
最近、愚痴っぽいネタが多くなってしまいました。
しかし、最近のPV数を見ると、何かあった時の対応には興味を持たれている方が多いのではと思います。
任意保険でのトラブルをネットで見かけたので、紹介したいと思います。
よく誤解される事故で、10:0で相手が全部悪い場合のケースです。
10:0で相手が全部悪いんだから、相手が全部だしてくれる、と思っていると落とし穴があります。
10:0で相手が全て悪い場合は、相手の保険会社との交渉は自分で行う事になります。
自分で入っている任意保険の会社が、変わりに交渉してくれると思っている人が多いのですが、自分で入っている任意保険の会社は全く動いてくれません。
例えば、後ろからぶつけられて、ルーフまで歪んでしまい全損となる例で説明します。
全損だと、相手の保険会社が、そのクルマの価値の金額を提示して、お金で解決する事になります。
当然、時価として査定してきますので、同じクルマを購入できる金額は提示されません。たぶん、買取金額と同じぐらいの額だと思います。
自分の任意保険は動いてくれないので、自分で弁護士を頼んで交渉する事になります。
この時、もし弁護士費用特約があれば、この弁護士費用を自分の任意保険が負担してくれます。
なので、ディーラーの営業マンから勧められるままに、車両保険***万円、対人・対物***万円と、これだけ入れば安心だと思っていると、こういうパターンに陥る可能性があります。
また、よく誤解されるのは、車両保険の額です。
例えば、500万の時価のクルマに、購入金額の700万の車両保険をかけても、500万しか支払われません。わかりやすくするため、適当な額ですが。
新車で購入して、1年後に更新する時に、「なんで、車両保険の額が少ないの?昨年と同じだけにできないの?」と言う人がいますが、何かあっても、それだけでないという意味なので、無駄にお金を払う事になります。
入れたから、万が一の時に、自分で考えていたお金がでるかというと、あくまでも時価になります。
自分の入っている任意保険を、よく確認しておく事をお薦めします。
Posted at 2020/02/11 16:51:45 | |
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