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2012年02月19日 イイね!

イントネーション

イントネーション夕方過ぎに外出、途中で相棒の“しろぶぅさん”と合流したのが午後6時くらいのこと。そのまま夕食を食べていこうとい時間帯ゆえ、何を食べようかと考えながら街中を社用車2号機(フォルクスワーゲン・パサート 2.0)で彷徨うこと小一時間。
結果的には大きな円を描くように街を一周して、彷徨いのスタートとなったあたりの場所にあるファミリーレストランに入ることで落ち着きました。

入店したのは「和食レストラン とんでん」。
北海道に拠点を置き、道外でも東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬と首都圏の店舗展開も行っているチェーン店です。その名の通りメニューは和食、さらにちょっとした居酒屋風の一品料理も多く、和風デザートの類も充実しています。ゆえに和食ということで年齢層を選ぶこともなく、それこそ三世代揃っての会食でも重宝するようなファミリーレストランです。

さて、ファミリーレストランという業種について調べてみると、ここ数年は“苦難の時代”とも言えるような厳しい状況が見えてきました。
社団法人 日本フードサービス協会の発表によると、ファミリーレストランは年間の売上金額/店舗数/客単価といった項目で、ここ3~4年は前年割れの状態が続いています。特にファーストフード業界の低価格競争が激しさを増した影響もあるのでしょう、収益率の減少は深刻なものがあるようです。

ひとつの象徴的なニュースとしては、2009年に「すかいらーく」が全店閉店したことが挙げられます。もちろん会社名としてはすかいらーくグループの中心たる株式会社すかいらーくであることに変わりはありませんが、店舗ブランドとしては当初は低価格路線の実験ブランドであったガストに完全に取って代わられてしまいました。

デフレ社会と言われて久しい昨今の日本ですが、こうした外食産業のデータからも社会を包んでいる閉塞感や、“安さ中心主義”とも言える消費者の強い指向が見受けられます。
その点では、「和食レストラン とんでん」は決して価格的には安価ではありません。しかし本拠地が北海道ということもあって、特に魚介類のメニューは豊富ですし、使われている素材も良質なものだという印象があります。
この日も店内は想像していた以上に盛況で、小さい子どものいる家族連れからシニア夫婦、若いカップルまで幅広い客層の皆さんが美味しい夕食を楽しんでいらっしゃいました。

ところで「和食レストラン とんでん」といえば、ちょっと気になるのが店舗名称の言い方について。「とんでん」というチェーン名称なのですが、これは北海道開拓の歴史における主人公とも言える「屯田兵(とんでんへい)」に由来しており、札幌市をはじめとした道内各地には「屯田」という地名も残っています。

そんな「とんでん」という名称を口にするとき、北海道外ではイントネーションが「と」にアクセントを置くケースがほとんどです。これは店側のスタッフでも客でも同じで、このイントネーションには少々の違和感を覚え続けています。
なぜなら、北海道では「で」の部分にのみアクセントを若干おくのが一般的。ゆえに「と(↑)んでん」という言い方は、しっくりこないのが本当のところなのです。
 
Posted at 2012/02/25 20:36:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2012年02月18日 イイね!

マナーというか常識というか

マナーというか常識というか春の足音は一歩ずつ近づいてきている今日このごろですが、まだまだカレンダーも2月ということで暖房器具がしばらくの間は活躍を続けることになりそうです。
そんな中、たまたま社用車2号機(フォルクスワーゲン・パサート 2.0)の燃料給油と洗車をするために出かけた、セルフ式ガソリンスタンドでの出来事を記してみます。

この日、ちょっと外出した帰り道で利用頻度の高い近所のガソリンスタンドを訪れました。
まずはボディの汚れを洗い落とすべく、セルフ洗車機に車を入れることに。ただ、天気が良かったこともあってか洗車機は混雑気味で、3~4台が一列になって順番待ちをしています。とは言ってもこのスタンドは敷地面積が広く、洗車待ちの列が出来ていてもガソリンや灯油の給油をする車に支障は無く、拭きあげスペースも数台分が広めに用意されています。さらに併設のコーヒーショップ用の駐車スペースも数台分ありますし、通路も広め。

