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masachiroのブログ一覧

2018年03月06日 イイね!

NA6とNA8の見分け方

NA6とNA8の見分け方NA型ロードスターも1989年発売から29年が経とうとしてます。世界で最も売れた(ギネス認定)オープン2シーターですが、最近は以前ほど見かけなくなってきました。たまに見ると「おっ!」と思いますが、その際、私はNA6かNA8か気になってしまいます。マニアな方はとっくにご存知の、(フツーのヒトにとってはホントどうでもいい話)パッと見、NA6かNA8の見分け方です。


ここのところ、NAで走っていると中学生くらいのコに


「おぉ、ユーノスロードスターじゃん!カッケー!!」


と、言われることがあります。それも1度や2度じゃありません。
ご丁寧に「ユーノス」まで付けて、フルネームです。


何ででしょう?


アニメの影響?ゲーム?それともドラマ?
 
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画像は①イニシャルD②仮面ライダー3号(V3ではない)③エクスドライバー

調べてみましたがイマイチよくわかりません。

何であれ、イマドキの若いコたちがスポーツカーをカッコイイと思えることは(エコカー全盛時代が長いので)個人的には大歓迎です。



そのユーノスロードスター=NA型ですが、大きく分けてNA6CE(1600㏄)とNA8C(1800㏄)とあります。販売期間が1989年~1997年まで8年間あるので、その間に発売された種類は非常に多いです。M2などの特別車やリミテッドモデルも多数存在し、全てを把握している方は相当なマニアといえるでしょう。


まずは(テストに出るわけではないですが)NA型の種類について軽くおさらいです。
超マニアな方、間違ってたらゴメンなさいm(__)m

この世界に名だたる名車は、1989年2月、米国シカゴショーでMX-5ミアータとして産声をあげました。

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画像はMX-5 エンブレムはMiataです。 Mazda MX-5 Miata twenty-Five Yearsより


日本では同年9月、MAZDAの1チャネル「EUNOS」より「ユーノスロードスター」として発売されます。

【NA6CE前期】1989年9月~1991年7月
【NA6CE中期】1991年8月~1992年7月
【NA6CE後期】1992年8月~1993年6月

【NA8Cシリーズ  1】1993年7月~1994年7月
【NA8Cシリーズ1.5】1994年8月~1995年7月
【NA8Cシリーズ 2】1995年8月~1997年12月


<NA6&8共通ラインナップ>


・ノーマルベース車
(NA8シリーズ2でMパッケージ)
・スペシャルパッケージ
・Vスペシャル 
・Sスペシャル
※中古車のスペック表示で「スペシャルパッケージ」が「Sパッケージ」となり、これを「Sスペシャル」と勘違いしてしまう人が多いらしいです。ややこしいので要注意です。


<リミテッドモデル>

【NA6CE】
・Jリミテッド 1991年8月 800台(限定発売 以下省略)
・Sリミテッド 1993年1月 1000台

【NA8C シリーズ1+1.5】
・TOKYOリミテッド 1993年12月 40台(東京地区限定)
・JリミテッドⅡ 1994年1月 800台
・RSリミテッド 1994年9月 500台
・Gリミテッド 1995年1月 1500台
・Rリミテッド 1995年2月 1000台

【NA8C シリーズ2】
・VRリミテッド コンビネーションA 1996年1月 700台
・VRリミテッド コンビネーションB 1996年1月 800台
・B²リミテッド 1996年12月 1000台
・R²リミテッド 1996年12月 500台
・SRリミテッド 1997年8月 700台


