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まだちょっと早いような気もしますが、カレンダーも9月後半に入ったことなので2008年度・上半期のまとめをしてみたいと思います。

今回まとめてみたのは、これまでのモータースポーツやイベント取材実績について。
実際には3月、要するに厳密に言うと前年度中に開催された競技会も含まれていますが、取り敢えずは2008年のモータースポーツシーズンにおいて競技会やイベントでこれまで取材に赴いた先を一覧化してみました。

■FIAアジア・パシフィック・ラリー選手権 第４戦 北海道・帯広市 RALLY HOKKAIDO (全日本併催) ■全日本ラリー選手権 第１戦 佐賀県・唐津市 ツール・ド・九州 in 唐津 2008 第４戦 宮崎県・美郷町 ひむかラリー'08 in 美郷 第６戦 北海道・帯広市 RALLY HOKKAIDO (APRC併催) 第７戦 北海道・赤井川村 Rally in Akaigawa 第８戦 佐賀県・吉野ヶ里町 FMSC吉野ヶ里マウンテンラリー'08 ■全日本ジムカーナ選手権 第１戦 備北サーキット EXCITE GYMKHANA in 備北 第２戦 名阪スポーツランド OSCCスーパースラローム in 名阪 第３戦 スポーツランドSUGO Sugo All Japan Gymkhana 第６戦 ツインリンクもてぎ(北) もてぎスーパースラローム in 関東 ■全日本ダートトライアル選手権 第１戦 丸和オートランド那須 DIRT TRIAL in MARUWA 第４戦 丸和オートランド那須 第32回 DCCSダートトライアル ■スーパー耐久シリーズ テスト ツインリンクもてぎ 第１戦 鈴鹿サーキット 第２戦 仙台ハイランドレースウェイ 第３戦 富士スピードウェイ 第４戦 十勝スピードウェイ 第５戦 岡山国際サーキット ■地方レース 富士 富士チャンピオンレースシリーズ 第１戦 もてぎ もてぎチャンピオンカップレース 第２戦 ■その他イベント等 D1GP 第１戦　エビスサーキット 第３戦　鈴鹿サーキット 第４戦　岡山国際サーキット 第５戦　オートポリス 東京オートサロン2008

スーパー耐久についてはもう10年近く全戦を追っかけており、取材業務以外の仕事もあるので、例年通りという感じ。
一方で昨年からは全日本ラリー選手権に多く出掛けるようになっており、全国各地、特に北海道と九州への出張機会が増えています。

ちなみにこうした競技会やイベント取材の他にも、新車やドライブ企画などの取材も時折あったりするわけで、春～秋にかけては出掛ける機会の多い"季節労働者"という日々を過ごしています(^^;。

ということで、今日はここ最近取材した競技会の写真を"フォトギャラリー"でご紹介しましょう。
　
2008 全日本ラリー選手権 第7戦 「Rally in Akaigawa」
2008 スーパー耐久シリーズ 第5戦 「OKAYAMA 500km RACE」
2008 全日本ラリー選手権 第8戦 「FMSC吉野ヶ里マウンテンラリー'08」
　

7月に「北海道洞爺湖サミット」が開催されたことや、石油製品の価格上昇などを背景に、"エコロジー"への注目が一段と高まっています。

企業活動においては全社的な取り組みとして展開しているところも多く、多方面からのアプローチが試みられています。

製造業であれば製造過程における廃棄物の削減や省エネルギー化、環境汚染物質の排除など。製品そのものもエコロジーを前面にアピールするものが増えてきており、特に自動車関連産業においては車体そのものはもちろん、周辺部品・用品も多くがエコロジーを謳うようになりました。

また企業の取り組みとしては例えばエアコンの温度設定や照明機材の配置見直しなどによる省電力化などもエコロジーな取り組みとして紹介されています。もっともこちらについてはコスト削減効果が主な目的ではないかとも思われていますが。