洗車待ちの列についてスタンド内を眺めていると、あることに気がつきました。
給油に訪れた車が、まずはガソリンや軽油の給油器に横付けして給油を行います。セルフ式なので誘導などはなく、当然ですがドライバーが自ら車を停め、降りて給油器や精算機を操作していきます。だいたいの雰囲気として、最初に車を停めてから給油、そして精算を終えるまでの所要時間は5分程度といったところでしょうか。

街道沿いのセルフスタンド、ゆえに客足はそうそう途切れることがありません。給油口の位置が右か左かという理由による部分もありますが、多少の給油待ち車両が生じる場面も何度かありました。この店舗は精算のために店内に足を運ぶ必要はなく、クレジットカード払いなら給油器で、現金払いでも併設の精算機で処理できるので、そんなに無駄な待ち時間は無いはずなのです。

ところが。

給油を終えると車を給油器に横付けしたまま、おもむろにラゲッジスペースからポリ容器を持ち出して、テクテクと歩いてちょっと離れた場所にある灯油の給油コーナーへと向かう客を何人か見かけました。中には給油待ちの車両がいることを間違いなく認識している上で、車をそのままに灯油を購入する人もいたのです。
最初に記したように、このスタンドは敷地が広め。ちょっと車を動かせば、次の給油待ちの人に場所を譲ることは難しくないですし、いくらでも場内移動の邪魔にならない駐車スペースがあるのです。しかし、何故か車を移動させてから灯油コーナーへと向かう人はほとんどいません。

私自身、洗車を終えた後はガソリンの給油をしようと思いました。
そこで給油口の位置関係から適切な給油器にアプローチ、一台が給油中だったのでその後方に車を停めて待機しました。数分後、給油を終えた先客の高齢ドライバーは、給油口のリッドを閉めるとおもむろにトランクを開けてポリ容器を手にしました。そして、そのまま灯油コーナーへ向かって歩き始めたので、一言声をかけて場所をあけてもらうように頼んでみました。

すると。

「なんで避けなければいけないんだ? 待っていられないのか?」

と意味不明な返事が。
大変恐縮とは思いますが、見る限り私よりも人生を相当長く生きてこられた大先輩、これからの“短い老い先”で恥ずかしい思いをこれ以上して悔いが残ることの無いように、しっかりと助言をさせていただき、無事に車を移動してもらいました。

この時はたまたま高齢者でしたが、見ている限り年齢はあまり関係なかったように思います。同じような行動をしている客が何人もいましたが、子ども連れの若い夫婦などもいたわけで、こうした親に教育される子どもの将来が勝手ながら心配になったりします。

こんな事を頻繁に思うようになったのは、自分がそれなりに歳をとってしまったためなのでしょうか。
ただ、日本はこうしたマナーや礼儀、常識という点で世界に誇れる高いレベルの国だと思います。周囲の状況は黙っていても目に入ってくるはず。次の人のために場所を譲るという行為、それが難なく出来るシチュエーションであれば、そうするのが日本人の大人として当たり前だと思うのですが。


※写真は本文と関係ありません。
 
Posted at 2012/02/23 23:17:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記
2012年02月17日 イイね!

今度は前から見てみたい

今度は前から見てみたいそれは、たまたま相棒の“しろぶぅさん”と話していた時のこと。
この春に桜を見るためにどこへ旅をしようかとガイドブックを見ていたので、ちょっとどんな内容なのかを見せてもらいました。その中で目を惹いたページが、秋田県の角館町を紹介する内容でした。

角館町は「みちのくの小京都」とも呼ばれている、見どころの多い地です。特に重要伝統的建造物群保存地区にもなっている武家屋敷をはじめとして、城下町として発展してきた町並みは古からの美しさを保っているところが人気の理由と言えそうです。
そして、この町は桜の名所としても広く知られています。角館町観光協会のウェブサイトにもいくつかのスポットが紹介されていますが、中でも武家屋敷通りは趣のある町並みと、連なっている枝垂れ桜の並木が見事な景観を見せてくれています。
ちなみに当地は元々は角館町という自治体でしたが、2005年に3町村の合併によって仙北市となっています。

