2010年05月13日
久しぶりの海外出張が続いていた。
たまたま こうなっただけなので、
期せずして、驚かされることがあった。
例えば、最近の航空券の変化もそう。
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まずは チケット原券が、A4のプリントアウトになった。
乗り継ぎや経路が多いと、この紙が2~3枚に増えてくる。
旅行会社も接続できるシステムが、おそらく世界中で繋がって、
予約を特定できる番号と氏名さえ分かれば、もう十分なのだろう。
航空券が保障していた権利の根拠を電子化することによって、
IATAの何枚か綴りの紙のチケットが、ついに廃止されたようだ。
実際、北米・南米・中米・欧州の国際線、北米の国内線など、
この数ヶ月で二十数便の飛行機に乗ったが、トラブルはなし。
自動チェックイン端末も普及して、ずいぶんスムーズになった。
入国審査が、端末でセルフになっている空港なんかも見かけた。
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また、予約後の座席を、ネットから自由に変更できるのも便利。
通路・窓側の選択だけでなく、シートマップから座席番号も特定。
予約時に空きがなかったとしても、直前にはキャンセルが出る。
空港に着いてからでは遅いので、空きを見つけ次第 席を変える。
自分的に なんとなく落ち着くのは、通路が右手側にある座席...
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ただ、システム化が進んだと言っても、トラブル対応は人手中心。
欠航による振り替えは、端末をたたいた人の判断で調整するようだ。
例えば、日本で北米の乗り継ぎ便の欠航が分かったような場合に、
近隣のどの空港便に変えるかは、現地の事情を知らないと難しい。
大雪で混乱した乗り継ぎ地で、窓口では1.5日の待機を求められたが、
現地スタッフ情報から 小さなローカル便を希望したら、半日で済んだ。
Posted at 2010/05/14 06:15:47 | |
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