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2週間前の茶処ツーリングで
「10日後には新茶が出荷できるから、また来てね」と言われていた生産農家。

約束どおり行ってきました。

今回はルートを変えて
阪奈道路から奈良公園を横目に見て、旧街道を走行。

川沿いだったり、緑がキレイだったり、岩に掘られたお地蔵さんがあったりとか、ちょっと楽しい。




ローカル道すぎて、トイレ休憩ができないのが難どけど、それ以外は好きな道だ。

そうこうして現地到着。
今回買うのはこの畑の茶葉かな。




遠くには出荷直前か、日除けが見える。




門前にバイクを停めて
バイヤー気分で買い出し開始。




お姉さんが出てきて注文を聞いてくれる。

「贈答とかなら千円の、
普段飲みなら五百円のがありますよ」

どうやら2択らしい。

頼まれたみんなの顔を思い出す。

会社の同僚からは
「同じ買うなら良いヤツ。
二千円くらいの買ってきて」

新人のはベーシックなので良いか

バイク屋のオヤジもベーシック

グレード指示が無いのは勝手に決める。

千円、五百円を３つづつ注文した。

注文してからの袋詰め

摘みたてや煎れたてなんてのはあるけど、
これは詰めたてだ。
生産地ならではで、ちょっと嬉しい。

前回、新茶摘みまえで2回目訪問だからか
五百円のを１つオマケにくれた。

帰り道
二千円希望の同僚はどうしよう。

道の駅で二千円のを探しみると、さっき千円で買ったのが、店頭千五百円。




店内を見渡して、コレが最高価格。




受賞多数と紹介されている。



そういえばステンレスのプレートが
たくさんあったわ。




偶然1番の農家を見つけたらしい。

持ってるねー、オレ。

定価の3分の2くらいかで買えた計算。
生産農家に買いに行くから
安く買えるはずって言ったからね。
これでなんとか顔も立つ。

帰路、いつも世話になってるバイク屋に寄って１つプレゼント。

帰宅して、教わった通りにお茶を淹れると失敗しない。

グレードアップした自分に感動^_^

雅(みやび)な人

新茶の季節という事で、
最近は茶処ツーがヘビロテ状態。

茶畑を眺めたり、お茶を買ったりと、
3月からツキイチ以上のペースで茶処訪問中。

沈下橋、小さな神社、
人気の道の駅、展望カフェ
見るもの全てが楽しい



前回、茶処ツーリングに行った翌日の事

会社で同僚のオジサンと
お弁当を食べていると
関東出身の新人女子2人が
「お隣り良いですか？」と寄って来た。

断る理由もなく、一緒に食べ始めると、
休日の話になった。

映画が好きだとか
珈琲道具持って山歩きするとか
オレと同じような過ごし方。

「オレもバイクに
小型のバーナーとミルを積んで、
景色の良いとこで豆を挽いて飲んでるで」

「一緒ですね。
景色のいいところで飲むと美味しいですよね」

「最近は茶処へお茶買いに行ったりしてるねん」

「オトナですねー」

そんな話をした事なんて忘れていた。


その後、パートのおばさん達から
「多趣味ですねー」
「hiroさんて意外と、雅なんですね」
等々

何のことだろ？

よくよく聞いてみると
大阪弁で「お茶買いに行く」が
関東出身者には「お茶会に行く」と
聞こえたらしい。

正座して「結構なお手前で」なんて姿
自分でも想像できないんだけど

言葉の壁は高いようだ

天気予報は数日☀️続き。
それだけを見てバイクで走りだす。

最初の目的地は海に浮かぶ線路。



千と千尋のシーンみたいと言われる場所。
1両編成で走ってるくらいだからダイヤも少ない。
次の電車を待ちながらレブルで遊ぶ。




次回はまた違う場所から撮りたいね。




単線の線路は何故か嬉しい。


次は漁師町



水路に縦列駐車
伊根の舟屋とはチト違う




地元ローカルすぎる食堂
オムライスとカレーが人気メニュー
お客は明らかに近所のオジサン、お兄ちゃん

サカナ料理は刺身定食1,800円1択



中々のボリューム
半分の量で1000円にすれば丁度なのに
この店の稼ぎ頭で
迷い込んだ観光客は餌食になります

美味しかったから良いケドね


五老展望台
そろそろ暑さにバテてくる



写真は涼しげなんだけど
気温は30度超えの夏日




展望カフェに逃げ込んだ

まだまだ走るつもりだったけど
回復できずに撤収。

もう若くないと実感する。

朝から日本海まで走ろうと、
密かに企んでいたものの、
目覚めると腰に鈍痛。
前日の山歩きの後遺症だ。

起き上がると痛くて腰が伸びない。
ひと呼吸して歩き始める。
徐々に腰が伸びていく。
ベッドから起き上がった時は猿で、
寝室のドアを開ける頃にアウストラロピテクス、
トイレでネアンデルタール人、
階段を上がりながらクロマニヨン人になり、
2階のリビングでヒトになる感じ。