さらにいろいろと調べていくと、男鹿半島にも行ってみたいという思いを強くしました。
秋田県については2008年の夏に青森の下北・津軽半島を巡った後に、日本海側を南下した帰路の途中で立ち寄りました。この時は能代市に宿泊もしていますが、じっくり観光したというよりも通過しながら車窓を眺めた、という程度。さらにその後、同年の秋には鹿角地方を訪れており、この時には名物の「きりたんぽ」にスポットを当てたドライブガイド企画の取材を行ってきました。

つまり、秋田には訪れたことがあるものの、鹿角以外については余りじっくりと見て回った経験がありません。
例えば男鹿半島にしても、2008年夏に立ち寄って半島を一周しようかとも思ったのですが、なんとなく先を急いだために後回しになったままです。ゆえに掲載した写真、男鹿半島の入口にある高さ15mの巨大なまはげ像にしても、後ろ姿しか見たことがありません……。

調べていくと男鹿半島には温泉も多く、ハタハタやきりたんぽ、石焼き料理などと食の分野も充実しているようです。
残念ながら日程的には桜の時期に秋田へ足を運ぶことは難しそうなのですが、食を楽しむという観点で言えば秋から冬にかけても悪く無さそうな感じ。実りの秋を秋田で実感する、そんな休日もちょっと気が早いですがプランニングしてみたいと思っています。
 
Posted at 2012/02/23 21:19:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | ドライブ・観光ガイド | 日記
2012年02月16日 イイね!

Simple is Best

Simple is Best2012年2月13日付のエントリに続いて、宮沢模型限定品としてリリースされたRAI'S製品のご紹介。
先にご紹介した車両は丸の内警察署の2007年度配備車両をモチーフとしていましたが、こちらは同じ警視庁でも東京水上警察署に1995年度配備となった車両がモチーフです。

東京水上警察署は2008年3月まで存在していた所轄署。沿岸部の陸上のみならず、警備艇を運用して港湾内などの水上も管轄して治安の維持にあたっていました。東京水上警察署の場合は廃止前の時点で7隻の警備艇を舟艇課が運用しており、水上での事故防止や不法係留船舶の摘発、水上交通の安全確保などに従事していました。
この所轄署は2008年4月1日に開設された東京湾岸警察署に管轄の多くが移管されるとともに、警備艇も同署に開設された水上安全課が引き継いでいます。

さて、今回モデル化された日産クルーですが、導入開始当初の車両ゆえに昇降式の赤色警光灯を備えておらず、塗色も「POLICE」の英語表記が入っていない単純な白黒ツートンとされていた様子を再現しています。
さらに元々のクルーという車種そのものがタクシー用途を主に開発されたこともあり、外観や装備は至ってシンプルそのもの。同時期からパトロールカーの主力車種とも言えるクラウンが一般市販車とボディや装備の多くを共用し、内外装が豪華さを高めていくのとは対照的に“古き良きパトカー”といった雰囲気を色濃く残しています。

思い起こせばその昔、パトロールカーはとても質素な作りでした。
車種こそクラウンやセドリックといった国産最上級のセダンをベースとしていましたが、装飾品や豪華装備は徹底して取り外され、サイドモールなどが備わっていないのも当たり前。ヘッドライトも乗用主力グレードが異形タイプを用いていたのに対して汎用の丸形だったりしましたし、クォーターウィンドゥや加飾パネルなども取り外されて、とてもシンプルな外観となっていたのです。

そんな時代に通じる雰囲気を持ったクルーですが、今となってはもうひとつ特徴的と言えるのがボディサイズ。
タクシーの小型と中型の分類基準となる全長4,600mmという数字をひとつの基準として開発したこともあり、警察車両では前面警光灯の基台を装着する関係から4,600mmを超える全長となっていましたが、1,695mmの全幅を含めて5ナンバー枠にしっかりおさまる車体となっています。

近年は衝突安全性の要求などから排気量2,000ccクラスでもボディの大型化が進み、3ナンバー車が珍しくなくなりました。
こうした車体の大型化は都市部の所轄署においては機動性の悪化や駐車スペースの問題などから、何かと難儀する場面もあるのではないかと想像します。一方で1,300ccクラスの車両に比べれば動力性能に優れますし、なにより適度な大きさで使い勝手の良いボディは各種の資機材などを搭載するにも余裕があり、実は現場でとても重宝されていたのではないでしょうか。

