戸市|大氣圏
愛媛県宇和島市|ほづみ亭 
岡山県浅口市|手打ちうどん たぐち
Posted at 2012/02/15 23:01:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年12月15日 イイね!

“あんぱん”ではなく“ようかんぱん”

“あんぱん”ではなく“ようかんぱん”昨日の静岡日帰り出張では、ひとつの悲願を達成することに成功しました。
それは往路で立ち寄った東名高速道路の上り線・富士川サービスエリアでのこと。トイレ休憩のために何の気なしに入ったパーキング、車を停めてトイレに向かって歩いていくと、ひとつの“のぼり旗”が目に留まりました。そこには「ようかんぱん あります」と記されていたのです。

「ようかんぱん」。

初めて耳にするという方も多いことと思います。表面に薄く羊羹をコーティングした菓子パンのことで、北海道では全域で広く一般的にお馴染みの商品。いくつかの製パン会社からラインナップされており、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで昔から普通に手に入れることが出来るアイテムでした。しかし、これは北海道に限った話。津軽海峡を渡ると「ようかんぱん」を見る機会はほぼ皆無、その存在は全くと言ってよいほどに知られていません。

そんな「ようかんぱん」ですが、北海道以外で生産されているのが静岡県富士市。この地にある富士製パン株式会社は1935(昭和10)年に菓子屋として創業、1942(昭和17)年に有限会社としての富士製パンを設立したという老舗のパン製造メーカーです。
なにより同社のウェブサイト、そのURLが“youkanpan.com”となっていることからも、主力商品であることが一目瞭然。「ようかんぱん」の製造は1956(昭和31)年から始めているといいますから、北海道よりも先にこちらで生まれた菓子パンであろうとも思われます。

果たして「ようかんぱん」を求めてサービスエリアの売店コーナーに足を運んだのですが、残念ながら売り切れ。しかし諦めきれず、今度は帰り道の下り線で再び富士川サービスエリアに立ち寄ってみると、こちらでも店舗の外には「ようかんぱん あります」の掲示が。そして店内を見ると、10個くらいの「ようかんぱん」とようやくご対面が叶い、お土産として購入した次第です。

いざ食べてみると、北海道で親しんでいたものとは若干の相違点も見つけられました。まずパンの中身ですが、北海道ではホイップクリームが一般的。対してこちらは真ん中の“ヘソ”にあたる部分にこそホイップクリームが盛られていますが、パンをふたつに割ってみると“つぶあん”がたっぷりと入っていました。
こうなると、つぶあんと羊羹、さらにホイップクリームという組み合わせゆえに相当な甘さも覚悟したのですが、そこは巧くバランスを取っているようで餡の甘さは控えめ。表面の羊羹と合わせて食べてちょうどよい感じに仕上がっていました。

今年、北海道に出張した折にはコンビニエンスストアで「ようかんぱん」を購入して食べましたので、その時の味を思い出しながら比べてみると、静岡のものの方が食べ応えという意味では一枚上手な印象。
最終的には甲乙付けがたい美味しさなので、これから東名高速道路を走るときには「ようかんぱん」を求めて上下線ともに富士川サービスエリアに立ち寄る機会が増えることになりそうです。
 
Posted at 2011/12/23 16:14:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年11月23日 イイね!

やっぱり一年前も同じだった

やっぱり一年前も同じだったこのエントリを記すに当たって気になったので、一年前の同じ時期に自分で記した内容を読み返してみました。すると、やはり同じようなことを同じ時期にやっていたんだと、改めて思い知る結果が待ち受けていました。

2010年11月22日付のエントリでは、道路整備促進期成同盟会全国協議会という団体が発行していた「道路時刻表」についてご紹介していました。詳しくは一年前のエントリに譲りますが、要するに鉄道や飛行機の時刻表と同様に、全国の高速道路や国道について区間距離や所要時間が一目でわかるという内容なのです。
この内容も机上の計算で導いたものではなく、実走による結果が記されています。それも、特殊な交通混雑の発生しにくい平日の昼間に乗用車かライトバンで走行して、走り方の周囲の流れに乗って同じ車種による追越しが生じないようにした結果が記されているのです。
つまり、限りなく普通の走り方を実践した場合の所要時間について目安が掲載されているわけで、これは初めて訪れる地などに対して事前に所要時間を計算するのにとても役立ちます。