<
M2>
M2(1991~1995年)は第二のマツダを意味するグループ会社(実験工房)で、主にコンプリートカーを制作。ゆえにユーノスとは異なります。

・M2 1001 1991年12月 300台
・M2 1002 1992年12月 300台
・M2 1028 1994年2月 300台



NA型って、限定車だけでもこんなに種類があるんです。特徴や仕様について書き出すと膨大な量になりますので、各詳細については他の方にお譲りします。




さて、



表題のNA6とNA8のパッと見での私流の見分け方(ノーマル=デフォルトでの場合)です。

注目する点は下記5点です。


①ナンバー取付部分

NA6はステー取り外し可能タイプで、NA8は(5か所のビス)固定式。

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②ミラー

NA6は手動式で、NA8は(基本的に)電動式。ただし、Sスペシャル、上記リミテッドモデル(G・R・VR・B²・R²・SR)は手動式。

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③ホイール

純正であれば共に7本スポークですが、NA8の方が細いスポークです。このことで1本あたり1㎏の減量になっているのだとか。VRリミ・R²リミは純正5本スポーク。※Sスペシャル・RSリミ・RリミはBBSホイールを装着。

※SスペシャルでNA8シリーズ2 SスペシャルTYPEⅠだけは純正ホイールを採用。これまたややこしい。

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④純正ブレースバー

NA6はなし、NA8はあり。

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⑤リヤオーナメント

文字色がNA6は黒。NA8シリーズ1と1.5は赤。シリーズ2は緑。

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NAはカスタマイズされているモノが多いため、あくまで目安です。
この中では(オーナメントを変えている方は少ないと思うので)⑤が一番わかりやすいかと思います。

私がNA6とNA8を識別する感覚は、覆面パトカーを識別するそれ(ダブルルームミラー・後部スモーク・ごつい無線アンテナなど)と似ています。

NAを見かけると「①から④までで推測を立て、⑤で確信する」みたいな感じです。



これらのことを、奥方さまに(聞かれてもいないのに)延々と熱く語っても、




「ふぅーん」  とか 


「すごいねぇ~」




ぐらいしか返ってきませんけど、ね。




NA6とNA8の見分け方 終
Posted at 2018/03/09 02:58:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | NA6 | クルマ
2018年02月24日 イイね!

ロードレイジ(煽り運転)+セキュリティ対策 後編

ロードレイジ(煽り運転)+セキュリティ対策 後編ここのところ、ドライバー間での些細なトラブルから、大きな事件に発展したり、窃盗や悪質ないたずらなど、クルマに関する物騒なニュースを耳にすることが多くなりました。

当たり前ですが、出来ることならどれも遭遇したくはないので、(出来る範囲で)対策を取ろうと思います。

後編はセキュリティ対策です。



近年、自動車盗難件数において一部の車種は増加傾向にあるそうです。

【盗難率の高い車種トップ3】
1.プリウス(3年連続トップ)
2.ハイエース
3.ランクル
(自動車盗難事故実態調査結果2016より)

また、最近では第二世代GTR(BNR32)以降の国産スポーツカーの盗難が急増しているようです。海外での需要が高く、この世代のクルマはイモビライザー非搭載のものが多いため、モノの数分で持っていかれ、1週間後には海外ということもザラだそうです。

【盗難率の高い国産スポーツカー】
・スカイラインGTR
・RX-7
・NSX
・ランサーエボリューション
・インプレッサなど

主にハイパワースポーツといったクルマがターゲットの様ですが、年代的にヤな感じです。他人事ではありません。

車上荒らし(狙い)も同様に注意が必要です。

【車上荒らしのターゲット】
・カーナビ(ダントツに多い)
・ホイール
・各チューンパーツ
・ハイブリッド車のバッテリー
・その他

いずれにせよ窃盗目的の輩から見れば、路上に数万~数百万の「お宝」が転がっていることに違いはありません。ロードレイジの件も含め、何かと物騒な時代なので、やはり何らかの対策は必要だと思います。



さて、対策の前にひとつお話しを。
(お急ぎの方は点線内を読み飛ばしてください)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は過去に1度だけ車上荒らしの被害にあったことがあります。

私が大学2年の時に親父がソアラ(Z20)を新車で購入しました。
この時の私はまだNAは所有しておらず、移動は専らバイク TZR250(2XT)でした。
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本当に美しいクルマです。 画像はカタログより

(余談ですが)ソアラは当時、究極の※デートカーと呼ばれた車です。

※【若い方のための補足説明】
80~90年代、「デート=ドライブ」とも言えた時代、AB/BA1プレリュードを皮切りに、S13シルビア、BMW3シリーズなど、乗っているだけでモテた(笑)というクルマを指します。(その意味ではNAも立派なデートカーですよん)

