蓼科の定宿を出て、南信エリアに入ったのはお昼前。
あちらでは蕾だった桜が、こちらでは満開の花見ごろ。
---
細い山道を登った先にあったのは、ナローゲージの軽便鉄道。
木曽の檜材を運んだ古い森林鉄道の一部を使った観光鉄道。
赤沢森林鉄道は、赤沢森林休養林という広大な森の中にある。
この鉄道の切符は 檜板で作られていて、今も良い香りがする。
「ちけいに沿って作られた鉄道なので、カーブが多いのです」
どこで覚えたのか、車中の5歳児が解説してくれた。
渓流の上に 木の橋がかけられていて、ずんずん渡ってゆく。
10分ほど走って 森の奥へ到着すると、機関車を前に付け替える。
手動連結器の開閉操作を、かぶりつきで チェックする子供たち。
ディーゼル機関車の運転席に座らせてもらえた。
---
出発地点には、森林鉄道の車庫と森林鉄道資料館がある。
線路の上や 奥の廃車エリアにも、自由に入らせてもらえた。
森に寝泊りして働く人のために、理髪車まであったらしい。
展示されていた往時の写真。 5歳児は、いつもアクシデントに興味津々。
---
森の中には、全長100mはありそうな 長く高い滑り台があった。
木柱を組んで、空中に浮かせてあるので、スリル満点だった。
滑り台の先にいる子供を、12倍ズームで監視しながら遊ばせた。
またまた 知らない女の子に声をかけている...
思いっきり遊んだ後の ご飯はおいしい。 親子で蕎麦を満喫。
---
頂に雪が残る 木曽駒ケ岳を見上げながら、山を下ってゆく。
この辺りには、赤・桃・白と 色の違う花が混在する不思議な桜。
まだ時間があったので、寝覚めの床に寄ってみた。
5歳児も、背丈の何倍もある岩によじ登って、床まで這い上がった。
谷の崖っぷちには中央本線の線路があって、珍しい列車が行き交う。
動画をバシバシ撮るので、2GBのメモリが すぐに いっぱいになった。
Posted at 2010/05/04 06:47:35 | |
トラックバック(0) |
子供とお出かけ | 日記