NeoNaoのブログ一覧

先日、ガソリンスタンドで行われた「電気自動車サービスの体験」に参加して、急速充電時に立ち寄ったときの洗車とコンピュータ診断をしてもらいました。

　コンピュータ診断では特に異常はなかったのですが、電池容量が39.2Ahとなっていました。出荷時はほぼ40Ahらしく、もともと40Ahとすれば2%の劣化で、ほとんど劣化していないに等しいレベルだと三菱自動車のサービスエンジニアの方に言われました。このくらいなら電池容量の補正も必要ないそうです。

　12,260km走行（通電時間500h）で、ほぼ100%急速充電していることを考えると電池は優秀だそうです。Gタイプに比べてもMタイプは電池容量の劣化が少ないといってました。電池セルが一個だけ死ぬというトラブル（サンタさんのケースですかね？）もないと．．．

　つまり、私のように自宅に充電設備がなく、急速充電せざるを得ない人にとっては、Mタイプは良い選択だったということですね。

電池容量が低下してくると、「電池容量の補正」をやらないと、メータ表示と実際の容量が合わないそうです。航続距離は少なく表示するようにずれるので、補正をすると航続距離が長く表示されるらしいです。
　電池容量の補正は、一回放電させてから充電する作業が必要になるため、1日車をディーラに預ける必要があるそうです。

さすがに本社のエンジニアは良く知ってますね。販社の営業とは違います。

1月で、iMiEVに乗り始めて1年になりました。
走行データ提供システムEVSYSが復旧し、1年分のデータが見られるようになりました。
年間走行距離は11,936km、電費は9.1km/kWhでした。

電費は、5-8月は10km/kWhを超えたのですが、寒くなってきた11月から急激に低下し、1月は雪の中で渋滞のあった日の2.9km/kWhもあり、6.7km/kWhと最低でした。ヒーターの利用率は30-40%くらいです。
　シートヒーターと電気ひざ掛けは使用していますが、それでも寒い日はヒーターがないと厳しいです。リーフのような、ヒートポンプ式のヒーターが欲しいですね。

リーフのマイナーチェンジ後、リーフの中古車が大量に出ています。ほとんどが、試乗車として使われていたもののようで走行1万km以内、2011年式です。

神奈川県の日産系の中古車販売店だと、Gが192万円、Xが186万円というのが一番安い値段です。

一方、マイナーチェンジ後のリーフの新車はGが413.4万円、Xが375．8万円で、横浜市で購入した場合の補助金132万円（国78万円、県39万円、市15万円)、28万円の還元（4月以降は値下げ）を差し引くと、Gが253．4万円、Xが215．8万円です。

中古車だとGで60万円、Xで30万円安いですが、マイナーチェンジ後のリーフは、ヒートポンプ式のヒーターが採用され、航続距離、トランク容量も改善されています。おそらく、バッテリーを含めた信頼性も向上しているでしょう。今後価格が下がって行けば別ですが、現在の価格では、あまり中古車のメリットは感じません。

むしろ、補助金をもらうことによる6年の保有義務がないことが、メリットではないでしょうか。現時点では、6年間使用した時のバッテリーの劣化は未知数です。中古車なら、問題があったら、いつでも売ることができます。
また、事故時の補助金返還に備えて、車両保険の保証額を最大にしておく必要もありません。

試しに電気自動車に乗ってみるのならば、リーフの中古車はいい選択でしょう。

今回、放出されたのは初期車両なので、私は、2-3年後にマイナーチェンジ後の試乗車が放出されたときに、マイナー後の中古車を買うのも手かなと思っています。