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4日目、観光っぽい一日。
前日切り上げた祖谷渓からスタート。

20年くらい前、大歩危と西祖谷のかずら橋は観光済み。
小便小僧と奥祖谷の二重かずら橋は行ってない。

祖谷渓の小便小僧をロックオンして走りだす。

途中、日本一の大杉や美空ひばりの碑を見て走る。

大歩危
前に来た時は見晴らしの良い食堂の駐車場があったよなぁ。

どこだっけって思ってる間に通過してしまった。

200メートルの崖の上に立つ小便小僧




この地域では、こういう度胸試しをしていたらしい。

この岩の上に立つのだけは、なんとか出来そうな気がする。
でも、そこから200メートル下を覗き込むようにオシッコするなんて絶対無理。

端っこに立つのも無理だなぁ。





次はかずら橋。
西祖谷のかずら橋には行ったことアリ。
秘境イメージで訪問したのに、すぐ隣にコンクリートの橋が架かってて興醒めした。

かずら橋の向こう側に料金所があって、渡り切ったら500円払うシステムだった。
真ん中まで渡って、写真を撮りっこして、料金を払わずに元の方に戻った。
若かったあの頃。

今回はスルーかなぁ。
そんなことを考えながら
奥祖谷へ向かっていると
西祖谷のかずら橋バス停。




向こう岸に巨大な駐車場。
秘境感ゼロ。
コッチの方がアクセスが良いもんね、
そりゃあ観光地化されるわ。
やっぱりスルー。

奥祖谷を目指すと、途中にかかしの里。




全員、首が短いのがかわいい。

更に走って奥祖谷。




アクセスが不便なだけあって秘境感が残る。



長い階段を降りると男橋。



年配夫婦と娘さんがソロリソロリ渡っている。



お母さんビビリすぎて進めない。
先へ進む父と娘。
頑張れーと声をかけてお母さんを追い越す。
先行の娘さんとお互いのスマホを交換して
写真を撮りあった。




この旅はこういうシーンが多かった。たいがい「写真撮って」って声をかけるのはコッチだ。
ソロツーばかりしてると図々しくなるみたいです。
ナニワッコのフレンドリーさのおかげかな。

橋を渡って川に下りてみた。



涼やかな風
流れる水の音
そして澄んだ水

この夏探してたモノがここにあった。

満たされた心で次へと向かう。

標識の写真を撮るの忘れてたけど、
この道は与作ロードと呼ばれています。
国道439号線なんでヨンサンキュウで
ヨサクなんだそうです^_^




次の目的地はココ



高山航空公園
空の乗り物が展示してある公園。
ココで、やらなければならない事が１つある



トムクルーズになりきる！



バカだねー。
1人では恥ずかしくてできません。
公園に来ていた同世代のカップルを巻き込んで
撮ってもらいました。
相手が一緒に楽しんでくれればコッチノモノ。
楽しくトップガン撮影会となりました（＾ν＾）

四国最後の食事は
うどん本陣　山田屋



遅い時間だったので並ばずに入店。
それでも満席、すごい人気。
前回行った製麺所とか、それ以前の小さな店とかは昼の短い時間だけの営業。
通し営業しているお店はありがたい。