バブル全盛の頃は


「は?私をデートに誘っておいてこの(ダサい)クルマ??・・帰るっ!!」


ってなことが(マジで)横行していた時代でした。

しかし、このソアラはそんなこととは無縁です。

ナンパをすれば連戦連勝の通称「女〇大生ホイホイ」とも呼ばれ、このジャンルの頂点に君臨する帝王といっても過言ではありませんでした。

【補足のさらに補足】
これらはあくまで(強力な)付加価値=壱アイテムのお話です。
これさえあれば、すべてが上手くいくことを保証してくれるわけではありません。対女性においては、各方面で相応の努力を要しますのであしからず。


「明日の初デートでは是が非でも〝帝王″を使いたい‼」


そう思うのはオトコなら当然です。


デート前日、親父に借りる交渉をしましたが、予定があるとのことであっさりのダメ出し。
30分の押し問答が続きましたが、最終的に交渉は決裂。

私の人生を大きく左右するコトの重要度合いから、今回ばかりは断じて引くわけにはいきません。



(若気の至りも相まって)



早朝にかっぱらう




という強硬手段に出ました。



その甲斐もあってか、デートは7割方(この上なく)ウマく行っていました。



しかし、終盤に悲劇が襲います。


19:00頃、港の見える丘公園周辺(横浜)に路上駐車し、公園を15分ほど散歩してクルマに戻ると、助手席側のガラスが無残に割られていました。
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画像はイメージです。

車上荒らしです。

彼女が助手席にハンドバックを置いていったのが狙われたようです。私が(相当浮かれていたのでしょうが)気付くべきでした。

すぐさま警察を呼びましたが、(この付近一帯で頻繁に起こっている事件なので)警察関係者が10人越えの現場検証で物々しかったです。犯行の手口は写真赤丸にバールの先端を入れ、テコの力でヒビを入れる。そうすると殆ど音を出さずに割ることが出来るそうです。盗られたのは彼女の財布の現金5,000円のみ。クレジットカードなどはすべて無事だったのが幸いでした。

その後、最寄の警察署に同行を求められ、犯人の指紋識別のため、私も彼女も(まるで犯罪者のように)両手10本の指紋を各々取られました。こんな初デートって・・・。

おまけに聴取が終わった頃は雨まで降ってくる始末。警察官のご厚意でゴミ袋(黒)をいただき、割られた窓ガラスの位置にガムテープで貼り付け、(助手席はガラスが飛散しているため)彼女を後部座席に乗せて、ディナーもないまま、家まで送り届けました。それも約束の門限30分遅れで・・・。


さて、大きな問題が残っています。


クルマを黙って拝借した上にこの有様。


親父にどのように伝えたらいいか(この世の終わりのような顔をして)30分ほどファミレスの駐車場で考えましたが、全くいい案が浮かびません。

どうにもならないまま帰宅し、仕方なく玄関のドアを開けました。


私 「あ・・お、お話が・・・」


親父 「ぶつけたのか。」


うっ、鋭い。


私 「というか・・・まずは見ていただきたいのですが・・」


恐る恐るクルマのもとへ案内しました。


親父  「・・・・」


(無残な愛車の姿を見て)私がくどくど説明をしなくても状況が飲み込めたようで


親父 「やられちまったものは仕方がない。明日、修理してこい」


意外なことに、それ以上何かを言われることはありませんでした・・・。

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イニシャルDの名シーン

この時の親父は文太さんバリに恰好よかったのを覚えています。
この数年後に親父は新ソアラ(Z30)に乗り換えます。


翌日、修理に出しての見積もりが


約7万円!


