純正インタークーラー圧力損失低減加工
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
以前からやりたくて、やっと実行に移しました。
とにかく安く、効果を実感できると評判の定番チューン。
先輩たちの整備手帳を参考にしながら進めました。
※あくまで私個人の作業風景ですので、実施しようとされる方は自己責任で!
※インタークーラー内にアルミ棒を埋め込むので、外れてエンジン内に吸い込まれると大変なことになるというリスクも忘れずに。
※大丈夫ですか?の質問には答えられません。
責任持てませんので。
まず準備するのはΦ5(直径5㎜)のアルミパイプ。
約300円です。
これを47㎜の長さでカット。
必要な本数は8本です。
2セット分作成してます。
2
最終的に47〜48㎜ほどになれば良いので、私は長めにカットして、ニッパーでカット。
カットと同時に先端も潰れて思った通りの形状になりました。
しかし、潰れた先端に隙間が空いたりしたので、さらに手を加えたりと少々手間取ったりしました。
カットするのもニッパーといえども握力を使うので、割と大変…。
カット後にダイヤモンドヤスリでバリ取りと形を整えました。
インタークーラーを外してからこれをやっていると時間が掛かってしまうので、予め作っておいた方が効率的ですね。
さあ、準備は万端です。
3
インタークーラーをバラしていきましょう。
導風箱を外します。
クリップ6個を外します。
そしてインタークーラーを外します。
2本のボルトとホースバンドを2つ外します。
あとは引っ張ればインタークーラーが外れます。
4
外したホースに虫やらゴミやら入ったら大変です。
テープで塞いでおきます。
そして、インタークーラーのコアを傷付けないように段ボールで養生です。
インタークーラーはカシメで固定されているので、最初はマイナスドライバーで外そうとしてましたが、歪んできそうだったので良いものは無いかと探すと、ありました。
ペンチの先端を曲げて作成した、自作のクリップ外しです。
サクサク作業が捗ります。
※外すのはタービン側のみ。
ここで注意点ですが、カシメ部分は非常に脆いですので、急激に曲げないこと!
運が悪いと折れます。
5
タービン側…、つまり空気が送り込まれる方ですね。
タービンで圧縮した空気が勢いよくここに入ってくる訳です。
圧縮されて熱くなった空気が勢いよくインタークーラーに飛び込んで ここで冷却される訳ですが、この段々とした溝だらけの入り口からインタークーラーに飛び込む訳ですから、乱気流が起きてスムーズに空気が流れない…ってネットで見ました。
そこで予め準備しておいた、Φ5の47㎜にカットしたアルミ棒を入れていく訳です。
…!!!!!(゚o゚;;
トラブル発生!!!
棒が短い!!
写真を見直してみると、ノギスの寸法が「42㎜」で固定されてました…。
( ;´Д`)アッアァ〜〜!
作業出来る残された時間もそんなにありません。
インタークーラーを開いた以上、中断する訳にもいかないので、ヴォロクシーですぐさまホムセンにてアルミパイプを買い足し。
あずみの妖精本気モード発動!
棒をサンダーで48㎜ほどでカット。
そのままサンダーでバリ取りと形を整えます。
(形を整えればほぼ47㎜ほどに)
サクッと8本作成。
6
次は、隙間なく先端を潰せるように、使わない100均で買ったニッパーの刃先をグラインダーで平らに加工。
ニッパー型プライヤー、通称ニップライヤーの完成です。
サクサク潰していきます。
切らずに潰すだけなのでラクラク。
こりゃ便利だ。
※写真は作業終了後に余ったパイプを潰して作成したので、形も整えてません。
潰した後にダイヤモンドヤスリでバリ取り実施。
これで土佐銘菓「かんざし」形状のパイプが完成です。
「かんざし」は、あずみの妖精が実家に帰ると大体買う高知のお土産。
あまくて こじゃんと うまいがよ。
セットの中にはさくらんぼ味(だったかな?)の「かんざし飴」雨が付属します。
「かんざし」は、よさこい踊りの歌詞でもあるように、「はりまや橋で坊さんかんざし買うを見た」からですね!
話がそれました、以後気を付けます。
…で、加工した写真を撮り忘れてたりする訳ですよ…( ;´Д`)
イチバン肝心の出来上がりを…。
撮ったと思ったのにチョーショック…。
なので、完成品は他に実施されている方々の整備手帳を参照にして下さいませ。
…で、私のやったやり方は
ハンマーを使ってパイプを打ち込みました。
…といっても、ほとんど力を入れてません。
非常に変形しやすい繊細な素材なので、とにかく軽く…かる〜い力でコチコチと。
100均で売ってるホビー用のごく小さなハンマーでもいいと思います。
打ち込んだ後に、パイプを包み込むようにカシメる訳ですが、ここもペンチで挟み込んで潰すやり方ではなく、パイプを包み込むように軽くハンマーでコチコチ叩いてパイプになじませます。
満遍なく、隙間なく、コチコチとカシメました。
とにかく当たるか当たらないかくらいの力です。
両端の部分は叩きにくいので、養生テープで先端を養生したラジペンでクニっと絞り込みました。
力を入れすぎると千切れるので注意。
なかなかの見栄えの良い(見えないけど)仕事だったと思いますが、証拠写真をお見せ出来ないのが残念です。
どうせ見られないので、雑でも言ったもん勝ちです(笑)
7
文章ばかりになってしまい、申し訳ありませんm(_ _)m
では、インタークーラーを組み直していきます。
固定用のカシメはウォーターポンププライヤーを使うとやりやすいです。
ここでも、力を入れるときはジンワリと…。
ツメを急激に変形させないように、ゆっくりと握り込みます。
シッカリとカシメを確認したら、逆の手順で取り付けますが、導風ボックスとインタークーラーの間には微妙な隙間があったりするので、ここから風が逃げないようにエプトシーラーも貼り付けました。
…で、走った感想ですが
体感できました。
大きな変化では無いですが、少しトルクの立ち上がりが良くなった感や、少しトルクが太くなった感を感じました。
主に全開時です。
300円で体感出来たので、コスパとしては素晴らしいモノですね!٩(^‿^)۶
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