有形文化財の建物
人気No.1のぶっかけとアナゴ寿司。



美味しく頂きました。

後は一生懸命帰るだけ。
日没までに帰宅する予定が淡路島でサンセット。



無事帰宅して4日間1,100キロの旅は終了。

書かなかったけど、色んな人とコミュニケーションあり。
みんないい人だった。

無計画旅行の改善点もいくつか気づいた。
ひとり旅のプロはまだまだ遠い。

3日目にして、遂にタイトル「四国の峰」な日
天空の道UFOラインを走る日だけど、更に調子に乗って、色々楽しんでみよー。

ホテルを8時に出発。
最初に向かうは四万十川源流の里方面。
気持ちの良いカーブが続く道を登る。




四万十川も下流は大きな川だけど、
上流に上れば小川のようになっていく。




足首くらいの澄んだ水が
泡立つ程度の水流。
このくらいが好きだなぁ。

この先、源流に向かう分岐を曲がらず、
どんどん進めば四国カルスト。



標高が上がるにつれ、景色が開ける。
周りの山頂が目線レベルに近づいていく。


やがて天狗高原駐車場。




行き違いの狭路へ入ると
更に景色が開ける。

ここから両側パノラマ



姫鶴平だっけ



タイトル写真は
以前MINIで写真を撮った場所。



しばらくPCの壁紙にしてたなぁ。

山の映えスポットって天気が難しい。
四国カルストとは相性良くて前回も晴れだし
北海道の美幌峠は何度行ってもダメなんだな。

結婚式の前撮りしてた。



みんな撮影に映り込まないよう
気を使ってたりして^_^
はるか手前に一旦停止で様子を伺う。
撮影スタッフが平謝りしてたり
なんだか微笑ましいシーンだった。


もみじラインは渓谷美



仁淀川の源流沿いに走る。




石鎚スカイラインは標高を稼ぐ山岳路。




土小屋は落ち着くね。




ジビエなシシドッグを頂き。




mont-bellショップが入ってて
オリジナルカップにそそられる。

登ったり下ったりして
いつの間にかUFOライン。
こんな高い場所をバイクで走ったことない。



天空の道は本物です。

落石注意の看板と




ひん曲がったガードレール。




斜面で引っかかってる岩。



スリルです。


UFOラインを出たところで16時。
走りながら考える。
祖谷渓に行くと＋3時間。




そこから宿のある町は…計画順延
今日はここまでにして宿探し。

今、落ち着いて地図を見ると
瀬戸内側へ出るべきだった。
四国中央市辺りで宿泊するのが正解なのに、
高知市の方が土地勘があるから、
ソッチで宿を見つけた。

当初、四国一周のつもりだったのに、
高知で3泊してるって…。
計画がデタラメだから、すぐに破壌する。




しかし、ハッピーサプライズ
なんとホテルに居酒屋併設！

これで3日連続高知で晩酌








川エビから揚げ、鰹はらんぼ塩焼
はちきん地鶏、土佐巻き
ビールはいつしか地焼酎のロック

もう体の半分は土佐っぽじゃき
大阪弁忘れちゅうぜよ！

土佐っぽの夜は更けていく

四国2日目
朝日と共に目が覚めた。




海まで歩いて1分、せっかくなんで日の出鑑賞




太陽が低いから
キラキラの海を見ながら室戸岬を目指す




大きな岩



奇岩って言うか
いろんな形の岩が面白い。



ツンってとんがった岬をイメージしてたけど
実際はこんな感じ。




岩がちな海岸。



展望台から見ると変わるのかも。



歓迎ならぬ歓鯨ね)^o^(

最近見つけたスポット
手結港可動橋



おっ立つ道路に(OvO)⁈
わずか2分で裏側に回り込める。
橋いるの？



写真撮ってたら動き出した。

おぉっスゲー迫力
特に降りてきて合体する瞬間がタマラン。
そうかー、コレ見るためにあるんだわ。


土佐湾の両端岬に次ぐスポット
桂浜
10年くらい前に来たかなぁ
駐車場に銅像が数人

離れた所に龍馬像

山の上に龍馬館

それだけのイメージ

ところが観光地化の整備がされてて、東側に大きな駐車場と綺麗なお店を建設中。
残念ながら食事をできる店はない。
来年行けば整備完了かも。




龍馬像を眺めながらお昼の検索すると
近くにカツオ屋さん発見。
「カツオ船」食堂と土産物が並んでいる。

自分で藁焼きしたのを
カットしてもらって食べる。




ちょっと楽しい(^○^)