ハイソ(ハイソサエティ=上流階級)なクーペのサイドガラスって大きくて高いのです (T_T)



数日後、彼女と会いました。


「私のせいで本当にごめんなさい。クルマの修理費って高いんでしょう?」


「全~然。それよりイヤな思いさせてゴメンね。」




・・・カッコつけるのは大変です。



その後、日当7,000円のバイトを10日間やりました。

高い授業料になってしまいましたが、いい勉強をさせてもらいました。

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その数年後にNAと出会うわけですが、下記は26年間セキュリティ面においてずっと守ってきたことです。(NAはソフトトップなので、通常のクルマより気を使っています)


①短時間の駐車でも必ず施錠をする。

②貴重品は目に見える形では絶対に置かない。(やむを得ない場合はトランクへ)

③ETC(登場以降)カードは必ず抜く。

④基本、路上駐車はしない。

⑤駐車場は場所を選ぶ。
 
 a.オープン状態なら常に視界に入る場所に停める。
  (グローブボックス・センターコンソールは施錠)
 
 b.出来るだけ明るい、人目に付きやすい所に停める。
  (たとえ目的地から数百メートル離れてもそれを優先する)

 c.田舎の観光地で「車上荒らし多発」などの看板があった場合、状況によっては観光自体を辞める。

 d.初心者・紅葉マークやボロボロのクルマ(クルマに気を使わない人)の横には停めない。


どれもごく基本的なことです。



最近においては

⑥セキュリティランプ(ダミー)を使用する。

⑦ドラレコを前後につける。

⑧セキュリティーのステッカーを各面に貼る。

⑨ボンネットカバーを付ける(含いたずら防止)

そして、さらに今回は簡易セキュリティーを導入することにしました。

選んだのはコチラです。
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★ユピテルカーセキュリティ Aguilas VE-S26R 11,800円

2010年(古)発売のサンバイザーに取り付けるタイプです。
待機中はLEDで相手を威嚇し、車に振動などの異常があった場合、大音量でサイレンが鳴り、リモコンに通知が来るというものです。

現在、Aguilasシリーズでの最新機種は2機種ありますが、

①VE-S500R→OBDⅡ専用なので除外
②VE-S37RS→ダッシュボードに取付けるタイプが好みではない。

以上の理由からあえてこちらを選びました。

取付は簡単。
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本体は専用クリップでサンバイザーに挟み、電源はピラー内を通して、(私の場合)後部座席のシガーソケットに接続するだけです。

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キーホルダーとしてはかなりかさばりますが、やむを得ません。

車に異常があれば赤丸のリモコンに通知(衝撃弱・強・ドア空き)がきます。
通信距離の目安はファミレスの敷地内であれば問題なく受信可。大型ホームセンターでは受信不可のエリアありといったところです。

使用状況の詳細はコチラをご覧ください


ここで一つ気を付けなければいけないことがあります。

通知が来たので、クルマに急いで駆け付けたらまだ犯人がいて


〝いきなりバールで殴られる″


これはカンベンです。これでは殴られるために呼び出されたことになってしまいます。


相手は複数犯かもしれず、(日本刀でも持っていれば別ですが)通常の人が向うにはリスクが高すぎます。虎穴のトラに素手では勝てません。クルマから離れた場所で一旦状況確認するなど慎重な対応が求められると思います。



セキュリティ関連まとめ画像
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①VE-S26R本体
②ダミーランプ+ステッカー
③ドラレコ前(モバイルバッテリーで簡易駐車監視可能)
④ドラレコ後(モバイルバッテリーで簡易駐車監視可能)+ステッカー
⑤助手席ステッカー

【総評】

①を取り付けたことで、(ちょっといいお守りを持ったような)安心感が生まれました。
今、こうしてまとめ画像をみると何というか・・・〝電装ヲタク″のクルマですね。
これがいい意味で活かされるといいのですが。

セキュリティに関して

「やられる時はやられるのだから、何をやっても一緒だよ!」

よく耳にする〝ゼロかイチ″の考え方があります。

仮に窃盗や車上荒らしををする輩のレベル(熟練や本気度合い)が10段階あるとします。

LV8以上(プロ中のプロ)に本気で狙われたら、どんな高度なセキュリティ対策をしても完全には防げないでしょう。最新のハイテクを投入したとしても結局はイタチごっこで、その構図は未来永劫変わらないと思います。その意味では「何をやっても一緒」と言えるかもしれません。しかし、それ以下のレベルならどうでしょうか・・?

