サンタさんにもらった自転車を 眺めながら 「ホント、かっこいいよ。 見て見て!」と、うっとりしていた6歳児。 本人曰く、商品名のロゴや、カラーリングのグラデーション、それに ステアリングやテールに設けられたLEDフラッシュ機構なんかも、お気に入りの意匠とのこと。
大人が愛車(クルマ)を眺めながら、「いいクルマだなぁ」と自己満足に浸るシーンは、みんカラのメンバーならきっと経験があるはず。 言わば愛車精神とも言える感情だが、同じような気持ちを 幼児が持っていることに、ちょっと おもしろみを感じた。 愛車精神満点なので、幼児なりに とても丁寧に扱っているし、施錠や自転車カバーなどのルールもしっかり守ってくれる。
私自身、小学校時代まで 父のお古の自転車に乗っていたので、愛車精神を抱くほど気に入ったのは 中学時代のサイクリング車が初めて。 その後、大学時代に購入したVTZやスターレットが、内燃機関としての愛車精神の始まり。 さらに プレリュード、ミラージュと愛車履歴は続き、現在のクルマで11台目になるが、愛車精神のワクワク度は 若い頃の方が充実していたような気がする。
幼児の率直な愛車精神を目の当たりにして、我が身を振り返ってみると、若い頃には 想像もしなかった新しいフランス車に乗るようになって、乗り味や文化にも興味が及ぶようになった反面、素朴な何かを忘れてしまったような気がする。 二~三十万円の中古車を買って、クルマを持つ喜びや操る楽しさを エンジョイしていたあの頃。 できるなら、ちょっとだけ 戻ってみたい。。。
Posted at 2012/01/11 06:11:54 | |
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