2011年12月08日
クルマ、酒、地位.... これらの共通点は、人間性が増幅されて 表に見える きっかけ となり得ること。 例えば、「ハンドルを握ると人が変わる」「飲まなければ、いい人なのに...」「えらくなってから、いばるようになったなぁ」みたいな話は、ちょこちょこ聞く。
最近 感じるのは、みんカラにも、人間性を増幅する側面があるかもしれないということ。 ネット特有の匿名性や 気軽に考えを表現できるという特性から、学校や仕事、地域などのリアル社会よりも、いい意味でも悪い意味でも 人間性が表れがち。 それが良い交流につながるケースもあるが、残念ながら、トラブルに発展することもある。 エルサレムの旧市街地のように、不思議な魅力を持った空間である。
もう一つ不思議に思っているのが、同車種のクルマを見かけた時に生じる親近感のような感情。 クルマのように、趣味・志向が色濃く表れるものには ファッションもあるが、街中で 同じ服やバッグを身につけた人を見て、親近感から 声をかける人は少ない。 でも、これがクルマのことになると、あり得る話になるのが不思議。
ここで気になるのが、我々が抱く親近感が、そのクルマのオーナーさんに向けられたモノなのか、あるいは クルマ自体に向けられたモノなのかと言うこと。 愛車に対して 愛馬やペットに近い感情を抱く人から見れば、街中で出会った同車種のオーナーさんは、自分と同じペットを連れた飼い主さんのようなものかも。 ペットに関する話題では話が合うこと間違いなしだが、それ以外の分野の考え方に親近感を覚えられるかどうかは微妙。 逆に、関心がオーナーさん自身に向き、お互いに 共感しあえる関係になれば、きっかけを作ってくれたクルマは 必須ではなくなる。
こうした距離感が、先ほどの人間性増幅とあいまって、みんカラの世界をして、おもしろく そしてリスキーにしている。。。
Posted at 2011/12/08 06:08:52 | |
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みんカラ | 日記