今回のテーマは「出来る範囲での対策」で、自分ではLV5くらいまでの対策だと思っていますが、LV6~4くらいの輩ならば多少は躊躇するかもしれません。その後、輩がその対策をものともせずあえて向かってくるのか、それとも諦めて他を当たるのかはわかりません。しかし、ここでいう「躊躇」の意味は大きく、輩のレベルが下がっていけば行く程、被害に会う可能性はより遠ざかっていくのではないかと。

NAは幌です。刃物でなくてもちょっと鋭利なモノがあればすぐに切り裂くことが出来ます。LV1~3の「ちょっといたずらしてやろう」ぐらいのつまらない輩の出来心のために、(修理費は軽く10万越え)何よりこちらの被る精神的ダメージははかり知れません。

簡易なアイテムで、(アウトレイジのドラレコ同様)「このクルマはちょっとやめておこうかな?」と少しでも輩に思わせるきっかけになれば、それだけで充分に意味があると現時点では捉えています。

しかし、これらいずれのアイテムも、あくまでプラスアルファの話であり、何より自分がこれまでに守ってきた基本的な事項が先にありきで、セキュリティ上で最も重要なことだと強く認識しています。



以上、これは数ある対策のうちの一部に過ぎませんが、引き続き盗難や車上荒らしなどのトラブルに遭うことないよう、気を付けて行きたいものです。


ロードレイジ(煽り運転)&セキュリティ対策 後編 終
Posted at 2018/02/27 01:33:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | NA6 | クルマ
2018年02月04日 イイね!

ロードレイジ(煽り運転)+セキュリティ対策 前編

ロードレイジ(煽り運転)+セキュリティ対策 前編ここのところ、ドライバー間での些細なトラブルから、大きな事件に発展したり、窃盗や悪質ないたずらなど、クルマに関する物騒なニュースを耳にすることが多くなりました。

当たり前ですが、出来ることならどれも遭遇したくはないので、(出来る範囲で)対策を取ろうと思います。


前編はロードレイジ(煽り運転)対策です。




ロードレイジ
Road(道路) Rage(激怒・憤怒)という言葉を最近よく耳にします。

自動車走行中の割り込みや追い越しに対して、車間距離を詰めてあおる、進路妨害するといった報復行動に及ぶドライバーのこと、もしくはその行為を指す言葉(コトバンクより抜粋)


だそうです。


しかし、


「こんなのにカッコイイ名前付けてどーすんだよ!」


「だからこういうのはダメだって!××が調子にのって増殖するぞ!」


「呼ばれるだけで恥ずかしくなる 〇
にしろっ!」



などの声がネット上で多数あがっているようです。


確かに言葉から感じられるイメージは、アウトローアナーキーワイルドです。

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画像はPS4 Road Rage北米版(日本未発売) 

「( ゚Д゚)ゴルァ‼ どかんかいっ!ロードレイジしたろかボケーッ!」


「今日俺さ~、ムカつくヤローが割り込みしヤがったから、即レイジしてやったわw」


「センパイのRR超クールっすね!イケてるっす。マジ最高っす(*´Д`)」




・・・どれもありそうですね。



それもドヤ顔で、こんな感じで形を変えながら使われそうです。

だとすると、この呼称は身勝手な自己顕示欲や陶酔を(それこそ)「煽る」要素があるのかもしれません。



ネーミングの件も問題ですが、同じ「煽り」でも私が特に苦手なのが、「いつ子供や自転車が飛び出してくるかわからないような道路」で煽ってくるクルマです。

(百歩譲って)高速道や峠でやられるならいざ知らず、これにはほとほと参ります。

これはもう、運転(テクニック)が上手いとか下手とかの話ではなく、単に想像力に欠け、危険感知が著しく鈍いだけなんだと私は思います。

出来るだけ気にしないようにしていますが、あまりにタチが悪く、しつこい時にはハザードを出して道を譲ります。
 
ところが今ドキは、無視をしたり、仮に道を譲ったとしても、相手がより過激なレイジモードに突入することもあるようなので注意が必要です。




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写真はイメージです。


こうなってしまうと、モノの道理やルール、ましてやモラルなどが介在する余地は期待できず、相手のタイプや、感情(気分)次第で、命に関わるデンジャラスな状況に陥ることも十分にあり得ます。

「目を付けられたら
終わり


みたいな。(この時の相手は殆ど野生動物に近い?)


