チキ・チキ・バン・バンというイベントに参加。
でも、
有名な童話の中のクルマはどこにも見当たらない。
「すみません。岡山機関区所属とありますが。」と、
線路脇から見上げながら、運転席に声をかける子鉄。
「そうなんですよ。実はJR貨物から借りてるんです」と、
なぜだか、幼児に対して 丁寧語で応える運転士さん。
「やりたい子はいるかな~?」との呼びかけに、
まっ先に「は~い!はい!」と手を挙げた子鉄。
彼は、自分がやりたいことを、いつもよく分かっている。
突放マニアの6歳児と言えば、全国でも彼だけかも?
赤と緑の旗を一番にもらって、やる気満々のご様子。
「まずは、連結の合図を出します。」
「おいでおいで は、緑の旗です。」
子供達の合図を確認し、「ピュ!」と警笛で応え、
ガラガラガラと音を立てながら寄ってくる機関車。
線路脇のサンダーバードの列車名称は、
なぜか「おはようEXPRESS」になっている。
「はい!停まれの合図!」と、赤の旗をさっと出す。
「キキー」と大きなブレーキ音とともに DEが止まる。
「ゆっくり移動!」と、小刻みに旗を振りながら合図。
機関車は、連結対象の
チキに向かって、そろりと近寄る。
「ガシャン」とも「ガン」とも聞こえる連結音が響く。
聞こえようによっては「バン」と聞こえるかもしれない。
チキを相手に、バンと連結する。
なるほど、チキチキバンバンである。
操車係の先生が、連結機の解除方法を教えてくれる。
ワンタッチ化されていて、うまくできた仕組みである。
そして、「あっち行け!」みたいに緑の旗を振ると...
子供達の合図に従って、素直に離れてゆく機関車さん。
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こちらは、
京都総合運転所50周年記念イベントの一幕。
近隣の駅や梅小路からもたくさんの応援者を動員し、
地域住民のために、サービス満点のイベントを展開。
JR西日本のことが、ますます身近に思えた一日だった。
Posted at 2011/11/03 07:05:47 | |
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子供と鉄道 | 日記