
アルトで週末、あずみ一家でお出かけしていると 妻から一言。
「アルトの助手席って、なんか酔いやすいよね…、ちょっとした遠出もしんどいかも。自分が運転してる時は気にならないけど」
これはまずい…!
平日は妻が乗っているので、休日は少しくらいの遠出くらいはアルトを使いたい!
普段から、頭が揺れない運転を心掛けてはいたのですが、それでもまだまだスムーズさが足りないようです。
ちなみに、ほぼDモード使用でした。
しかし、アルトを買うワガママを聞いてくれた妻は、あずみアルトの絶対神であり、なんとか満足いく結果を得なければいけません。
さぁ、研究開始です!
(ちなみに長文ですので、苦手な人はスルーして下さいm(_ _)m)
あ、それとワタクシは まだまだ納車1ヶ月の走行距離たったの約1000キロの、AGS研究生ですので、ベテランの方や高橋涼介並みの「AGS理論」をお持ちの方は、温かい目で見守って頂けると助かります。
f^_^;)
まずはアルトのターボエンジンとAGSの特性(弱点)の研究です。
私自身が、ターボ車の所有が初めてということもあり、体にまだ馴染んでません。
今まで乗っていたNAでは、アクセルで狙った通りの加速が出来ます。
加速はアクセルを踏んでいくと、その分狙った通りの縦Gで加速が出来ます。
しかしアルトのターボエンジンは660ccながら、アクセルを軽く踏んでもトルクがモリモリ湧いて来て、前へ前へと進んで行きます。縦Gがモワッと掛かるのです(しかしこのターボの加速が、たまらんのですけどね!)。
ゆっく〜り進む分にはコントロールできますが、周りの流れについていくように遅すぎない加速でのコントロールは少々難しく感じます。
そしてAGSのDモード。
いやいや、制御は素晴らしいものだと思いますよ。中級クラスだとかの例えは良く分かりません。人によって感覚が違いますもんね(^.^)。
AT限定免許の妻も、自分が運転する分には慣れた、許せる。と言うレベルです。
ただ、昔自分がやっていた 隣に人を乗せたときの MT操作の気遣いの再現が 難しいのです。
AGSがクラッチを切る時間は長くないとは思いますが、クラッチ切りに入る寸前の制御が 少々思い通りにいきません。
MTでは、縦にカクンと揺れないようにする為に、変速前に「加速でも減速でもない一定速度」を作る必要があり、速度が一定になった瞬間にクラッチを切る→速度を変えずにショックがないように優しくクラッチを繋ぐという操作をしていました。
ポイントはなだらかに減速→一定→優しく加速という風に、点ではなくなめらかな曲線でスピードを変化(加速)させるということ。
しかし、AGSのMモードは 速度が一定になる前にクラッチを切ってしまうので、失速感が出るのです。
さぁ、どうしたものか。
そこで安易に思いついたのがMモードです。
Mモードなら変速のタイミングだけはコントロール出来ます。
しかもクラッチの繋ぐ時間も短縮されますので、失速を防げます。
さぁ、やってみましょうか
ハイ1速〜、ゆっくり踏む〜、
グワッ!
ハイ加速し過ぎ〜…
も一回
1速〜、ゆっくり踏む〜、すかさずゆっくり抜く〜(この間約1秒)、レバーを引いて〜、2速〜
お、だいぶ良いではないですか。
ターボのモワッとしたトルクの上がるタイミングで、微妙にアクセルを抜いて、加速も一定に変えていきます。
スムーズに加速しつつも、優しく優しく…。
…てな感じで研究中です(^_^)
だいぶスムーズになりつつあると思います。
ちなみに、妻が隣の場合はパドルは使いません。
なぜならば、変速直前にレバーに手をかける事で、変速タイミングを知らせる意味もあります。
「不意打ちでガクンとなるよりは幾分か良い」と妻からも評価を得ました。
パドルのペコって音も、なんか不快だし、曲がるときはどこにあるか分からなくなるし。
その点、レバーは静かで安心出来ます。
形状は悪いですがね!プリプリ
きっと、私の経験が少ないだけで、Dモードも極めればさらにスムーズになるんでしょうね。
AGSのネガな部分に感じるかもしれませんが、これはあくまで、あずみアルトの絶対神崇拝運転であって、妻も言うように、自分が運転する分には 気にならないレベルのお話です。
私にとっては死活問題ですので…σ(^_^;)
それを差し引いても、トータルで見て、とても楽しいクルマです!(今回は研究がテーマですので、細かい点は語りませんが)
しかも、AGSを攻略するという奥深さも相まって、手に入れて初めて "試乗だけでは入り口しか見えていなかった"ことに気付きました。(私、5回程試乗してました。しかも、Dラーさんに1人で乗ってきて良いですよ〜って状態の方が多い)
まだまだ、妻を満足させる為に、車体自体の改善も妄想中です。
これはまたの機会に…。
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2015/08/31 22:37:26