ホント、これでは堪ったものではありません。




そんな訳で、対策です。



まずは真っ先に思い浮かぶのがドライブレコーダー(以下ドラレコ)です。

ロードレイジを行うドライバーも録画されていることがわかると「証拠→逮捕」という心理が働き、引くことが多いらしいです。

前面への設置はすでに終わっていますので、今回は後面です。

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※前面設置の詳細「ドライブレコーダー&後付け(簡易)駐車監視システム」はコチラ


昨年末ごろに秋葉原を散策中に目が留まったのがコレ。

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★税込みなんと2,000円‼(MicroSDカードは別途必要)

OEM生産のため、様々なブランドで販売しているようです。価格帯も2,000~8,000円くらいまで様々です。

 
「この値段でまともに動くのか??」


一瞬思いました。

しかし、私の性格からして(人柱的な意味合いもありますが)コレを試さないわけにはいきません。

仮に動かなくてもダミーとして使えばそれなりの効果は望めるだろうと思い購入しました。

そそくさと帰宅して早速テストしてみます。

家にあったMicroSD32G (対応最大値)を入れ、MiniUSB(5V)で電源供給して起動。



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動くには動くんですけど、説明書がテキトーなので、イマイチわからない機能があります。

でも、V計画のマニュアル片手にガンダム動かすことに比べればラクなもんです。


加えて、日本語表記がおかしなところがいくつもあります。


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作りもそれなりのクオリティで、吸盤取付けネジをちょっと締めこんだら割れてしまいました。

また、駐車モード時の動体検知機能を謳っているのですが、内臓リチウム電池が完全に死んでいるので駐車モード事態が機能せず、充電もできませんでした。

しかし、これらのいずれも想定内ですのでよしとします。(一応コレは新品ですが、価格が価格なのでハード〇フのジャンク品同等に捉えています)


今回の一番の目的はロードレイジな後続車がドラレコ設置を認識できればいいのです。

それでは実際に取り付けてみます。

場所はココに決定。
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赤丸は家で転がっていた「セイワルームミラーの補助ミラー」付属の吸盤を使用。

青丸のインシュロックでファッションバーに括り付けます。

●電源はナビシート裏のシガーソケット(後付け)より取ってます。


これならオープン時はイヤでも目に付きます。


お次はクローズドの状態です。

★ステッカー 390円
ちょっと控えめなデザイン(セキュリティ用)のモノを選びました。
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【装着後の感想】

効果は絶大です!

はじめは車間を取らないクルマも、これらに気付くと面白いくらいに間隔を開け始めます。

ステッカーだけでも効果は見られるようですが、やはりドラレコ本体が見えた方がいいようです。

取り付けて2ヶ月近くが経ちますが、車間を取らないクルマ(厳密にはほとんどロードレイジとよばれる手合いのものではないと思う)の概ね7割方に効果が見られます。


【総評】

私の期待値をはるかに上回り、現時点での目的は十分に果たせました。

通常、クルマにパーツを追加した時、「フィールが変わった」・「恰好よくなった」・「便利になった」など、その効果がダイレクトに自分に向けられるものなのですが、今回は一度相手(アウトレイジなど)に向けられ、その反応が自分に返ってくるといったものでしたので、いつもとは違う感覚があります。カラス除けを設置した時の気持ちと一緒です。

以前より、煽りをはじめ、クルマ社会におけるトラブルは様々なことがあったとは思いますが、ここのところに聞く話は本当に質が悪い。すぐに「カメラ=証拠」という社会はある意味残念なのですが、それらを考えるといずれはドラレコをグレードUPする必要があるかもしれません。

何故なら、今回得られた効果(煽りの抑止)はドラレコの存在そのもの(ダミーでも同じ)であり、ここぞという証拠能力を求められた時に、この機種では多々の不安や疑問符が残りますので。

ドラレコを「もしもの時のためのモノ」と考えるなら尚更です。





以上、これは数ある対策のうちの一部に過ぎませんが、引き続きトラブルに巻き込まれないよう、安全運転で行きたいものです。


ロードレイジ(煽り運転)&セキュリティ対策 後編に続く

Posted at 2018/02/05 11:43:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | NA6 | クルマ
2017年07月31日 イイね!