動機はどうあれ、地球環境保護を考えて活動することは大切なことであり、特に企業体がそのような活動をすることは効果も大きなものを期待できます。

そして企業はこうした環境貢献活動を自社のイメージ向上のために広報宣伝活動にも利用していきます。

しかし、その中には少々首を傾けたくなるような内容も少なくありません。

例えば写真の飛行機。JAL(日本航空)が6月から就航させている特別塗装の"JALエコジェット"です。ご覧のように通常は赤で彩られる尾翼が緑の特別仕様になっています。

この機材は4月に同社が行なった「JAL 空のエコ 宣言」の一環。
ですが、その内容は特に真新しいものは無いという印象で、JR東海が展開している新幹線での「エコ出張キャンペーン」に対抗する苦肉の策、という印象も抱いてしまいました。

いっそのこと中途半端な特別塗装にするくらいなら、重量軽減による燃費向上効果や塗料を使わないことのメリットがある"無塗装仕様"のエコジェットを作った方が良かったような気もします。

とは言っても、このJAL(日本航空)のエコ訴求などは、別に"嫌悪感"を抱くほどの内容ではないのでまだ良い方。

巷でも密かに(？)話題の、トヨタ自動車の「エコ替え」キャンペーンは、近年稀に見る失策という感じがしています。

元々、エアコンや冷蔵庫といった家電業界では省エネルギー効果の大きい新型への買い換えを謳うキャンペーンは珍しいことではありませんでした。こうした家電業界の取り組みには消費者側も特に強い不快感を覚えることはなかったと思います。
なぜなら消費者側に電気代節約効果が分かりやすく、かつ十年以上は使うことになる耐久消費財であることから、消費者にとってもメリットを得やすいというものでした。

しかし価格が桁違いになる自動車の場合は･･･。
さらに今回の展開は、どうにも"企業エゴ"を感じるもので、消費者に好意的に迎えられたようには思えません。
こんなキャンペーンをやるくらいなら、エコドライブの普及啓蒙活動にでも力を入れた方が企業イメージの向上につながったような気がするのですが･･･。

おそらくは大手広告代理店の発案なのでしょうが、今回の件はマーケティングの失敗例に数えてもいいような気がします。
　

もう皆さんご承知の通り、去る7月1日からNTTドコモはコーポレートブランドロゴを変更しました。
アルファベット表記で従来は"DoCoMo"となっていたものが全て小文字の"docomo"となり、色合いも赤系に統一されました。
ちなみにこの赤は「ドコモレッド」という名の特別色で、未来に向けた無限の可能性とヒューマンタッチ、安心感、信頼感を表現したものと発表されています。

ブランドやロゴマークの変更は、企業戦略にとって重要な位置づけとなります。ここで間違いを犯すと、多大な損失にもつながりかねません。
近年、特に競争の激しい携帯電話・通信業界においては、顧客からのイメージ向上が軸となるブランド戦略は企業の命運を左右する面もあることでしょう。

ですが･･･。

このロゴマーク変更に伴い、街中の販売店の看板などが替えられたのは当然として、一般ユーザーに送られてくる書面のデザインや色使いも変更されました。

そのひとつが毎月の請求書。
これが封筒、中の請求書本体ともに薄い色合いながらも赤系のものになったのです。

正直なところ、初めて新しいデザインの請求書を受け取ったときには、強い違和感を覚えました。
請求書で赤系統の色使いは、なんとなく"未払い分の督促"とでもいうような印象を最初に抱いたのです。

もちろん内容的には督促ではなく通常の請求(クレジットカード払いのため、実際は請求明細書)なのですが、受け取ってあまり良い気分にならなかったのも事実。

こうしたデザインや企業ブランド戦略のプランニングには大手広告代理店などが関わっているのでしょうが、請求書に赤系統の色使いというのは、あまりセンスが良いとは思えないのは私だけでしょうか？
　

自分自身の今年の出張日数を確認してみると、先の九州出張を終えてちょうど90日となりました。
これはあくまでも宿泊を伴うものに限った話で、関東近郊への日帰り出張も数回あったので、3ヶ月ちょっとはどこかしらに出掛けているということになります。

基本的に出張手配は自分で行なっています。遠方の場合は航空券やフェリー乗船券、サーキット等での取材については事前に取材申請手続もあります。
そして重要なのがホテルの手配。特に連泊を要する業務の場合、手配したホテルの質が悪いと仕事にもマインド的に影響が出る可能性すらあります。

