
週末がやって来ました

トランスミッション修理の続きです!

木曜日に切り離しまで確認しました
今日こそミッションを降ろすぞ!(`・ω・´ )
重いので覚悟を決めて、トランスミッションを揺すりながら外側へ引っ張る!
あれ(´・ω・` )
やっぱり途中で止まる

左側ミッションマウントのブラケット
どうにもここが離れてくれない気がする…
色んな角度からこの辺りを覗き込みながら、ミッションを引っ張ってみる
あ(・∀・)

エンジンルーム内、前から
マウントブラケットに、リバーススイッチが当たってる?
もうちょっとミッションを下げないといけない?
オイルパンの下で支えていたジャッキを下げて、エンジンごと傾けミッションの位置を下げる
うーん…ダメ(´・ω・` )
ブラケットの下をスイッチがくぐらない

マニュアルの手順からは外れるけど、そもそも形状が違う
ミッションマウントブラケットは上下二分割なので、切り離してしまおう!
幸いナットもよく見えるところだし(・∀・)
ナット前後2つを外す

ミッション左側
ブラケットが離れた
ブッシュを固定するボルトが上側ブラケットの下から突き出しているが、上側ブッシュのナットを外しているので落ちてきてしまう
ナットを戻して元のようにブッシュを固定し直した

これだけミッションの上に空間が
これで動くはず!
ユサユサ…
おぉ動いてる動いてる!(`・ω・´ )
ゴトッ…

わー!引っ掛かった(´・ω・` )
ミッションが傾いて止まっている
・・・ハッ!Σ(・∀・)
四駆切り替えレバーのリンケージを外してなかった!
最初に外れなかったので、ミッションが少し下がったらやろうと思っていて、忘れていた
今がその時!(・∀・)
先端がU字の内装剥がしをリンケージ部分に突っ込むと、重みが掛かっていたかスンナリ外れた…
ゴトッ
Σ(・∀・;
そう、外れたのでミッションが落ちた
ヤバッ…(´・ω・` ;
とはいえ、地面にほど近いところまで下がってきていたので、割れたわけでもない
セーフ(・∀・)

あ、まだ繋がってるモノが(・∀・;
四駆インジケータスイッチ配線
あーマニュアルに記載はなかった
初期の4x4にはインジケータランプ、無いの?(´・ω・` )
配線カプラーが固くて抜けず
割れたら困る、とスイッチを取り外す

あーあ
固定ブラケットからスイッチを抜く時に、ブーツが千切れちゃった
まぁでも崩壊は時間の問題だったようだ
むん!(`・ω・´ )
ズリズリ

やったー!ミッション降ろせたー!(・∀・)
あぁそういうことか!

ミッションマウントブラケット
スイッチが干渉していたのではなかった
裏側でもボルトで固定されてたのだった
ここちょっとエンジンルームからアクセスできないとこやん
組み付けの時にどういう手順が正解だったか、検証することにしよう

とにかくトランスミッション、降りました!(・∀・)ノ
しかし第一印象からちょっと…

ベルハウジングの中、オイルべっとり〜
ふん!と踏ん張ってミッションを持ち上げる
重いがなんとか運べる重さ

小屋の作業台に載せる
この作業スペースのために、これまで小屋を整理してきた

ベルハウジング内壁のオイル汚れ
コッテリしてます
匂いはしないので、ミッションオイルでは無さそう
エンジンのクランクリアオイルシールからでしょうか
さて車両側を見てみましょう!(・∀・)

おー初めてナマで見る!
クラッチカバー
新品クラッチカバーを見て知っているはずが、こんなにちっちゃかったっけ?という印象
黒いプレートもオイルまみれ
すでにグラグラですが、フライホイールまで外さないと取れないようです
オイルシールを見るために外しますから、その時に外して掃除します

クラッチカバーに『Valeo』の刻印
純正ならFIATロゴなんでしょうか?だとすると、交換歴アリってことですかね
10万キロ直前にお迎えしているので、その直前なのかもしれません
まだイケるかもしれませんが、ワタシ走行10万キロ近いのでこのタイミングで交換した方が良さげです

ダイヤフラムスプリング、レリーズベアリングの当たり面
多少減ってはいます
まぁここはトラブルもありませんでしたから
変えちゃいますけどね

オイル漏れ定番の左側インナードライブシャフトブーツ
漏れはありませんでしたが、奥側がヒビ割れてます
このタイミングで交換しましょう

さっきブーツの破れた四駆インジケータスイッチ
代わりのブーツを探さなくては
配線は、固いカプラーをなんとか外してみます
上を見上げると

おや(´・ω・` )
ブレーキブースターの下側、錆びてます
フルード漏れて塗装が落ちたんでしょう
ここもなんとか手を打ちたい
そういやステアリングラックのカラー割れなんてパンダあるあるなんだけど、起きたことないなぁ
…そっとしておこう笑
さてトランスミッションに戻ります

ミッションマウントのブラケットは外しちゃいます

全体的にオイルで汚れている
強度を上げるためのリブの奥は、砂が詰まってオイルで固まっている

このシフトのリンケージだけサビている
が軽い浮サビだけのよう
落として防錆剤を噴いておこう

四駆プロペラシャフト連結部
グリスたっぷり
回してみるとスムーズです
まぁ四駆は滅多に使いませんし、消耗も少ないでしょう
そしてこの状態で一番気になるところ

クラッチケーブルのリンクを動かして、レリーズベアリングがスムーズに動くかを確認する
問題なし

まぁオイルが侵入したおかげで余計にスムーズなのかもしれません
シャフトに浅い縦キズがあるので、そこは均しておきましょうか
ベアリングを手で回した感触も、軽すぎることもなく手に振動なども感じ取れない
良好
まぁ変えちゃいますが
さてと
この後分解しないといけません
いや分解しなくとも、この汚れを落としておきたい

プラコンテナーに板を載せ、そこにまた移動

ブシュワー!
灯油を噴き掛け、溶け始めたアブラをブラシで擦ります
奥に詰まった砂は、ホースリムーバーでコジコジ掘り出し
お!(・∀・)

ついに発見!(・∀・)
2018年、スターターモーターの先端が割れて落ちたカケラが!
エンジン停める度に踊って『キンキン!』と鳴っていたヤツです
さてと
吹き掛けては擦りを繰り返すも、厚いアブラの層はすぐには落ちません
樹脂のブラシから真鍮ブラシに持ち替え、もはや削り落としている

アルミの肌が露わに

ずいぶん綺麗には見えるようになった
が、下半分がまだなのです
そしてこの高さが微妙
中腰が続いて辛い(´・ω・` )
真鍮ブラシが丸まってきたのだが、新しいものが無い
灯油も使ったことだし、まだ使いそうだし
高さを上げるにはコンテナー追加した方が良さそうだな
ということで、買い出しへ行こう

よっこいしょ(・∀・)
今日の作業はここまで
スンナリではなかったが、ちゃんと降りた
でもようやく第一関門を突破しただけ
次回、残り下半分を清掃したら、いよいよ分解に入ります!
さぁどんな作業が待っているでしょうか!
異音の原因はわかるでしょうか!?(・∀・)
不安と楽しみが続きます!(`・ω・´ )
うへ〜
作業着と顔、油汚れで真っ黒!(´・ω・` ;