怪異譚(kaiitan)=奇妙な話

怪異譚(kaiitan)=奇妙な話水温の上昇に伴い、緊急停止。

「・・・この場所は確か」

ここは所沢街道沿いの、とある脇道。

「こ、こんなことって・・・」

私の背中に冷たいものが走った。



それは7月末、入院している母を見舞いに行った帰り道。
車検も無事終わり、一人、エアコンの効く快適ドライブをしていた時のことである。


夕方過ぎには少し涼しくなってきたので、窓を開けて走行していると、嗅ぎ覚えのある甘い異臭に気付いた。水温系を見ると1時を過ぎたあたりを指しているので、ただちに路肩に停止した。


ボンネットを開けるとリザーバータンク内のLLCが見事に沸騰していた。


「あらら・・」


オーバーヒート(このクルマに乗って3度目)だ。


前回のブログコチラでモノが次々に壊れると記したが、まだ続くようだ。


エンジンルーム内を調べると、ウォーターバイパスホース下の付近から冷却水が漏れている。はじめはホースの亀裂かと思ったが、どうやらホースを結合している金具部分(ウォーターポンプインレット)から漏れているようだ。


写真はインテークパイプを外したところ

ここから自宅の武蔵野市までは約10㎞。


漏れている部分をとりあえず何かで塞ぎ、補水しながらで、休み休みであれば何とか家には帰れそうだ。


原因はわかったのでまずは腹ごしらえをし、陽が落ちてもう少し涼しくなってから作業を行うことにした。


幸い近隣にホームセンターがあったので、液体ガスケットとミネラルウォーター(2ℓ)のペットボトルを6本購入。


破損個所にガスケットを塗りたくり、ラジエター内に1.5ℓほど補水して出発。


結構な漏れ具合


ホームセンターの駐車場からすぐのところでまさかの渋滞。
水道工事によるもので、しばらくはまともに動きそうにない。


「さすがにこれは付き合ってられないな」


仕方がないので、とりあえず帰路とは正反対の所沢方面へ向かうことにする。


しばらく走っていると、ある場所で急に水温が上がった。


「マズい!!」


(片側1車線の路肩に停止では他の交通の迷惑になるので)反射的にすぐさま脇道に入れ、緊急停止。


時刻は20時半を少しまわった頃。


ボンネットを開け、煙草に火を付け一息ついた時にふと思った。




!!!




「この場所は・・・」




あれは記憶を遡ること10~15年前の真夏日。

所沢街道を埼玉方面に向かっている際に、奥方様が私より先に異臭に気付いた。
このクルマに乗って初のオーバーヒート(この時はクーリングファンリレーの故障)だった。

みるみるボンネットから白煙が出たので、すぐさま脇道に入り停止したことを思い出した。

それがこの場所だ。



 




寸分違わぬ、全く同じ場所で緊急停止・・・。



 



あえて説明すると、私はこの道(所沢街道)を通勤などで常用しているわけではない。ここのところ、母の見舞いにいくことで利用頻度は上がっているが、普段はせいぜい1~2ヶ月に1度くらいのものだ。


また、今回もここで休もうと考えた訳ではなく、条件反射的にこの場所で停止しただけである。まして、工事渋滞がなければ、反対方向のこの場所で停まることは絶対になかったと思う。


想像してみてほしい。


●一生のうちで何度オーバーヒートを経験するか?


●それに伴い緊急停止を何回余儀なくされるか?


●(日本中といわなくとも)首都圏に一体いくつの道があるか?




