
ウクライナ情勢が気になりますね…
悲惨な映像を見る一方、わけのわからない一方的な主張に腹立たしくもなります
ワタクシなりにできることはしておきますが、長引くとそれも役に立つのやら?と思ってしまいますが…
あれ?そうか、物流にも影響が出ているのか(´・ω・` )

侵攻が始まる3日前に注文してあったのに、やはりというか、いつもより時間が掛かっているようです

とりあえず一つ届きました

クランクメタルのセットですが、アンダー0.25mmサイズのもの
クランクピン研磨前の状態で、一部が既に規定サイズより細くなっていたのでアンダーサイズを調達したのですが、その後の進行から使われることになるかは不明です
もう一つ、スタンダードサイズの到着を待ちます
実は…

エンジン腰下を修理することを見越して、昨年の1月にヘッドガスケットセットも用意していたのですが、先日、えっくすわんないんさんが来られていた時に引っ張り出して見てみると、違和感を感じました

この金属面剥き出しのガスケット
どこに使うんだっけ?(´・ω・` )
『エキマニじゃない?(・∀・)』
『うーん…そうだったかなぁ?(・∀・)』
そんな会話をしましたが、後に改めて確認すると
ガーン(´・ω・` )
1100用だった
またやってしまったよぉ…
注文していなかった腰下のガスケットと共に、改めて発注しましたが、果たして間に合うんだろうか?
とりあえずヘッドガスケットは共通なので、それだけを使って、あぁエキマニガスケットくらいは再使用できるか
うーむ、腰下のガスケット来なかったら?汎用ガスケット切り出しでいけるんだろか?
あ、元のガスケット、捨てちゃったんだっけ!?
グダグダです(´・ω・` ;

ともかく、進めないといけないので、クランクシャフトを磨きます
クランピン4つの焼けを落とし、キズもずいぶん落としましたが、まだ残っています
本来ならそのキズも落としてから、本当の磨き、ラッピングに入るべきなのですが、どの程度で画像で見るような『ピカピカ✨(・∀・)』になるのか気になり、番手の高いペーパーで磨いてみることに
特殊研磨テープは、素人感覚で#3〜400番くらい?
#600から始めて、#1000→#2000、そして#4000相当といわれるピカールで磨きます
今回はさほど減るものではないだろうと、クランクシャフトを90度づつ回転させていきます

ほら〜♪(・∀・)
メタルのすりキズが残るクランクジャーナルと比較しても、明らかに輝いている✨
いくつも番手を替えていかないといけないが、思っていたより早く進むぞ

1番ピンの一番キズが深いところ
肉眼ではずいぶんキレイになってきたが、画像で拡大して見るとまだキズもあるし荒れている
なるほど、キズ消し状態で縦線が残っていると光の反射で本当のキズがわかりにくいのか
それならば!

2番、4番と磨いていく
焼けていなかったので基準としていた3番のキズが、目に付くほどになってきた
それならばと3番ピンも磨いてみる
パッと見はもういいんじゃないか?と思えるほどに

やはり画像で見ると、本当のキズが見えてきたという感じ

焼けていなかった3番ピンは、ずいぶんとキレイ
うーむ…ここまでできるのだろうか?(´・ω・` )
そしてまた一週間が過ぎました
うーむまだ届かない(´・ω・` )
一番肝心な、焼けたクランクメタル標準サイズが、注文時点の最大納期を過ぎても届かないので、ebayの仕組みで『まだ来ないよ〜』とショップにはアピールしておいた
さてどうしよう?(´・ω・` )

そもそもシリンダーブロックを入れ替えようとしているのは、クランクシャフト部からのオイル漏れを解消するため
オイルシールが当たる場所にキズ、というか溝を彫ってしまい、スピーディスリーブでカバーはしたもののまた漏れてきた
そのキズをキチンと修理し直す必要があるのだが、それならば予備エンジンを直して載せ替えようというものだった
予備エンジンの修理が進まないとなると、このクランクシャフトを修理することも考えないといけない
通常なら溶接で埋めてから均すのだろう
溶接もやってみたいのだが、熱で歪むことは無いのだろうか?
下手な溶接で熱が加わる時間が長いと、そのリスクもあるのではないか?
とにかく最低限、キズだけ埋めてサクッと戻してしまう方法もあるか
当然、色々な妥協をすることになるのだが…

改めて、ヘッドを剥いだエンジンを眺める
クランクシャフトを外すには、あーして、こーして、そーしたら、
あれがこうなって、それをああすると…
うーむ、できるかぁ〜
でもミッションは降ろさないと無理だな
ミッションを降ろさない方法もあるといえば、あるのだが…
あれ?
そういえば、現状のオイル漏れ状態を見ていないぞ!(`・ω・´ ;
時間がかかる予備エンジン修理を優先していて、忘れてしまっていた笑
ということで

久々にウマを掛けます
ホイールを外し、ベルト類を外して、エンジンマウントを切りエンジンを下げたら、クランクプーリーとタイベルのスプロケットを外す

全体がオイルで汚れています
カムカバーからも漏れてたんでしょう
そして問題のオイルシールは

ここかぁ〜(・∀・)
やはり漏れています
右下あたりにオイルが溜まっている
薄い金属、キズを隠しているスピーディスリーブは、シャフトより僅かに大きく浮いて隙間ができているところがある
恐らく、そこがシールを痛めてしまったのだろう
前回、オイルシールリムーバーでのシール外しに挑戦したが、上手く工具が掛からず失敗した
今回はネジ留めしてあるフック部を外して引っ掛けてから、ハンドル部分を取り付けるとアッサリと抜けた

リップが破れている
エンジン回転中はオイルはその粘度もあってとどまっていたが、停止すると溜まって漏れてくるのだろう

シャフト周り削れてる?と思ったが、どうやらシール打ち込み時に塗った白いシリコングリスが残っていて、光の加減でそうみえただけだった

左側は、なかなか外れずリュータを使って削って初めて外したオイルシール
真ん中はオイル漏れが発覚して外たもの、右側が今回外したシール
今回やっとまともに抜けたのだが、しかし初めのはひどいな〜(´・ω・` ;
オイルシールは予備があるのだが、まさかこのまま打ち込みたくはない
いっそスピーディスリーブを外して、それも手間が掛かりそうだが、シャフトのキズを埋め直してオイルシールへの攻撃を抑えてやれば、いくらか持つのではないか?

エンジンブロック修理のために用意したもの
ここにはコンロッドメタルの焼き付きを防ぐために用意したモノがあるが、ここにも使えるかも?

車検まであとひと月ちょっと
残念ながら5月1日は日曜日で、車検に行けるのは翌日2日になりそうだが、いずれにせよパーツが全て揃う気がしない
未知のミッション降ろしとクラッチ脱着作業を考えると、ここは一旦、先の方法で車検をなんとか通し、パンダリーノも終わった後にジックリ取り掛かったほうが良いのかも
なんなら、予備エンジンに載せ替え、その間にクランクシャフトの修理とオーバーホールをし、改めて戻すということも考えられる
さてどうするか…?(´・ω・` )
つづく