YOKOHAMA BluEarth-GT AE51 185/65R15 88H  

　前任のタイヤ、ミシュランエナジーセイバー+のひび割れがひどくなり、このタイヤに交換しました。色々なタイヤがある中で、快適性や省燃費性能を犠牲にせず、操縦安定性を売りにしていたためです。事前に目星をつけていたタイヤは、ダンロップルマンでした。

このタイヤは左右非対称構造となっており、外側のショルダー部分を強化、剛性を上げています。ちょうど、ミニバンタイヤの技術が投入された模様です。

省燃費ゴムと高いウエット性能も確保されており、ツーリングカーに適切なタイヤであると、メーカーでは説明しています。

　前任のタイヤと比較すると、乗り心地は明らかに硬めになりました。路面の凹凸や突起に対して、コツコツと硬さを感じます。コーナーでは、その名の通り転舵に対するヨーの発生れが少なく、素早く車のノーズがイン側を向きます。テールの振出しも少なく、操舵に対する正確性が高まっています。まるで、扁平率を上げたような印象です。操舵はじめには、若干神経質さを感じます。直進安定性は、タイヤによって演出されているような気がするのですが、絶対的な直進安定性は低く感じ、直進走行時にも修正舵を要するようにます。なお、情報サイトのインプレッションによると、絶対グリップレベルもエコタイヤレベル以上のものだそうです。

とはいえ、ミシュランエナジーセイバーの、柔らかいままにグリップをしていく印象や、乗り心地の柔らかさ、あいまいさを感じつつも直進している印象も捨てがたく、性格が正反対のタイヤを購入したようです。どちらのタイヤも良いですが、ブルーバードシルフィの性格には、ミシュランの方が似合っていたように感じます。

そこは承知の上での購入で、今回のタイヤには操舵の楽しみを求めていますので、私は満足です。

関連情報URL：https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_gt_ae51/