2024年05月22日
オーリスRS(6MT)ミッション流用チューニング情報
ここでは、日頃オーリスRS乗りの皆さんがパーツが無いとお嘆きである為、情報共有と提供を行なう。
オーリスRS(6MT)に使用されているミッション形式はアイシンBG6(EC62、EC60系)
代表的な使用車種は、ヴィッツGRMN(NCP131 2ZR-FE+SC 1.8L)、ロータスエリーゼのZR系エンジン搭載車種や2GR V6 3500cc、
カローラ系(ZRエンジン搭載系6MT車、海外版のアルティスや海外仕様等)。
NRエンジン系カローラやMXPA10 ヤリス(GRじゃない方)はエンジンが違うとベルハウジングが違いますが、ギアボックスだけ一緒みたいです。
(ZR系エンジンなら流用可能です、エンジンが違うとベルハウジングやクラッチカバーの形状が異なる)
これが何を示すかと言うと、他車種のギアやクラッチ系や機械式LSD等のパーツが流用出来るのですよ。
ギアボックス内部は流用出来るので、各種ギアやファイナルギアや機械式LSD等が流用出来るみたいです。
ある程度のギアの組み換えがおそらくは可能と思います。152オーリスRSと186オーリスRSでは全然ギア比やファイナルギアが違うので、チューニング次第で有効に成る情報だと思います。
ただし、機械式LSDは別途ファイナルギア(CUSCO等から発売)を購入しないといけません。
これがめちゃくちゃ高価、20〜30万円ぐらいで、思い切りよくとは難しいですね。
さらには他車ファイナルギアはオープンデフと一体式の為、ファイナルギアだけ交換するとなるとカローラやヤリスのオープンデフファイナルギアASSYが必要に成ります。
トルセンはヴィッツGRMNしか無いので、購入にはヴィッツGRMNの車検証のコピーが必要に成ります。
無いとトヨタモビリティパーツが売ってくれないのです。
更にクラッチですが、ZRエンジン搭載車種なら、純正流用が可能である事が各種品番により確定しました。
ヴィッツGRMNのが1番良いのですが、車検証のコピーが購入に必要と成ります。
したがって、社外品ならオグラクラッチのヴィッツGRMNの強化クラッチは装着可能です。
(ただし、オーリスで着けた人は見掛けてないです)
ただ、強化クラッチを単品で着けても実際のところ、LSDが無ければ効果半減なんですね。
少ないですが確実に効果はありますが……。
ただし、このクラッチが曲者でして、BG6には元々許容馬力に応じて3〜4段階のクラッチ設定されており、3500ccV6等の280馬力超向け、250馬力まで、220馬力まで、180馬力までとあるみたいです。
オーリスの場合、220馬力か180馬力までのが着いており、圧着力もエンジン馬力から考えると強い方で、端からオーバースペックの強化クラッチ状態なので、これまた凄く悩ましいです。
ヴィッツGRMNだと250馬力までのが、着いており強化クラッチに該当するのですが、如何せん入手困難なのです。
あとはフライホイールですが、手段としてはロータス用の社外品か純正フライホイールを加工研磨して軽量化…、ですが、効果はあるものの街乗りや低速域の燃費悪化トルク低下、工賃発注費はコストパフォーマンス的にオグラクラッチ強化クラッチを買う方が安上がりって成りますね。
この1ヶ月、実はクラッチとギアボックスOHをしようと、調べ回りましたが、調べれば調べる程に、オーリスのギア比がとても優れたクロスミッションギア比に成って居るみたいで、いじらない方が良いと判断しました。
ファイナルも4.2や3.9等に高くしてしまうと普通の5速ミッションと代り映えしないワイドレンジに成ってしまいます。
(初めから競技用に近いクロスミッション…)
その為にヴィッツGRMNの純正流用を目論みましたが、車検証の壁に阻まれました。
流用出来る先で一番はヴィッツGRMNだからです。
結局、堂々巡りの陥ってノーマルが一番良いとの結論づけて仕方ないという結果に陥っています。
蛇足:
見積りも完璧フルコースで強化クラッチで機械式LSD、各種ゴムブッシュマウント交換、タコ足エキマニに交換、油脂類工賃込み込みで約70万円…最小限のクラッチ強化クラッチだけで油脂類、ブッシュ交換工賃込み込みついて約40万円…。(ショップ見積り)
オーリス純正品クラッチ交換、ブッシュ油脂類工賃込み込み約25万円(ディーラー見積り)と悩ましい価格に成ってます。
尚、見積り価格が高いのはオーリスではクラッチ交換の際、ミッションだけでは無くエンジンごと脱着しないといけないので、工賃が高いのです。(エンジン降ろしての作業に成ります)
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2024/05/22 02:49:33
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