子供が小さいうちは、海外旅行も遠ざかっていたし、
出張も久しぶりだったので、パスポートが切れていた。
それで、今年に入ってから 新しく旅券を申請したら、
知らぬうちに、
写真サイズの規格が厳しくなっていた。
34±2mmの範囲内に 顔を収めなければならないのだから、
デジタル写真でなければ、メンドーな作業だと思う。
ややこしそうなので、融通の利かないスピード写真を避け、
旅券事務所に隣接する写真屋さんにお願いすることにした。
お店の謳い文句は「パスポートサイズ保証」である。
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出来上がってきた写真は、規格を見事に満たしていた。
腹の辺りに レフ板を持たされながら撮った写真には、
鈴木その子みたいに 影が皆無で、不気味なくらい若々しい。
が...顔サイズ修正で 写真屋が 茶目っ気を起こしたのか、
あるはずのシワがなくなっていたり、やり過ぎの感がある。
案の定、米国入国の際に 恐持ての黒人入国管理官に捉まり、
「??? You look young....なんたらかんたら」と絡まれてしまった。
若い女性のカメラマンが一人でやっていた写真屋さん。
もうちょっとシリアスに仕事して欲しいと、呪いたくなった。
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予備も含めて二枚もらった写真は、旅券申請のほかに、
厳しいと言われる某国ビザ申請用に、使ってしまった。
そこで、出先でのパスポート紛失時用の予備写真の方は、
あえてお金を掛けず、デジカメ+プリンターで作ってみた。
だが・・・ 手を抜いて レフ板を使わず、撮影も4歳児に任したら、
出来上がった写真を見て、逆の意味で びっくりするハメに。
10歳は老けて見えるし、なんだかテロリストみたいな人相。
この写真でパスポートを作ったら、若い写真と同じくらい危険。
よく考えたら、自分が悪いのだが、髪も伸び放題の時期で、
しかも その日は、ヒゲも剃らず、朝から一杯やった後の撮影だった。
先の写真屋さんも、悪い仕事をした訳ではないのだと 考え直した。
Posted at 2010/03/05 06:19:18 | |
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