この内容は書籍として販売されていたのみならず、地域ごとにインターネットのサイトとしても展開されていました。
ところが残念なことに2007年度版を最後に発行は中止され、インターネットのサイトも次々に閉鎖されはじめています。実走調査には相当な費用もかかるでしょうから、発行団体の予算的な要素などによるものかもしれません。
昨今は地図や経路計算はインターネットの無料サービスで簡単に出来るようになりましたが、所要時間の計算は自動車専用道と一般道で一定の平均速度を当てはめての単純な割り算によるものが多く、実態とかけ離れた計算結果が表示されることも珍しくありません。その点、この「道路時刻表」は掲載データの精度が高いので、とても重宝しているのです。

毎年この時期になると、年末年始休暇に実行する長距離ツーリングの計画を立てるのが恒例になってきました。その作業で有用なのが「道路時刻表」なのです。
行き先、立ち寄りスポットなどをおおむね決めたら、全体的な行程を組み立てていきます。そして宿泊地を決めつつ、各スポット間の距離や所要時間を「道路時刻表」から参照して、無理のないスケジュールを構築していくわけです。

仕事も一段落したことから、深夜にエクセルシートを開き、「道路時刻表」や地図サイト、観光案内サイトを相手に独り奮闘して、2011年~2012年の年末年始ツーリングに向けた行程表を概ね完成させることが出来ました。
今回の走行距離予定は、およそ2,500kmほど。これまでに通過したり、一応は宿泊した経験もある地を改めて巡るプランですが、しっかり時間をかけて観光したことの無いエリアでもあるので、今からどんな面白いことが待ち受けているのか興味津々です。
 
Posted at 2011/12/07 00:13:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年11月14日 イイね!

今年見つけた4つのおすすめスポット

今年見つけた4つのおすすめスポット2011年も全国各地を訪れてきましたが、その中では各地で美味しいものとの出会いもありました。そんな中から今回は、今年見つけることが叶った4つのお薦めスポットをご紹介してみたいと思います。

 
北から順に、まずは北海道から。
太平洋に面している「むかわ町」は、"ししゃも"が特産品として全国に知られています。居酒屋などでも"ししゃも"は珍しくもないメニューですが、実は市場に出回っているものの大半が代用魚、つまりは本当の"ししゃも"ではないということを皆さんご存じだったでしょうか。
本当の"ししゃも"は、世界中でも北海道南部の太平洋、しかもその一部でしか獲れない貴重な存在なのです。ゆえに漁獲量も限られるため、世の中に"ししゃも"として出回っているものはそのほとんどが"キュウリウオ"や"カラフトシシャモ"という別物となっているのです。

では本物の"ししゃも"を食べるにはどうすれば良いのか?
その答えはやはり、産地を訪れるのは一番ということになるでしょう。そこで「むかわ町」にある中で暖簾をくぐったお店が「灯泉房」というお店。地元の方々でも賑わっている中、まさに旬の真っ只中、漁期のはじめに訪れたことから、この時期にしかいただけない「ししゃも御膳」を堪能することが叶いました。
本物の"ししゃも"は、全くその美味しさが代用魚とは違います。特に刺身や寿司を食べられるのは、旬の本物ならでは。是非来シーズンの旬には、多くの方にこの"本物の美味しさ"を味わっていただきたいと思います。

むかわ町|灯泉房


続いては海を渡って青森県の八戸市から。
こちらからも特産の海の幸をご紹介しますが、その魚というのは「サバ」です。サバと言えば日本の食卓ではお馴染みの一品。全国各地で漁獲がありますが、近年は大分県の「関サバ」を筆頭に、ブランド化を押し進める動きも活発化しています。そんな流れの中で、八戸でも「八戸前沖さば」というブランドを立ち上げ、厳しい基準を適用して商品力の向上につとめています。

