ポルシェは、駐車中に突然、電動ファンが動き出す場合があります。
目的は、エンジンルームの熱を逃がすためです。
しかし、駐車中に突然、「ブォ~ン」とファンが動き出すと、初めてだと「何で、勝手にファンが動くの?壊れちゃったの?」と思ってしまいます。
GT4の場合(たぶん、981ケイマンの場合)、サイドのダクトより吹き出します。
エンジンルームが熱くなっているので熱を逃がす、というのは理解できますが、バッテリーは大丈夫なの?と不安になってしまいます。
以前、車屋さんから、「赤いクルマは、パーキングとかで、エンジンルームを開けているが、あれは、エンジンルームを冷やすためだよ」という話しを聞きました。
ここまでだと、そうなの?程度ですが、「冷やさないとテールランプなんかが、破裂しちゃうんだよ」と続きがありました。
もともと、走行風で冷却されるのが前提で、さらに、エンジンルームにマフラーもあり、熱いまま停まっていると熱がこもって、テールランプが膨らんじゃうそうです。
赤いクルマについては詳しくないのですが、遮熱板を設置しているという記載も見かけます。
当たり前の話しですが、エンジンルーム内には、樹脂部品が沢山あります。なので、温度が高くなったりすると、破裂までいかなくても、劣化が進みます。
ポルシェの場合、樹脂のリザーバータンクが劣化するというのが、定番の消耗品になっております。
本来は、走行後にエンジンルームを開けて、冷ました方がよいと思うのですが、最近はエンジンルームが開かないので、このファンに頼るしかありません。
メンテナンスフリーと言えばそうなのですが、こういった心遣いが、消耗品の交換期間に影響すると思います。
エンジンルームが開かないのは、ちょっと、残念です。
Posted at 2019/09/08 06:43:18 | |
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