今日の朝ごはんは、宿場街のご当地B級グルメ。
たくわん漬けにマヨネーズ、砂糖などが入ったご当地パン。
サラダパンのお店は、旧街道沿いにある。
昔ながらのパン屋さんなのに、お店独自の商品が多い。
チーズフォンデュウパンや、サンド状のカレーパンなど。
カレーパンを買いたいけど、辛さが不安になった子鉄。
店番をしておられた ホンワカしたおばあちゃんに、
「幼児でも食べられるでしょうか?」と聞いていた。
「最近は、いろいろ紹介されて、おかげさんで・・・」と、
昔を知るおばあちゃんから、人気に戸惑うようなお言葉。
と言いつつ、ネット通販やSAでの販売など、手広く商売。
さすが、近江の人は、商売が上手だなぁ...と思った。
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七本槍ブランドの古い酒屋では、酒粕アイスを楽しんだ。
案外違いが分かる子鉄も「チーズアイスみたい!」と太鼓判。
酒屋のお嫁さん風の店番の方も、やっぱり、どこか のんびり。
あまりに雰囲気が良くて、冬限定の しぼりたて吟醸 も購入。
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奈良井や馬篭と言った大きく観光地化された宿場もいいけど、
のどかで飾らない街をぶらぶらするのも、風情があっていい。
ここでは、お土産屋さんはほぼ皆無だし、観光案内も大雑把。
だからこそ、今でも人の暮らしの息づかいが残っているのかも。
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駅前に足を延ばすと、
明治時代の図書館が今も現役で開館。
「予算が厳しいので...」とおっしゃる通り、本は少なく古い。
いつの間にか 子鉄が見入っていた図鑑を 覗き込んで見ると...
昭和世代になじみある昔の学研図鑑、電車・機関車の分冊。
しかも、私の記憶に残る絵で、子供時分の思いが鮮明に蘇る。
こちらは宇宙という分冊にある 異なる恒星系・惑星の想像図。
写真が多い今の図鑑よりも、おどろおどろしい臨場感がある。
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江戸、明治、昭和と、脈々と暮らしが受け継がれている宿場街。
インターネットやガイドブックで調べても、こうした小さな街は、
近隣の大きな城下町や黒壁の街に押され、まったく目立たない。
こんな街に、何の下調べもせず、何気に立ち寄るような旅をしたい。
Posted at 2012/03/31 07:34:08 | |
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子供とお出かけ | 日記