ところでサバというと、しめサバや味噌煮といったところが定番のメニュー。八戸名物の新鮮なサバをどのように料理してくれるのか、期待を胸に訪れたのは市内にある「サバの駅」というユニークな名前のお店。文字通り、こちらはサバの専門店であり、訪れた際もサバのフルコースメニューをいただきました。
ここでは、次々に出されるサバ料理の美味しさに"目からウロコ"状態になったわけですが、個人的にはサバの串焼きと味噌じめが絶品でした。また、定番メニューはもちろんのこと、産地ならではの味として刺身なども供され、大満足の内容でした。

なお、やはりこれだけの美味しさでコストパフォーマンスも悪くないお店ですから、相当な人気店とのこと。特に週末や連休の訪問を予定する場合は、早めの予約が必須のようです。

八戸市|サバの駅
 
 
次はお隣の岩手県に移動してみます。
遠野市は「民話の里」として全国的に知られており、河童や座敷童子なども登場する遠野民話の舞台となった地です。ゆえに観光地としても有名なのですが、市内では「じんぎすかん」の看板を掲げる店を多く見られるという特徴があります。
「じんぎすかん」と言えば、やはり真っ先に思い浮かぶのは北海道。しかしここ遠野の地でも、半世紀以上前から「じんぎすかん」を食べるようになったようで、今ではすっかり地元に根付いたメニューのひとつになっています。

市内で立ち寄ってみたのは「遠野食肉センター」。肉屋さんとレストランがひとつの建物になっていますが、レストランはキャパシティも大きいので観光客と地元の方々で賑わいを見せています。当地の「じんぎすかん」は味付けタイプではなく、生肉を焼いてタレを食べる直前につけていただくタイプ。面白いのは屋外で食べる際には、穴をあけたバケツに専用の鍋を載せて焼きながら食べるそうで、かなり北海道にも相通じる"じんぎすかん文化"が根付いているようです。
肝心の「じんぎすかん」は、しっかり火を通しても柔らかくてジューシー。ピリ辛のタレとも相性がよく、とてもご飯が進む美味しさです。また、羊肉の風味は良い意味でしっかり残っていました。決して臭みがあるというのではなく、本来の「じんぎすかん」の美味しさに欠かせない"風味"として残っているということです。

遠野市|遠野食肉センター


最後は北関東の群馬県は前橋市から。

こちらで食してすっかり気に入り、短いインターバルでリピーターとなったのが「上州御用 鳥めし」です。
訪れたのは「登利平(とりへい)」というお店。県内に幅広い店舗展開をしていますが、その多くが持ち帰り専門店であるためか、これまで失礼ながらその存在に気がついていませんでした。たまたま取材で群馬を訪れた際に紹介してもらい、レストラン型の店舗を訪れる運びとなった次第。
メニューの中から「鳥めし・松重」と「鳥串」「若鳥の唐揚げ」をオーダーしてみましたが、まずメインの鳥めしは肉質の良さに驚き。モモ肉とムネ肉に甘めの濃厚なタレがたっぷりかけられていて、ご飯が進む美味しさです。
特にムネ肉というとパサパサ感の強いものも多いのですが、こちらのムネ肉は薄切りなのにジューシで驚きでした。

もちろんサイドメニューも美味しく、すっかり気に入った次第。群馬方面を観光で訪れる際は是非お立ち寄りいただきたいですし、持ち帰り店でお弁当を購入して、景勝地などで美味しくいただくというスタイルも良さそうな気がします。おそらく予想では、このお重と同じ内容になるお弁当については、冷えても美味しくいただけるような気がします。

登利平(とりへい)・南部店
 
Posted at 2011/11/29 16:00:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2011年10月28日 イイね!