クルーは2009年で生産を終了しましたが、ライバルにあたるトヨタコンフォート(クラウン コンフォート)は現在も販売が継続されています。
ゆえにタクシー用車両としては今や圧倒的なシェアを占めるに至ってますが、警察車両としては採用事例はごく僅かに留まっています。
今後、こうした5ナンバー級の警ら車両にどのような車種が採用されていくことになるのか、少々気になるところだったりもしています。
 
MiniCar|RAI'S 日産クルー 1995 警視庁所轄署警ら車両(水1) (宮沢模型限定品)
MiniCar|RAI'S 日産クルー 2007 警視庁所轄署警ら車両(丸3) (宮沢模型限定品)

MiniCar|RAI'S 日産クルー (1995) 大阪府警察所轄署警ら車両
MiniCar|RAI'S 日産クルー (2007) 警視庁警備部機動隊車両
Posted at 2012/02/21 22:51:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2012年02月15日 イイね!

そろそろメンテナンス計画。

そろそろメンテナンス計画。モータースポーツの取材においては、写真撮影も重要な業務のひとつとなって早10年近くが経ちました。初期には高性能なコンパクトデジタルカメラを使っていましたが、2年もすると性能的により多くの機能が欲しくなって一眼レフデジタルカメラにチェンジ。たまたまハイエンドアマチュアモデルの新製品が出たばかりだったことからCanonの製品を購入、以来これまでユーザーであり続けています。

もちろん本職のプロフェッショナルカメラマン諸氏は、本体価格で50万円を超えるようなカメラ本体と、100万円近い高性能レンズを使われているのがスタンダード。しかし、当方の場合はウェブサイト制作用の画像用途となるので、コストパフォーマンス的にちょうど良いハイエンドアマチュアモデルを使い続けています。

一眼レフは可搬性という点では少々厄介な代物でもありますが、やはり多種多様なレンズから目的に応じた一本をチョイス出来るのが最大のメリット。私の場合もなんだかんだと買い足して行った結果、ワイドから超望遠まで10本ほどのレンズを所有するに至りました。
現有のレンズで取り敢えず困るようなシチュエーションはあまりないのですが、やはり中には気になる新商品というのも存在している訳でして……。

●新開発の超望遠ズームレンズを「CP+」に参考出展 "EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×"
Canon・ニュースリリース  2011年2月7日

昨年の2月に開発が発表され、同月のイベントにも出展された「EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×」。通常であればレンズと本体の間に取り付ける別体商品となる「エクステンダー」を内蔵しているというユニークなものですが、特に土埃や雨などの影響を受けやすいモータースポーツ撮影においては強い味方になってくれそうな一本です。
もっとも、この出展後に発生した震災の影響もあって、当初は2011年中とされていた発売予定も無期限延期になっている状態ではありますが……。さらに言えばカメラ関係の情報サイトによると、このレンズの販売予価は相当な高額になるという話もあり、実際に販売されたとしてもそうそう気軽に買えるような雰囲気ではありません。。。

取り敢えず2012年シーズンは、現状の手持ち機材を活用しての取材撮影を続けていくことになりそうです。
今のところ、各カテゴリーの本格的な開幕を前にして、撮影の肩慣らしというかオフシーズンに鈍ってしまった感覚を取り戻すための“練習撮影”の機会も確保を完了。その前に、シーズンインの準備として本体や主要レンズをメンテナンスに出すことも検討中なのであります。

ちなみに掲載した写真は、2009年に取材したINRC(インド・ナショナル・ラリー選手権)でのひとコマ。盛大に土埃をあげて駆け抜けて行ったのは、バンガロールに本拠を構えるRed Rooster Racingの三菱ランサー。日本のラリーシーンでお馴染みの“エボリューション”ではなく、ノンターボエンジンを搭載するモデルが、かの地では最上位クラスの代表車種として活躍していました。
 
Posted at 2012/02/21 21:47:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 取材・業務雑記 | 日記

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