トーストかと思うほどの厚切り。
大阪ならこの半分くらいかなぁ。

食後に宿押さえ
「足摺岬」「当日宿泊」
やはり昨日と同じく該当ナシ。

元々宿の少ないエリア
普通は早めに予約する。

雨が降れば予定の変わる
無計画なツーリング。
早めの予約では行動が制約される。

夏休み期間は難しいか。
足摺岬から西側海岸を北上して
前回同様、四国カルストへ西からアプローチしようと思ってたけど、計画変更。

高知市で宿探し。
苦もなく予約完了したけど、
チェックインまで半端な時間。

コンビニのイートインスペースで
計画を練りつつ時間調整。

早目のチェックイン後は
高知の有名飲みどころ
ひろめ市場へくりだす。




何度も高知に来てるのに
定休日だったり、縁がない。
初ひろめ市場は、飲み系フードコートって感じ。




勝手が分からず、店のお姉さんに教えてもらった。
満席に近い状態だったので、若い１人飲み男子と相席で飲むことに。

挨拶だけして地味に飲んでたら、男子が話しかけてきた。

コロナ禍中なんで、「親しみやすいなにわっ子」のオーラは消してるつもりなんだけどなぁ。
話しかけられれば答える訳で、なにわっ子なんで、静かに話していても面白おかしくなったりする。
しだいに面白がられて盛り上がる。

マスク無しやのによく笑う男子。
ちょっと無防備やね。
大阪に帰ったらPCR検査受けよう。



軽く食べて軽く飲んで
明日こそは峠づくしで長距離走るから早よ寝よ
(_ _).｡o○

遅い夏休み
いつものように、無計画な計画が幾つも立ち上がる。

愛知から岐阜を通って日本海。白川郷を見て富山か、頑張って新潟まで。




富士山が見たい。
太平洋側で走って行って、ふもとっぱらでキャンプ。






なんとなく東へ向かいたい。
それだけをキーワードに幾つものルートを妄想。

天気予報は、日に日に☔️が増えて、日程が全部雨。

全国予報で雨が少ないのは四国。
それでも初日は雨予報、出発を1日ずらすか。
今度は大阪が雨、同じ雨なら早い出発の方がいい。
しかし、この春、下関まで雨の中を走った経験が俺を強くした。
「タイチのレインウェアは無敵だ」
そんな妄信を胸に前日決断。

鳴門大橋を渡って海沿い一般道。
土佐湾を室戸岬から足摺岬。



後は行ってから考える。

出発の朝、荷物を作ったり、雑事に追われて11時前。
6日間の休日に、4日分の着替えと、マップルを持ってやっと出発。

まずは淡路島。
ちゃんと走るのは2年ぶりくらいか。
東側の国道を走っていると、この2年で急に観光地化が進んだ様子。店も増えてるし、通行量もふえた気がする。



ドンヨリ空とAWAJIのオブジェ。

民間のオブジェらしく、フェンスの中に設置されている。お金を払った入場客だけが、そこで写真を撮る事ができる。
柵の外から1枚だけパシャリ。
撮った後で気づいた「柵の外からの撮影禁止」
なんとも世知辛い観光地だ。