それらを踏まえて、まったく同じ場所で停止する(というより停まらざるを得ない状況になる)ということを・・・この確率は天文学的な数字になると思う。




これらは理屈ではなく、何か〝見えないチカラ″に呼び寄せられたとしか思えない。



それが災いをもたらすものなのか、救いをもたらすものなのかはわからない、が。




そう考えたら背筋に冷たいものが走った。




そして思った。




「・・あ、安全運転で帰ろう」




休み休み補水しながら、無事に帰宅した頃、時計は22時をまわっていた。




怪異譚(kaiitan=奇妙な話) 終
Posted at 2017/07/31 06:49:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | NA6 | クルマ
2017年07月07日 イイね!

諸行無常(Everything is changing)

諸行無常(Everything is changing)先日、だましだまし使っていたNAのエアコンコンプレッサーが、ついに臨終しました。

〝ガランガラン~″とものすごい音を立て、断末魔の叫びのようでした。

ここ数ヶ月、やたらとモノが壊れるなどが続くことで出費がかさみ、我が家の家計はもうメチャクチャです。


・15年以上使用した半業務用のシュレッダーが壊れる
→納得の買い替え

・メイン使用のPC(VISTAのサポート切れ)
→OSの入替えなどを充分に検討した結果、本体の買い替え

・仕事部屋のエアコンが壊れる
→DIYでやっつけ修理

・自動車税
→言われるがまま支払う



そこに、今回のコンプレッサーの件。


目前に車検も控えてます。




・・・イタタ。




どうやりくりするか考えていると、ウチの奥方様より矢継ぎ早に



「私のPC(デスクトップ)のモニターにヘンな線が入るんだけど・・・」


「ドライヤーから冷たい風しか出ないんだけど・・・」


「固定電話の受話器を外してもウンともスンとも言わないんだけど・・・」







・・・あのねぇ











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(税金はともかく)モノの寿命から考えて、そういう時期なんでしょうけどね。



私のNAも初年度登録から26年目。



人間に例えれば80歳。


犬なら17歳。


蝉なら6日目。




あちこちいかれてくるのは必然です。
いわば諸行無常(Everything is changing)です。


しかし、クルマが生き物と違うのは、お金や手間をかけてあげて、パーツ交換をすればすこぶる調子がよくなることです。


今回のコンプレッサー交換は(後学のために)お友達の協力を得ながら、自分でやってみようかなと思っていました。ヤ〇オクなどで真空ポンプ+ゲージの安いセットを買う、あるいはレンタルするという手もあるみたいですしね。



そう思っていた矢先に、実家の母(81歳)が緊急入院。



何でも10万人に2.5人の超低確率な病気だそうです。



CRエヴァンゲリオン9(パチンコ)の大当たり確率が1/390.1で、あれだけ当たらないのですから、これは大変なことです。

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画像はメーカーHPより


そんなわけでここからしばらくは、手術やら、見舞いやらで、とてもクルマ弄りをしている場合ではありません。


仕事の合間を縫っての病院の行き来にクルマは必須です。


この時期、エアコンなしの車内温度は48℃越え。

直射日光の照りつける渋滞の中、オープンにする気にもなれず、凍らせたペットボトルを股間に挟んで(笑)見舞いにいくのも限界があります。


結局、今回ばかりは仕方がないので、業者にお願いすることにしました。

ついでに車検もです。


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今回お世話になった電装屋さん。パーツ持ち込みの無理なお願いにも快く応対してくださいました。

このNAと付き合いだしてから、ここまですべてユーザー車検で通してきましたが、今回初めて業者にお願いしました。(←こういう事態にでもならないと、まず業者に頼らないw)


ですので、


私の中のよくわからない〝拘り″ですけど「負けた感」が残ります(笑)




さて、


おかげさまで母の手術は成功して、日に日に快方へ向かい、現在リハビリ中です。


悪いことだけが続くわけはありませんよね。


これも諸行無常です。


エアコン修理の詳細はコチラ
Posted at 2017/07/10 11:29:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | NA6 | 日記

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何シテル?   07/25 10:35
masachiroです。 NA6に一目惚れしてから、一度たりとも浮気することなく、ふと気づけば四半世紀超え・・・。 「このクルマを手に入れるほん...
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