気になる行く末

気になる行く末日々、数えきれないほどのニュースが行き交っている現代社会。その全てを網羅するのはさすがに無理ですが、インターネットの普及により積極的にこちらからアプローチしてやれば、全国、全世界至るところで「いま、起こっていること」を認知することが出来る世の中になりました。
それは決して世界の政治・経済情勢であるといった大げさなものではなく、日本国内の各地域におけるニュースについても同様です。

私の場合はテレビの無い生活を長年続けていますので、ニュースなどの情報源は基本的にインターネット。定期的に報道機関や通信社、官公庁などのサイトを巡回して、いろいろな情報に目を通すようにしています。
その中では、なんとなくですが生まれ育った地域のニュースもチェック対象としており、ローカル新聞のサイトなどを覗きに行っています。今日は、そこで見かけたニュースのご紹介。

●「北の京芦別」、今月末で休業 従業員30人は退職へ
Doshin web (北海道新聞)  2011年10月29日 11時20分

芦別市にあるレジャー施設、「北の京芦別」が11月1日から休業するという報道です。この施設、意外と歴史は古く開業は1970(昭和45)年ですから、実に40年にもわたる歴史を有していました。開業当時からの名称は「芦別レジャーランド」、これが1988(昭和63)年に現在の名称に変更され、翌年にはシンボルとなっている高さ88mの北海道大観音が建立されました。

当時はバブル景気の影響もありましたが、「総合保養地域整備法(通称:リゾート法)」が1987(昭和62)年に制定されたことや、金融機関の融資合戦が繰り広げられていたことなどもあり、全国各地でテーマパークやレジャー施設の新規開業や拡充が見られました。
北海道で言えば、同法によって重点整備地区の第1号に認定された「アルファ・リゾート・トマム」では、'87年から'89年にかけて超高層ホテルを開業するなど拡充が図られました。一方では'88年、その後の北海道拓殖銀行の破綻につながる「札幌テルメ」がオープン。同じ年、道南の恵山町では既存のホテルを鉄鋼加工メーカーが買収してリゾート地として拡大した「恵山モンテローザ」が誕生しました。さらに翌'89年、道東にも帯広市にドイツをモチーフとしたテーマパークの「グリュック王国」が開業します。
さらに'90年には芦別市に「芦別カナディアンワールド」がオープン。'92年には登別市の「天華園」が続き、各地方にレジャー施設が雨後の筍よろしく誕生していきました。
しかし、バブル経済が終焉を迎えるとともに、これらの施設にも秋風が吹き始めます。そもそも長い冬というテーマパークの集客には絶対的なハンデとなる条件を背負う北海道、さらに海外旅行志向の強まりもあって動員数はほとんどの施設で開業直後にピークを迎えて、あとは右肩下がりという状況になっていきました。

そんな中で、言ってみれば道内では老舗のレジャー施設だった「北の京芦別」。バブル崩壊後も派手さは無いものの営業を続けており、特に温泉などは地元客需要も少なくなかったようです。ですが、名称を改めて以降、大観音を皮切りとして不思議な宗教色を強めていきました。私自身は実際に足を踏み入れたことはありませんが、園内にはあちこちに仏像などがあったそうですし、一方で施設の老朽化も隠しきれないところまで来ていたようです。

結果としては営業休止という、恐らくは多くの人が予想していた通りの展開になった今回の報道。ただ、気がかりなのは今後の施設の行方にあります。
短い報道内容を見ると、運営会社が撤退して休業に至ると記されています。つまり所有者は別にいると予想されるのですが、このまま行くと大規模な廃墟になってしまうことは想像に難くありません。そうなると治安悪化や思わぬ事故・火災なども懸念されるところです。

淡路島では高さ80mの「世界平和大観音像」を有する観光施設が2006年に閉鎖されましたが、その後の所有者不明ということで放置状態が続いた結果、観音像の劣化が進行して倒壊の危険性まで指摘されるに至りました。最近になって淡路市が異例の立ち入り調査を行いましたが、民間施設であり所有権もややこしい状況になっているために、抜本的な解決策は見いだせていないようです。
芦別についても、状況によっては似たような問題が生じる可能性があります。少なくともこの「北の京芦別」は幹線国道からそう離れておらず、国道を走行する車にとっては巨大な観音像が否応なしに視界に入ってくる存在です。これが放置されて老朽化や劣化が進行してしまうと、市全体のイメージダウンになることも避けられないでしょう。

なんらかの解決策が早急に実行されることを願いたいニュースのひとつでした。
 
Posted at 2011/11/12 02:28:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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