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2020年11月06日 イイね!

定年ポルシェ、ウォーターポンプ交換

定年ポルシェ、ウォーターポンプ交換
 フェラーリのウォーターポンプOHの記事が気になったので、ポルシェのメンテナンスでもお金のかかるウォーターポンプ交換について記載します。





【ウォーターポンプとは?】

 一言でいうと、エンジンとラジエーター間の冷却水を循環させるポンプです。
 このポンプで冷却水が循環しているから、エンジンが適温に保たれます。



【ポルシェのウォーターポンプ】

 これがポルシェのウォーターポンプです。
 以外にも、大手ネット通販でも販売されています。また、純正品でないものも販売されています。





【なぜ、交換費用が高いのか?】

 簡単に言うと、手間がかかるからです。

 所有している方は、エンジンルームを見るとわかるのですが、狭くて作業性が悪くて、また、エンジンを支えているメンバーをずらすことも必要になる場合があるようです。

 また、冷却水を入れる場合も、後ろのエンジンから、一番前のラジエーターまでの距離が長いので、なかなか冷却水が入っていかないそうです。
 車体を斜めにしたり、時間をおいたりと、結構な手間がかかるようです。



【壊れるとどうなるのか?】

 ポルシェのウォーターポンプです。左が壊れた画像で、右が新品です。


 黄色?黄土色?の羽根を回して、冷却水を循環させますが、この羽根が壊れてしまうようです。
 冷却水が循環しなくなるので、オーバーヒートになったり、冷却水もれ等になるそうです。この画像のように羽根が外れてしまうと、エンジンを壊す可能性もでてきます。



【点検での見つけ方】

 だいたい、7~8万kmぐらいになると、異常がみられなくても提案してくるようです。
 お決まりの文句は、「ウォーターポンプの軸が、ブレ始めているので、もうそろそろ交換を考えた方がよいですね」だと思います。

 軸がブレてくると、羽根がガタガタしてきて、周囲にあたって、羽根が削れたり、外れたりするそうです。
 上の画像では、羽根も削れており、羽根がもぎとれるところまで、行ってしまったという状況と推察されます。

 もしかすると、ブレが見られなくてもリスクが高いので、決まり文句で提案しているのかもしれません。



【フェラーリの場合】

 ウォーターポンプを分解できるようになっているようです。
 OHで、羽根や軸部分のみを交換できるようです。
 環境に優しいとは思いますが、ふところに優しいかは、フェラーリなので優しいわけがないと思います。






【もし、軸がブレていると提案されたら】

 私も以前交換したときは、言われて、距離もそうだし、と、すぐに交換を考えてしまいました。

 しかし、もし、ブレているというのであれば、ブレを自分の目で確認するのをお薦めします。
 新しいクルマと比較し、本当にブレているのか、が重要だと思います。

 クルマ屋さんの提案をすぐに受け入れなくとも、見てわかるブレだったら、日頃から確認していれば、大事にはならないと考えることもできると思います。


Posted at 2020/11/06 21:13:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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 ureakです。  訳アリで、再スタートすることになりました。  ポルシェは変わりませんが、GT4になりました。
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