鳴門大橋を渡ると徳島県。以前から来たかった廃虚カフェに立ち寄る。



廃虚感が凄いわ。
ビックリドンキーみたいな作り物じゃなく、本物の迫力。

入口は？と見渡すと
狭い階段が２つ並んでて、１つは行き止まり。
迷宮造りか？

3時前なのにランチセットが食べられた。しかもリーズナブル。



建物が凝ってるから、メニューは割増しってのが相場なのに、このサプライズ感はなんだろう。
淡路島の世知辛いオブジェオーナーに見せてやりたい。

黒電話が置いてあるのが
オブジェではなく、現役っぽい。
昭和のオヤジとしては、居心地が良いぞ。
近ければたまり場にしたい。

引き続き天気予報は下り基調。
のんびりしていては雨が降る。
初日は室戸岬まで走りたい。

店を出ると雨が降り始めていた。
そろそろ宿も決めなくちゃ。
「室戸岬」「当日宿泊」で検索。

「該当ナシ
日付設定を変更して下さい」

いやいや、もう四国まで来てるねん。
今さら日付を変えれるかいな。

手前に刻んでやっと発見。
落ち着いてもう少し写真を撮る。



ラピュタっぽいって言うのが、廃虚を示す言葉になってるね。
ジブリの影響力を感じるわ。



近くで見ると朽ちた感じが増す。



何種類のレンガが使われてるのか
この写真だけでも大きく6種類は判別できる。
増築と補修でツギハギです。

雨が強くなるまでに走りきりたい。
小雨が降ったり止んだりの中、レインウェアを着たまま走る。

雨の中、宿が無いって切羽詰まった状態だったから、場所と金額しか見てなかったけど、一棟貸しでちょっと雰囲気。




説明を受けると、バス、トイレ、洗面は別棟。
割安感が失せ、割高感が大きくなる。

建物の大きさは６帖１間で、部屋にはベッドとポットのみ。
あれ？ポットはあるけどコップが無い
((((；ﾟДﾟ)))))))

オーナーの女性が優しくて、かわいかった
(๑˃̵ᴗ˂̵)
文句は言わないでおこう。


翌日は炎天下に土佐湾走破の予定。
体力温存で早々に就寝した(( _ _ ))..zzzZZ

バイク雑誌で周山街道とサバ街道の特集を発見。

最近、周山街道って走ってないな。
久しぶりに行ってみよう。

特集記事では素直に街道を走るのではなく、美山町からおおい町へは、林道遊びを楽しみながらのコース取り。

通った事の無い道なんで真似してみると…
これは酷道好きな人のルートだわ。

全線舗装路だけど、アスファルトは割れ、落石は有り。浮き砂、砂利が緊張させる。

木の茂った中を走るので
涼しいというメリットはあり。
小川沿いなんで目にも涼しい。

とは言え
ここまで酷暑の中を走ってきたから、
水に触れて体を冷やしたいのに、ままならない。

もどかしい気持ちのまま山頂過ぎで休憩。




持参のペットボトルは、ぬる燗以上熱燗未満に成長している。

林道を通り抜けるまでに、近づける水辺発見。



源流は湧き水なの？
水量少な過ぎ。
写真で見ると水溜りみたいだけど
ちゃんと流れのある川です。

さらに進むと木の橋
バイクで渡ると、軋んでスリル満喫。
スタンドを立てるのも、板の端っこだと目に見えてたわむ。




きっと、バイク通行不可だな。オトナですから、無茶はいけません。速やかに通過。

林道を抜けると福井県。
小浜は目の前だ。
コンビニでガリガリ君をかじりながら、
ランチ検索。

水曜日の小浜は休んでる店が多かったんだ。
フィッシャーマンズワーフは、土産物を簡易テーブルで食べさせられるし、周辺の焼き鯖屋もテイクアウトオンリー。
いつもランチには苦労してたんだった。

不景気の影響か
水曜定休だった漁港前のレストランが
水曜日定休やめましたとさ。
水曜ツーリストとしてはありがたい^_^




お刺身定食
想定よりも、やや高価。
美味しく頂きました。

食後はエンゼルラインをチョイ走り。



大雨による道路崩落あり。



小浜湾と若狭湾を一望できるけど、それだけ。



映える写真も撮りにくい



ドローン飛ばしても何も無い


ここから東の三方五湖レインボーラインはオシャレスポットになってるし。
西の舞鶴五老タワーもレストラン併設。
景色を見るだけの展望台は辛いんじゃない。
実際、人が来てないもんね。
改装されて人気スポットになれば、
日本海ツーの選択肢が増えるんだけどな。