そこでソファーへ横になると、
また猿からやり直しです。

なにか食べたいと、
冷蔵庫まで行って帰ってくる間に
猿からヒトへの進化を繰り返す。


そうこうしているうちに
8時出発予定が、
9時になり10時になり
いつまで経っても動けない。
開き直って映画を観たりして
ダラダラ過ごす。

お昼を迎えて、
痛みを堪えつつ動けるようになる。
前日、ライダーシューズをキレイにしたから、
バイクに乗りたい。

近場のツーリングコースをのんびり走る。



大けやきで休憩。
そろそろフクロウが住んでるはずだけど、
簡単には姿を見せない。

以前この近くで見かけた
雰囲気のあるバス停を探そう。

あった！



丸太柱に茅葺き屋根。
ベンチは手作り。




通学時間のみ1時間1本の運行。
土日祝は運休。

うーんスゴイ
大阪府内にもこんなローカルがあるんだ。

自然が好きで、海よりも山が好き。
将来はコッチに住みたいとも思ってる。

文庫本を持って、バス待ちしてみたい。
乗り遅れて2時間バスが来ないとか、
そういう時間の流れの中で暮らしたい。
きっと本があれば2時間くらい平気だもんね。

MGに乗ってる頃
名古屋まで修理に持ち込んで、
ローカル鉄道で帰りたくって鈍行に乗ったら、
大崎で1時間待ちだった。

ヒトケの無いホームで
1両だけの電車とか飽きずに眺めて過ごした。

時間がユックリ流れる感じが好きだ。





このバス停では
雨の降る夕暮れには
トトロが猫バスを待っていそう。





長靴が置いてあるのが謎だな。

靴を置き忘れるって無いよな。裸足で行くはず無いもんね。

じゃあ「ご自由にお使い下さい」みたいな？
シチュエーションが見えない。

正解をご存知な方
コメントお待ちしております。😕

MTBやってた頃だから20年くらい前か。
山の中で見つけた「東海自然歩道」なるコース。　
地元箕面国定公園から
東京の高尾山国定公園まで
総延長1700キロを超える
現代の東海道五十三次だとか。

歩き繋いで、全コースを制覇するチャレンジがあると知り、当時忍頂寺まで1度歩いたきりで忘れてた。

朝から快晴の憲法記念日。
運動不足だから歩いてみよう。

出発地点までのアクセスがキモ。
1度目は、車で行って歩いた後に
バスで駐車場まで戻ったんだっけ

旧の勝尾寺参拝道(荒れた山道)で登ったら、
出発地点に行くだけでヘトヘトになった事も。

3回目ともなると賢く行きたい。

勝尾寺までバスで行って、
出発地点まで歩くのが1番楽だな。
歩いた後に戻る必要もなく、
ローカルバスで街に帰れば良い。

Google naviで公共交通ルートを調べ、
最寄りのバス停まで歩く。

バス停へ向かう途中、同僚ケイタに会う。
彼は箕面の滝道へ歩くと言う。
同じような事を考えるもんだね。
滝道は箕面の西端で、勝尾寺は東端。
互いの健闘にエールを送りつつ分かれる。

バス乗車前に補給食を買うつもりだったけど、
立ち話をした事により、時間がなくなる。

この先、どこかで買えるだろうと考えたのが
間違いの元。

バス停に着くと3分前。
行き先の違うバスをやり過ごし、
目当てのバスを待つ。

ルートを確認しようとスマホを見ると、
naviの開始ボタンを押していなかったのか、
いろんな経路が出てきて分からなくなる。

時間通りに来たバスに乗り、
車内でルート確認続行。
元のルートを見つけたけど、
「バス遅延中」の赤い文字。

えっ時間通りに乗ったけど？

バスは新御堂筋を北の端まで走り、
山麓線を右に曲がれば正解。
少々行き先が違ったところで、
乗継バス停まで歩けばリカバリーできる。

ところがバスは左に曲がった。
乗るバスを間違えたか
左に曲がるとリカバリー不能だ

仕方ない、遠回りだけど箕面駅で降りて
滝道からアプローチするか。

更に想定外、手前のルミナスの森が終点。
山の中腹の高層マンション地帯だけど、
山の上に繋がる道はなし。
自力で下って再び山に登らないといけない。

微かな期待も打ち砕かれ、滝道は却下。
ドライブウェイを歩いて、途中林道に入れば、
遠回りながらもなんとか行ける。

ただ、どんどん遠回りになってるけど、
体力は持つのだろうか？



箕面市街を見下ろしながら元気に登る。




林道入り口に到着。
運動不足は否めない。
足の裏が少し痛い。
ユックリ歩いていると
白髪の婆さんにアッサリ抜かれた。




大好物の馬の背未舗装路だけど、
既にカラータイマーが点滅している。




やっとたどり着いた起点。
気力を振り絞り歩きだす。



しかし、この時点で歩行距離7キロ超え。
お腹も減ってきた。
やはり補給食なしでの入山は無謀過ぎた。



スタート地点に辿り着くだけで
エネルギー消費がはげしい。



その上、早々にアスレチックな路面。
これが最初の洗礼だ。

しかし、
東から歩いて来た人のゴールとしては
荒々し過ぎじゃない？

歩き始めると思い出してきた。
スタートしてしばらくは、
山をテッペンまで登って、
下まで下って
また次の山を登っての繰り返し。

エンドレスな攻撃に
若い心も折れそうになったはず。

老いた心は経年劣化により、
あの頃よりモロくなっている。

撤収決定
ルート変更してバスで帰ろう。
山道を1時間ほど歩いて
バス停に向かっていると、
さっきの白髪の婆さんとすれ違った。

どんだけ歩いてるんだろ。
完敗です。

結局、思っていたコース歩きはできず。
それでも歩いた距離は12キロ。




獲得標高は階数換算で57階分。



日本一のあべのハルカスが60階…。
日本のビルは、ほぼ全部階段で上がれるなぁ。

普段自動車通勤で、
1日の歩数が千歩程度だから、
いつもの20倍歩いた事になる。

翌日、このダメージは確実に現れる。