もちろん予算もあることですから、如何に限られた予算内で満足度の高いホテルを見つけて確保するか、ということになります。
結果的には出張する場所というのはモータースポーツの現場がほとんど、ゆえに地域や場所も限られます。そうなるとそれぞれの場所に"常宿"が自然に出来上がり、必要に応じてはシーズンイン前に予約手配をかけたりもしています。

しかし、イレギュラーな出張や初めての地域での取材、長距離取材への往復途中での宿泊などでは、全く初めてというホテルを予約することもあります。
なるべく予約前にはホテルのウェブサイトはもちろん、旅行サイトの口コミ情報なども参考にして、なるべく満足出来そうなホテルを選ぶようにしています。

そんな中でめぐり合って、プライベートでもまた泊まりに行きたいと思わせてくれたホテルが北海道に2つあります。

ともに"おすすめスポット"にも登録してありますが、ひとつは釧路市の阿寒湖にある「阿寒の森ホテル 花ゆう香」。
ここは特に女性にお薦めの温泉ホテル、部屋や温泉など施設の充実度はもちろん、きめ細やかなサービスが満足度を高めてくれること間違いなしです。

もう一件は函館市のベイエリアにこの春オープンした「ホテルラビスタ函館ベイ」。
こちらは全国ネットのビジネスホテルチェーン系列ですが、都市型リゾートホテルというジャンルに分類できます。
落ち着いた高級感漂う施設は、観光でもビジネスでも寛げるひとときを提供してくれるでしょう。そして展望風呂やバー、充実の飲食施設などはこのホテルを選ぶ大きな決め手になります。

この2つのホテルは、ともに仕事で宿泊したところですが、個人的にプライベートでまた泊まりに行きたいと思っているところ。
どちらかというと後者の方に再び泊まりにいくことになる確率の方が高いかもしれません(^^)。


おすすめスポット｜ホテルラビスタ函館ベイ
おすすめスポット｜阿寒の森ホテル 花ゆう香
　

週明け初日はモータースポーツシーズン恒例の制作作業に終始する一日。
自分自身の取材内容や写真を整理して原稿を書いたり、色々な素材をベースにして制作作業を進めて行ったりすると、あっと言う間に一日が終わってしまいます。

特に今週は月曜日が祝祭日にあたっているため、なんとなく"時差"があるような感じもしています。

ところで制作作業が終わって夜になってから着手したのが、ある企画の煮詰めについて。社員嬢と企画案の精査と造り込みを進めました。

この企画はモータースポーツとは全く無縁のもの。
今回は旅行ガイド的な取材で、"秋の味覚"がテーマです。

クライアントさんから与えられているのは、このテーマのみ。ということで、どんな内容にするかは当方にとっての"腕の見せ所"でもあります。

ここで活きてくるのが、モータースポーツ取材などを含めて、全国あちこちを走り回り、訪れている経験。
そんなに出張などでは"食"に拘ることはないのですが、やはり各地を訪れると名物に触れたり見たりする機会はありますし、意外な穴場や"隠れ名物"に遭遇することもあります。

こうした経験を活かして、単なる"秋の名物紹介"とはちょっと違う内容を作ってみようと試行錯誤しております･･･。

そう言えば、7月末に取材で訪れた岐阜県・高山市周辺。
この地域も全日本ラリー選手権の取材や"2007年夏の能登半島一周"の帰りに訪れた経験が、その後の取材にとても役立ちました。

当地では10月3日から5日にかけて「第36回 M.C.S.C. Rally Highland Masters 2008」が開催されますので、また取材に訪れます。
7月の取材で美味しい料理屋さんを見つけているので楽しみ倍増。
飛騨牛ステーキ、朴葉味噌焼、地元の山菜料理･･･、どれも美味しいものばかり。

しかし･･･。

「第36回 M.C.S.C. Rally Highland Masters 2008」の取材は夜が遅くなるので、お店が開いている時間のうちに市街地に帰ることは絶望的なんですよね･･･(--;。